実際に音質を評価したのは、JEITA加盟企業11社から選ばれた220人。いずれも音に関係した仕事を持つプロフェッショナルだ。検証方法はいたってシンプルで、最初に音源(CD)を聞き、その後で音源と圧縮音楽がランダムに流れる。基準となるCDとの差をチェックして、違いを「わからない」「わかるが気にならない」「気になるが邪魔にならない」「邪魔になる」「非常に邪魔になる」の5段階で評価した。時間制限などはなく、被験者は何度でもソース音(CD)に戻ることができる。また個人のプライバシーを尊重し、テストは原則無記名とした。 この方法で、ビットレートの違いから生じる音質を検証したところ、100Kbpsを境にして原音との差が如実に表れるという結果が出た。320Kbpsや256Kbpsでは「わからない」がほとんどで、128Kbpsまでは「わかるが気にならない」レベル。しかし96Kbps以下は「邪魔になる」とい
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