東京新聞:ＣＩＡテロ容疑者秘密移送 日本を中継地化:国際(TOKYO Web)
【ワシントン＝嶋田昭浩】米中央情報局（ＣＩＡ）が、テロ容疑者として拘束した外国人を世界各地の秘密収容所に移送する際、中継点の一つとして日本の空港を利用していたことが三十日、明らかになった。関係者によると、航空当局に提出する飛行計画には実際に利用した関西国際空港でなく、成田空港が中継地として登録されていた。秘密工作の実態を隠蔽（いんぺい）するため、意図的に事実と異なる記載をした可能性も指摘されている。 人権団体などが移送工作の解明を進めてきた。今回判明したのは二〇〇二年ごろからポーランドなどのＣＩＡ秘密収容所で拷問を受け、〇六年以来キューバ・グアンタナモ米海軍基地内に収容されているパレスチナ人、アブ・ズベイダ収容者の移送ルート。 弁護団が同収容者をめぐる飛行ルートなどの関係資料を先月、ポーランド検察当局に提出。同国検察が今月二十日に同収容者を秘密工作の「犠牲者」と認定し、本格的な調査に乗り出
東京新聞:スカイツリー きょうにもアンテナ装着開始:社会(TOKYO Web)
塔頂部から徐々に伸び始めたゲイン塔。ここにアンテナが取り付けられる＝１７日、東京都墨田区で、本社ヘリ「おおづる」から（圷真一撮影） 東京都墨田区で建設中の東京スカイツリー最上部に設置する地上デジタル放送の送信アンテナが報道陣に公開された。十八日にも塔頂部から姿を見せ始めている「ゲイン塔」への取り付けが始まる。 ＮＨＫと在京民放、計六社の地デジアンテナは、日立電線が高砂工場（茨城県日立市）で製造。一つのアンテナはカプセル状で縦一・五メートル、横〇．四メートル、重さ五十キロ。ゲイン塔の外周を取り巻くように一周四十個、六社分で計六百四十個を取り付ける。 工事は塔頂部（四百九十七メートル）で行い、約三十人が従事。塔内部から少しずつ押し上げるゲイン塔に、ボルトでアンテナを固定する作業を繰り返す。 来春には全てのアンテナを取り付けたゲイン塔が、完成時の高さ六百三十四メートルに達する。 二〇一二年春の開
東京新聞:「日本のメッシになる」 八王子の小５、スペインへ:社会(TOKYO Web)
スペインのサッカーの強豪クラブＦＣバルセロナの下部組織「カンテラ」に、東京都八王子市の市立南大沢小の五年生野島快王（かいき）君（１１）が日本人で初めて入団する。代理人によると、すでに選手登録されており、来週中に現地に出発する。 カンテラはスペイン語で採掘場を意味し、各クラブの下部組織を指す。バルセロナは若手育成に定評があり、七月のワールドカップで優勝したスペイン代表の中心選手らも育った。年齢別にチームがあり、野島君は十一歳以下のチームに入る。 野島君は地元の南大沢ＦＣに所属し、ポジションはフォワード（ＦＷ）。得意のドリブルでゴール前に切り込み、得点を奪うプレーが持ち味で、三月にはＪリーグＦＣ東京の十二歳以下の選抜クラスにも合格。昨年と今年、スペインの他のチームのサッカー教室に参加し、帰国後にバルセロナから入団の誘いがあった。 現地へは家族は同行せず、ホームステイする。競争は厳しいが、野島君
東京新聞:スカイツリーと夜の華 隅田川花火:社会(TOKYO Web)
東京スカイツリーがそびえ立つ下町の夜空を鮮やかに彩る隅田川の花火＝３１日、東京都台東区で、本社ヘリ「まなづる」から（淡路久喜撮影） 東京の夏を彩る「第三十三回隅田川花火大会」が三十一日夜、東京都台東区、墨田区の隅田川両岸で開かれ、約九十五万二千人の見物客（実行委員会調べ）が二会場から打ち上げられる計二万発の大輪の華を楽しんだ。
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東京新聞:ＣＯＰ１０ 議定書案まとまらず:政治(TOKYO Web)