大阪府は政策をPRする「ゆるキャラ」が増えすぎて狙いが裏目に出ているとして「ゆるキャラ」のリストラに踏み切ることになりました。 大阪府では政策をPRしたり、施設を紹介したりするため各部署が独自に「ゆるキャラ」をつくり、これまでに45体にまで増えましたが、どれも全国的に知られているとは言えません。 松井知事はきょう「種類がありすぎて何を広報したいキャラクターなのか不透明になってきた」と話すなど「ゆるキャラ」が増えすぎて狙いが裏目に出ているとして大阪府はリストラに踏み切ることになりました。 大阪府は夏ごろまでにリストラの基本方針を決め、その後、絞り込みを進めていくしています。 一方で全国に打って出る統一キャラクターも必要だとして45体の中から大阪府の鳥「もず」をモチーフにした「モッピー」を起用することにしています。 今月に入って松井知事と一緒に行動することが多くなった「モッピー」は、きょうから
完成から81年たつ大丸心斎橋店本館(大阪市中央区)が、建て替えられる見通しになった。近代の大阪を代表する歴史的建造物のひとつだが、老朽化に加え、周辺の百貨店が次々と増床・改装しており、対抗が必要になった。 1933年に完成した本館は、米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作のひとつ。アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」で知られる。大理石を多用し、玄関ホールの天井にはイスラム様式の幾何学模様アラベスクもみられる。45年の大阪大空襲で上層階を焼失したが、その後、雰囲気を保ったまま修復・増築された。 ただ、最近は古さが目立っていた。そこで大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJフロントリテイリングは、10日発表の中期経営計画に「心斎橋地区再開発計画の具体化」を盛り込んだ。 大丸松坂屋の好本達也社長は「本館建て替えを含め、前向きに検討している」と話す。南館、200
大阪府のゆるキャラが45体と飽和状態の今、大半が“リストラ”の危機に瀕(ひん)している。府には熊本県の「くまモン」のようなエースがおらず、3月末の幹部会議でもキャラが多すぎて知名度が低い問題点が指摘された。広報に統一感を持たせるため、最古参の「モッピー」に一本化することを軸に、今後1年かけて各キャラクターの広報効果を検証するなどし、「人員整理」を行う方針だ。松井知事も苦言 「統一キャラクターの設定が必要ではないか」 3月28日の府部長会議で大江桂子府民文化部長が切り出した。府が管理するゆるキャラが21部局で34種類計45体に上るなど、知名度が低く、府として統一的な広報戦略ができていないことを挙げ、モッピーを統一キャラクターに推薦。松井一郎知事も2日の定例会見で「キャラクターが多すぎて、それぞれが何を宣伝しているのか分からない」と苦言を呈し、千葉県船橋市の非公認キャラクターを引き合いに「ふな
大阪府東大阪市の市立中学で45歳の男性が教員免許を偽造し、15年間にわたって無免許のまま教壇に立っていた問題を受け、府教育委員会が府内小中学校の教諭約1万5千人を対象に教員免許の保有状況を調査したところ、「手元にない」と申告した教諭が数百人から千人近くに上ることが2日、分かった。信頼回復を目指したい府教委は電子登録システムを活用し、1人ずつ免許の所持確認をしているが、あまりの人数の多さに調査は難航している。 調査は府教委が人事権を持っていない大阪、堺両政令市などを除く公立小中学校の全教諭が対象。3月、市町村教委を通じて依頼し、各校長が教員免許状の原本を確認する方法で約9割の保有を確認したが、一方で「あるはずだが見当たらない」と返答する教諭が続出。未集計だが数百人から千人に上るという。 教壇に立つには免許状の保有が要件だが、車の運転免許証のように常時携帯する義務はない。ただ、無免許で15
