ヨハン・クライフ氏は、18日付のスペイン紙『エル・ペリオディコ』に掲載された自身のコラムの中で、16日に行われたリーガ・エスパニョーラ第32節の“エル・クラシコ”(伝統の一戦、1−1)を振り返り、レアル・マドリーがホームでバルセロナを前に採用した超守備的な布陣に苦言を呈した。 「16日の試合でジョゼ・モリーニョ監督が採用した守備的な布陣こそ、バルセロナに対する最大の賛辞と言えるだろう。ホームの試合で7人の守備(4バックに3ボランチ)を配置したことは、彼がバルセロナのサッカーに並々ならぬ恐怖を抱いていた何よりの証しだ。少なくとも今までは、“サンチャゴ・ベルナベウ”(レアル・マドリーの本拠地)で守備的な試合をすることは、レアル・マドリーの監督にとってある意味タブーでさえあった。そしてその傾向は、リーガ・エスパニョーラで優勝していた時期でさえも変わることはなかった。その事実は、守備的なサッカー
LFP(スペインプロリーグ機構)とスペインのテレビ局が、来季のリーガ・エスパニョーラの試合開始時間を大幅に改定する意向であることが分かった。この改定案が決定すれば、これまで試合がなかった土曜日の16時(日本時間23時または24時)や日曜日の12時(日本時間19時または20時)という早い時間帯にも試合が組まれることになる。 この改定の目的は、試合時間を分散することで、同じ時間帯に複数の試合が行われることを避けることにある。つまり、これまでは不可能だった「全10試合を生中継で見る」ことも可能となる。 改定案では、土曜日に4試合(16時、18時、20時、22時スタート)、日曜日に5試合(12時、15時、17時、19時、21時スタート)、さらには月曜日にも1試合(21時スタート)が行われる予定となっている。 (C)MARCA.COM 【関連記事】 ・ 今週末のリーガは予定通り開催、6クラブの
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝の組み合わせ抽選会が18日、スイスのニヨンで行われ、長友佑都が所属する前回王者のインテル(イタリア)は内田篤人が所属するシャルケ04(ドイツ)と対戦することが決まった。 前々回優勝で、今大会も優勝候補のバルセロナ(スペイン)はシャフタル・ドネツク(ウクライナ)と対戦する。 準々決勝の第1戦は4月5、6日に、第2戦は翌週の12日と13日に実施。なお、この抽選会で準決勝以降の組み合わせも決まった。決勝は5月28日に、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる。 準々決勝以降の組み合わせは以下の通り。 準々決勝(第1戦4月5、6日、第2戦4月12日、13日) (1)レアル・マドリー(スペイン)VS.トッテナム(イングランド) (2)チェルシー(イングランド)VS.マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) (3)バルセロナ(スペイン)
肝臓に腫瘍(しゅよう)が見つかったバルセロナのフランス代表DFエリック・アビダルの手術が17日に行われ、無事に成功した。 腹腔鏡(ふくこうきょう)を使った手術は3時間を要したが、大きな問題はなく腫瘍を摘出することができた。執刀した医師によると、経過が順調であれば、アビダルは約1週間で退院できるという。 (C)MARCA.COM 【関連記事】 ・ バルセロナのシャビ「アビダルなら必ずや病気を克服できるはずだ」 ・ バルセロナのアビダル、肝臓に腫瘍がみつかり緊急手術 ・ “小さなチーフ”マスチェラーノの復権=コラム ・ アビダル「今のペースを続ければもっと差は広がる」 ・ リーガ・エスパニョーラジャンル・ブログ一覧(スポーツナビ+) [ スポーツナビ 2011年3月18日 11:48 ] 前後の記事 - [サッカー]C・ロナウド「CL準々決勝の相手はユナイテッドかシャルケがい
アーセナルのニクラス・ベントナーが、バルセロナのチャンピオンズリーグ(CL)敗退を決めるゴールを決めようとした瞬間、ハビエル・マスチェラーノが伸ばした足がボールを突いた。試合終了間際のあのシーンは、バルセロナファンにとって、網膜に焼き付いて生涯離れないだろう。 チームを救ったあのプレーが、バルセロナにとって決定的な意味を持つものだとしたら、それは先日頭を丸めたグラディエーター(剣闘士)にとっても同様、いやそれ以上に、キャリアで初めて体験した決定的なプレーだったと言える。そして今後もマスチェラーノは、カタルーニャのチームでキャリアを築いていく中で、同様のプレーを見せていくことになるかもしれない。 昨夏、バルセロナがリバプールに払った2200万ユーロ(当時のレートで約23億5000万円)の移籍金については、多くの人々が「高すぎる」と言い続けてきたが、今では大半の同意を得るようになった。今季
内田(写真)や槙野がメッセージを送ったほか、世界のフットボール・ファミリーが日本を励ましている【写真:ロイター/アフロ】 「その時、どこで何をしていたのか?」 世界的な事件や災害が起こったときに、このような問いかけが成立する。最も分かりやすい例が、2001年9月11日の米国同時多発テロ。わが国でいえば、1995年3月20日の地下鉄サリン事件であろうか(同年1月17日の阪神大震災の場合は、夜明け前の出来事だったので、被災者以外は「朝起きてテレビをつけて驚いた」という人がほとんどだったと思う)。今回の東日本大震災は、国内における空前の災害ゆえに、日本中で「その時、どこで何をしていたのか?」という問いかけが繰り返されたことだろう。それくらい今回の震災は、日本のみならず世界中に強烈な衝撃を与えることとなった。 幸い、私の親族や交友関係、および仕事関係で、命にかかわる深刻な被害に遭った人はいなか
