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  • 岡崎移籍問題とゼロ円移籍とJリーグの究極目標: 武藤文雄のサッカー講釈

    岡崎慎司の移籍問題がもめている。経緯はこう言う事らしい。問題点は、エスパルスの契約が1月31日まで残っていて、かつ欧州の移籍期限が1月31日なので、シュツットガルト入りするためには、エスパルス契約期間内に契約を締結する必要があるから、若干額だが違約金が必要だと言う事だ。これに対しては、慣例で違約金不要とか、時差の関係で日の契約が切れた後でドイツで契約すれば大丈夫とかの説があるようだが、そうなってくるとFIFAの裁定を仰ぐしかないだろう。 元々件は「シュツットガルト入り有力」と報道された1月の時点から噂されており、1月末にアジアカップから直接渡独した岡崎のシュツットガルト移籍発表直後も、こちらのような報道があった。しかし、昨日(2月12日)のニュルンベルグ戦でベンチ入り(あるいはスタメン)との情報が、あちらこちらに出ていた事もあり、ウヤムヤのうちに(?!)「丸く収まったのだろうか」と思っ

  • レンタル移籍について: 武藤文雄のサッカー講釈

    昨期、FC東京に所属していた赤嶺真吾がシーズン途中でベガルタにレンタル移籍され活躍。奇しくも両クラブが、J1残留を争ったために、このレンタル移籍を認めたFC東京フロントに、批判が集まった。今日は、そのあたりに触れながらレンタル移籍と言うものについて講釈を垂れたい。 件は、何せ私自身がベガルタサポータであるがゆえに、どうしても当事者意識があるので、とても書きづらいものはある。ただ、正直言って上記のFC東京フロント批判は、どうにも的外れなのではないかと思えてならないのだ。そして、各クラブが、そのような批判を怖れて、非常によい制度であるレンタル移籍に消極的になるのを怖れるものである。 FC東京のフロント批判は、たとえばエルゴラッソの番記者殿などが典型だが要約すれば、以下の2点となる。 ○残留争いをするやもしれぬベガルタに選手を貸す判断の悪さ ○直接対決での起用を禁止しない契約をした判断の甘さ

  • 遠藤保仁とオシム爺さん: 武藤文雄のサッカー講釈

    ワールドカップについても語り切れていない事が無数にあるのに、日本代表はさらに見事な試合を積み重ねてくれるは、Jリーグは毎週おもしろいは、ユース代表は何とも言えない試合をしてくれるは、書きたい事ばかりが貯まっていく。(ユース代表の短期的結果は残念だったが、前線の優れたタレントを見た限りには、日サッカーの将来は明るいと感じた)。さらには、ピッチ上の戦い以外にも、ヴェルディの存続問題、アルディージャの観客数水増し問題など、色々と講釈を垂れたい事が山積みだ。 で、今日のところは、先日の日韓戦の講釈で最後の数行のみでしか称えられなかった、遠藤保仁の代表100試合出場について、語らせていただこう。 ワールドカップ直前、私は遠藤の大会での君臨を期待した文章をまとめた。そして、遠藤は期待通りにすばらしいプレイを見せ、中軸として世界中の人々に日サッカーの質の高さ見せつけてくれた。そして、今回のアルゼン

  • アルゼンチンに勝った: 武藤文雄のサッカー講釈

    幸せな2時間だった。 日のほぼ完璧な組織守備、豪華絢爛な中盤選手達の競演、鮮やかな先制弾、腕章を巻く長谷部の信じ難いランクアップ、アルゼンチンの遠藤、田、香川への慎重な対応振り、このランクにも通用するようになった岡崎の確立、ザッケローニ氏の理詰めの采配、やはりすごいマスケラーノ、何よりもとうとうアルゼンチンを仕留められた事、そして...この90分間だけで、いくらでも講釈を垂れられる。当に幸せな幸せな2時間だった。 田圭佑と香川真二に対する厳重な守り方を見れば、この日のアルゼンチンの「気度」はすぐに理解できた。ワールドカップですっかりと高名になりロシアのトップ選手として機能する田、ブンデスリーガで絶好調の香川。この2人が前向きでボールを持つと執拗に複数選手がまとわりつく。さらには、バチスタ氏はワールドカップの映像をしっかり研究したのだろう。己の現役時代の展開力を彷彿させる遠藤にも

  • 2つのサッカー報道番組で再理解した岡田氏の成功要因: 武藤文雄のサッカー講釈

    今日は、贅沢なテレビサッカー報道番組を2堪能した。1つはWOWWOWの岡田武史氏インタビュー。おそらく引く手あまたであろう岡田氏を、有料テレビが独占インタビューに成功したと言う事なのだろうか。インタビューアは私の知らない俳優の方たしかったが、一般的な質問が主体ではあったが、かえってそれが岡田氏のホンネを引き出した感があった。 その終了直後、NHK教育テレビで、山浩解説委員のおなじみ「視点・論点」。こちらはスタッフ達による適切な準備を具体的に説明。山氏独特のわかりやすく明瞭な語り口で、「チーム岡田」を称えていた。 両番組が連続して行われたのは、単なる偶然だろうが、何とも濃密で贅沢な1時間を、じっくりと愉しみながら、岡田氏の成功要因を改めて整理する事ができた。 まず、岡田氏インタビュー番組。 「(目標としてベスト4をぶち上げたのは)、日が勝つためには、チーム全体で無心の状態まで入り込

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