財団法人日本書道連合会が主催する「第86回全国書き初め展」で最優秀賞に選出された小2児童の作品が、インターネットに出回っている他人の作品をプリンターで印刷したものであったことが判明、5日付で受賞が取り消されていたことが本紙の取材でわかった。インターネットを使った書道の盗作が明らかになったのは全国でも初めて。 渋谷区にあるさわやか区民センターで4日から行われている書き初め展の来館者からの指摘で明らかになった。関係者によると、盗作の指摘があったのは、最優秀作品賞を受賞した世田谷区内の小学校に通う2年生女児の作品(写真)。 半紙の下部中央に小さく「2」と読める字が書かれていたことから、女児の家族に確認を取ったところ、プリンターを使って印刷をした際、ページ番号もそのまま一緒に印字したものであったと認めた。 調査によると、盗作の準備は女児の父親が担当。インターネットで見つけた作品をダウンロードし、そ
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