バルセロナのジョゼップ・グアルディオラ監督は12日、リーガ・エスパニョーラ第28節のセビージャ戦を前に行った記者会見で、前日11日に日本を襲った巨大地震の被災者に向けて、お見舞いと励ましのメッセージを送った。 「地震と津波の映像がすべてを物語っている。まさに破壊的な状況と言える。日本の皆さんに心からお見舞いを申し上げると同時に、一日も早い復興を願っている。近い将来、夏のツアーでアジアを訪れることがあれば、再び日本に行くことになるだろう」 セビージャ戦については、昨シーズン終盤にサンチェス・ピスフアン(セビージャの本拠地)で行われた同じカードでの悪夢を振り返った。この試合、バルセロナはメッシ、ボージャン、ペドロのゴールで3−0とリードを奪ったものの、残り20分を切ってからセビージャの猛攻を浴びて2点を失い、最後はなんとか逃げ切った。 「セビージャでは、わたしの監督としてのキャリアの中で
「アーセナルファンのみならず、一般的なサッカーファンまでもが嘆いているはずだ。サッカーをしたことのある人間であれば、あのようなことは起こらなかったはずだ」 8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦のバルセロナとの第2戦に3−1で敗れたアーセナルのベンゲル監督の怒りの談話だ。「あのようなこと」とは後半11分にファン・ペルシに対して出された2枚目の警告。セスクからのパスを受けて右足でシュートを放ったファン・ペルシだが、オフサイドの笛が鳴った後でのシュートアクションであり、主審は遅延行為とみなして躊躇(ちゅうちょ)なく2枚目のイエローカードを提示した。ピッチ上でのファン・ペルシの「大観衆のせいで笛が聞こえなかった」という言い分むなしく、アーセナルはそれ以後、約35分も10人でのプレーを強いられた。 試合後、セスクはスペイン国内でこの試合を生中継した『TVE』のインタビュ
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦が8日に行われ、バルセロナがアーセナルを3−1で破り(第1戦はアーセナルがホームで2−1と勝利)、2試合合計4−3として準々決勝に駒を進めた。この試合、アーセナルのロビン・ファン・ペルシが退場処分を受けたが、マッシモ・ブサッカ主審の判定について、当該国以外でも激しい非難の声が上がっている。 1−1で迎えた56分、オフサイドの笛に気づかずシュートを放ったファン・ペルシに、ブサッカ主審はイエローカードを突きつけた。すでに前半に一度警告を受けていたファン・ペルシは、2枚目のイエローカードで退場処分に。聞こえなかったとジェスチャーを交えて訴えたファン・ペルシだったが、言い分は認められず、以降アーセナルは10人に減ってしまった。 厳密にルールに照らせば警告できるケースではあるが、その3分前にアーセナルがCKから同点に追いつき、これから試合
バルセロナはメッシの2ゴールなどでアーセナルに勝利し、CL準々決勝進出を決めた【Getty Images】 8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の第2戦、ホームにアーセナルを迎え撃ったバルセロナは、メッシの2ゴールなどにより3−1で勝利し、第1戦との合計スコアを4−3として準々決勝進出を決めた。 サッカーの世界では、良いプレーをしたチームが必ずしも勝つとは限らないが、この日のバルセロナは、内容が伴った試合をすれば高い確率で勝利を得られるということを証明した。バルセロナは、序盤から一方的にボールを支配すると、相手のディフェンスラインの裏を積極的に狙う。また、守備でも厳しいプレスで素早くボールを奪い返し、相手にカウンターのチャンスすら与えない。一方のアーセナルは、GKシュチェスニーがわずか19分で負傷しアルムニアとの交代を余儀なくされるものの、守備陣がバルセロナに
涙ながらに現役引退を表明したロナウド。この日の会見は生中継され、海外メディアも多く集まった【写真:ロイター/アフロ】 2011年2月14日、“怪物”ロナウドが、祖国ブラジルで2年間の最後の輝きを放ち終え、ついにスパイクを脱いだ。 昼の12時40分から始まった会見は、ラジオでもテレビでも生中継された。『ラジオ・ジョービン・パン』では「ロナウドの会見を聞くために、ブラジルが止まった!」と伝えていたが、ブラジルに多くの喜びをもたらしてくれたロナウドの最後の瞬間を共有したいと思った人は、全国にたくさんいたはずだ。 彼ほど、多くの注目とともに生きてきたプレーヤーはいないだろう。苦しいときも、楽しいときも、常にメディの中心だった。そして、最後までその責任を全うした。引退会見の会場は、溢れんばかりの国内メディアはもちろんのこと、海外のメディアも集まり、カリスマと親しみやすさの両方を備えた偉大なるプレ
イタリアの名門ミランが日本初のオフィシャルサッカースクールを愛知・小牧市に開校する。ミランサッカーの普及を通して、子供たちの人間形成を手助けし、世界で通用する選手を育成することをミッションとしている。 スクール開校にあたり、ミランのレジェンド、フランコ・バレージ氏が来日。ミランアカデミー責任者のミケーレ・フェラリス氏、マーケティング担当のフランチェスコ・ギソ氏とともに、インタビューに応じた。ミランの育成メソッドはもちろん、長友佑都、ザッケローニ監督、日本人選手の可能性などについて、大いに語ってくれた。 ■将来有望な選手に出会いたい ――日本では最近、長友佑都選手がインテルに移籍したこともあり、再びセリエAが注目を集めています。長友選手はご存じですか? バレージ もちろん。彼は興味深い選手ですね。難しいと言われているセリエAで、日本のサッカー選手がどんなプレーを見せるのか、注視しています
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く