先日、「iPad」という名称が富士通によって商標登録されていた、ということが明らかになったが、Appleは富士通が「iPad」を商標登録していたことを知らなかったわけではなく、事前に(そして秘密裏に)対策を講じていたようだ(マイコミジャーナルの記事)。 記事によると、富士通は「iPad」の商標登録を出願していたものの、特許商標局に要求された「既存の商標との違いを説明する追加情報」を提出していなかったため、いったん出願プロセスを放棄したものと見なされていたそうだ。その後富士通側は出願プロセスの回復を訴え、2009年9月に商標登録が一旦発行された。この段階で30日間の間異議申し立てが無ければ商標登録が有効となるのだが、同9月末にAppleが異議申し立て延長を申請、さらに2度に渡って延長申請を行ったため、現在でも異議申し立てが行える状態になっているとのこと。 また、iPad発表の10日ほど前には