元ポルトガルリーグ審判のジャシント・パイシャオ氏がユーチューブに掲載されたビデオを通じ、過去にFCポルトからわいろを受け取っていたことを告白した。同氏の証言は、2004年にポルトガル検察局の調査対象となったものの、同国の裁判所では却下されていた。 法廷に提出された証拠の中には電話による通話記録も含まれており、この中でポルトの関係者は、チームに有利なジャッジをする見返りとして、審判団に売春婦や高価な旅行などを提供していたという。 ポルトは当時(02−03、03−04シーズン)、現在レアル・マドリー監督を務めるジョゼ・モリーニョ氏の指揮のもと、ポルトガルリーグ優勝を果たした。だが、“金メッキの笛事件”と称された審判買収スキャンダルにより、同クラブが巧妙に審判団を味方につけた経緯が明らかにされた。 ポルトガル紙『ア・ボーラ』は、この証言が真実であると伝えた上で、脅迫を受けていると見られるパ