大阪府泉佐野市の小中学校図書室から、子どもたちの知らない間に「はだしのゲン」が消えていた。きっかけは作品の「差別的表現」を問題視した市長の意向だった。市長の価値観で教育行政が左右された事態を校長らは批判。市教委は20日に返す方針を示した。 「いかなる理由があっても、市教委が一方的に蔵書の閉架や回収を行うことは校長として違和感を禁じ得ず、到底受け入れられない」 市立小中学校の校長でつくる市立校長会は1月23日、強い調子で回収に抗議する文書を中藤辰洋教育長に手渡した。だが教育長は市長の意向を理由に「何らかの指導が必要」と譲らず、「閲覧記録を確認するなどして読んだ子を特定し、個別に指導できないか」と打診したという。 校長会はこれを拒否。「不適切な表現があるからといって一律に閲覧制限をするのは教育になじまない」「大量の蔵書から不適切な表現が含まれる作品を拾い出し、語句を逐一訂正指導するようなことは
「はだしのゲン」読めなくなっていた 泉佐野の市立小中の図書室 朝日新聞デジタル | 執筆者: 編集委員・西見誠一、倉富竜太 投稿日: 2014年03月20日 08時50分 JST | 更新: 2014年03月20日 08時55分 JST 漫画「はだしのゲン」 中沢啓治著 汐文社(コミック版全10巻) | 時事通信社 メルマガ登録: メルマガ登録 フォロー: はだしのゲン, はだしのゲン 千代松市長, はだしのゲン 千代松大耕市長, はだしのゲン 泉佐野市, はだしのゲン 閲覧制限, 千代松大耕, 千代松市長, 社会, ニュース 「はだしのゲン」回収 泉佐野の市立小中の図書室 戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を大阪府泉佐野市教委が1月、市立小中学校の図書室から回収し、子どもたちが今月19日まで読めない状態になっていたことがわかった。作品に「差別的表現が多い」として問題視し
女子大生の性犯罪被害の防止を目的に昨年、大阪府警と府内66大学が、全国初となる性犯罪に特化した連携システム「防犯キャンパスネットワーク大阪」を発足させた。府警が府内の性犯罪統計や防犯情報を大学側に配信するほか、大学側も相談窓口を設置するなど、協力して性犯罪抑止に取り組もうという試みだ。背景には、大阪の性犯罪の認知件数が圧倒的に多く、中でも若い女性の被害が目立っていることがある。特に女子大生は一人暮らしを始めたり、飲酒する機会もできたりと、これまでの生活が一変するケースも多い。被害者を1人でも減らすために-。警察と大学の強力タッグが女子大生を救う。寸劇で防犯指導 昨年11月、大阪大谷大の大学祭である寸劇が披露された。夜道で女性が突然、後ろから男に抱きつかれるストーリー。「加害者のすねをける」「防犯ブザーを鳴らす」などさまざまな撃退法が紹介された。演じたのは、大学祭実行委員会の有志でつくる演劇
「来院患者はモニターで確認してから院内に招く」「診察券や健康保険証を出すのは診察室」「受付台を高くして、患者のプライバシーを守る」「薬の処方は個室で医師が直接する」-。4月に移転、開業した産婦人科医院「典子エンジェルクリニック」(堺市北区北花田町)には、これまでの医院にほとんどなかったアイデアがたくさん取り入れられている。この独自の取り組みは試行錯誤の末に生まれたものだが、院長の舩越典子さん(48)は「誰に教わったかというと、患者さん」という。どの工夫も患者の目線で考え出されていたのだった。(山崎成葉)プライバシーを守る 住宅街の一角にあるクリニックの玄関にはチャイムがある。訪れた患者がチャイムを鳴らすと、院内のモニターで確認したうえで自動ドアを解錠し、舩越院長や女性スタッフが出迎える。 「ただでさえ産婦人科は行きにくいといわれる。“お友達の家に来ました”という感覚で恐怖心をなくしてもらい
「世界エイズデー」の1日にちなみ、早期発見につながるHIV(エイズウイルス)検査を受けるように呼びかける街頭啓発活動が、大阪府をはじめ全国各地で行われている。「早期に治療すれば症状を抑えられる」というイメージは広がったものの、検査を受けている人は若者が目立ち、実際に新規患者が増えている中高年は少ないという。 「エイズという病気があるのは知っていたけど、自分とは関係のないものだと思っていました」 大阪検査相談・啓発支援センター「chotCASTなんば」(大阪市浪速区)を訪れた40代の男性がぽつりともらした。過去に風俗店を利用したことが不安になり、検査を受けに来たのだという。 府と大阪市が無料・匿名でHIVの検査・相談を行っている同センターは、年間約5千人が訪れ、検査開始前から行列ができる。そのほとんどが20~30代の若者で、中高年は検査を受けることをためらいがちだ。背景には社会に残るエイズに
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く