外国料理店がひしめく六本木。そんな六本木のメインストリートから少し奥に入った裏通りに店を構える。小さな看板は思わず見落としてしまいそうだが、実は、都内で2番目のタイ料理店として1983年にオープンした、押しも押されぬ老舗。 店内はいつも賑わっているが、「料理がすぐ出てくる」と評判。その訳は、店の広さにしては圧倒的に多い5人という人数のタイ人コックさんを抱えているため。メニューは全部で約85種類で、特にサラダ、炒め物類が充実している。素材は週に1度、タイから仕入れているが、同じ食材でも、おいしいものならば日本のものも使用しているそうだ。 平日のランチタイム、金曜の夜はたいてい満員なので、時間に融通のきく人は、土曜や日曜の昼間に行くのがベスト。また、メニューブックにはない裏メニューもいくつかあるようなので、どうしてもという方は、特別にリクエストしてみてもいいかも。