20年までに本社工場を閉鎖、古河新工場へ段階的移転=日野自2011年1月20日18時15分 [東京 20日 ロイター] 日野自動車<7205.T>の白井芳夫社長は20日の会見で、東京都日野市にある本社工場から茨城県古河市に建設する新工場に段階的に生産を移転し、2020年までに、日野本社工場は閉鎖することを明らかにした。本社や技術部は日野に残る。 茨城の新工場は、土地の取得などを併せた総投資額が500億円強になる見通し。まずはノックダウン工場を移転し、2012年春には新工場で稼働を開始する予定。その後、コア部品製造や車両組み立てを順次移転し、2020年までには移転を完了させる。日野本社工場の生産能力は10万台規模だが、古河市の新工場はほぼ倍増の20万台規模とする。 白井社長は、工場移転の理由について「日野工場では、生産台数を増やすことが難しい。また、新しい生産システムに移行するためには、生産