いや、まさかとは思いましたが。出ちゃいましたよ、Boot Camp。Intel MacにWindows XPを"仕込む"ことの先陣は他に奪われたものの、それからわずかの間にPublic Betaといえどこれだけシッカリしたものを出してくるのだから、以前から着々と準備を進めていたわけか…… 昨今のAppleの勢い、恐るべし。 というわけで、今回はその「Boot Camp」について。Windows XPのインストールからドライバの導入方法、そのパフォーマンスなどについて、ショートレビューの体裁で進めてみたいと思う。 対象はSP2以降、アップグレード版は不可 Boot Campは、いわゆるIntel MacにWindows XPを導入するための支援ツールだ。パーティションの分割とブートローダのインストールに加え、Intel Mac用のドライバを収録したCD-ROMを作成する機能を持つアプリケーシ
アリバイサービスというのをご存じだろうか。その言葉通り、アリバイを作ってくれるサービスである。たとえば2〜5日のアリバイだと、カンファレンス・パッケージというものがある。事前にカンファレンスの主催者や、旅行代理店などを騙って、Eメールや電話でカンファレンスの参加を確認してくれる。開催(されているはずの)期間中にも、ちゃんと参加していた証拠となるEメールを送ってくれる。オンラインで申し込むだけで、探偵やなんでも屋に依頼するよりも格安で、手軽に使えるのがポイントだ。初めて存在を聞いたのは3〜4年前だと思うが、今検索してみると、実に数多くのサービスがヒットするので、それなりの結果と需要があるのだろう。 さて、ここ最近、あのEメールは本物か……という議論が各所のトップニュースを飾っていた。騒動の終盤では「民主党は新たに何も提示できず……」という報道が目立ったが、そこで気になったのは「Eメールに証拠
最近、イライラすることが。Apple Wireless Keyboardに、抜け落ちたまつ毛が入り込んでしまったんですよ! エアダスターをぶしゅっと吹きかけると事態はさらに悪化、裏側のロゴ付近に到達して"病膏肓に入る"状態に。ああ、バラすのが面倒くさい。 さて、今回も前回に続きIntel Macについて。この一週間、いろいろなコーデックをベストパフォーマンスで利用すべくテストを続けてきたので、その報告がてらIntel Macを取り巻くオープンソースソフトウェアの状況などをお伝えしてみよう。 アセンブラ周りは鬼門 高品質なMP3ストリームの生成で知られる「lame」、MPEG-1/2など各種コーデックに対応する「ffmpeg」など、オープンソースで開発されているエンコーダの多くは、MMXやSSEなどx86に最適化するためのコードを含んでいる。通常はCPUに依存する命令(アセンブリ言語)で記述
もうすぐ「MacBook Pro」が出荷されるはず…… ですが、2月2日現在のApple Store(オンライン)では、出荷予定日が2月のままです。先月の発表会で触れたプロトタイプ機は、パームレストがそれなりに熱くなっていましたが、実機はどうなのか? 早く知りたいものです。 さて、今回は「Intel Macで動くエミュレータ」について。なにぶん実機が出荷開始されたばかりであり、肝心の"モノ"は出揃っていないが、開発コミュニティはかなり盛り上がっている。エミュレータ関連では第1話となる今回は、開発動向を中心に現在の状況についてまとめてみよう。 前回の補足 - ハードパワーより"マンパワー" とその前に、前回フリーのH.264/AVCエンコーダ「x264」をIntel iMacとPower Mac G5それぞれでビルドして処理速度を比較したのだが、紙幅が不足していたとはいえあまりに言葉足らずだ
Intel版のMac mini、出ましたねえ。PowerPC版と比べて価格は上昇したものの、USB 2.0ポートが4基に増えたりGigabit Ethernet対応になったりと、CPU以外にも変更点はいろいろあるんですよね。メモリは最大2GBだし。ん? 4倍もスピードアップ? それは素直に喜べないかも…… さて、今回はIntel Mac上でLinuxを動かす方法の続編をお届けする。前回はiPod ShuffleにLinuxカーネルとブートローダ(elilo)を仕込み、起動に成功したところで紙幅が尽きてしまったため、今回はその続編、Linuxディストリビューション「KNOPPIX」を起動するまでの手順を紹介しつつ、どの程度"使える"かを検証してみたい。 Intel MacでKNOPPIXを動かすために iPod ShuffleからLinux -- 使えるのはBusyBoxのコマンドのみ --
米Transmetaは2月23日(米国時間)、トランジスタのリーク電流を抑制する電力制御技術「LongRun2」を東芝にライセンス供与することを発表した。NECエレクトロニクス、富士通、ソニーに続く、同技術のライセンシーとなる。東芝は今後、「90〜22nmプロセス世代のシステムLSIを中心とした半導体製品開発において、低消費電力化の必要性に応じLongRun2を導入する予定」としている。 LongRun2は電圧と周波数をダイナミックに制御する第一世代の省電力技術「LongRun」をベースに、トランジスタのスレッショルド電圧を動的に制御することで、リーク電流の削減と動作速度向上の両立を実現している。半導体技術の微細化と共に半導体チップの消費電力上昇が深刻化する中、省電力効果を期待できる制御技術として注目されてきた。 Transmetaは2005年1月に、従来のx86互換プロセッサの設計、開発
"新三種の神器"として持てはやされるデジタルレコーダーは、気軽に録画できて消去もたやすいHDD搭載機(HDDレコーダー)が主流だ。日々更新される電子番組表(EPG)で簡単に予約できるだけでなく、キーワードを入力して好みの番組を検索する、といった機能も当たり前のように搭載されている。一度この便利さを体験してしまうと、新聞の番組表を見ながら予約することがバカバカしく感じられるほどだ。 しかし、HDDレコーダーはあくまで家電製品。録画するときの画質を微調整したり、容量が不足してきたHDDを追加したり、といった使い方はあまり考慮されていない。普段PCを使う人間にとって、痒いところに手が届かないのはもどかしいかぎりと言える。 本特集では、Linux用テレビ視聴&キャプチャソフト「MythTV」を利用し、Linux(Fedora Core 2 test3)をインストールしたPCを"オリジナルHDDレ
タカラは23日、春/ゴールデンウィーク商戦に向けた商談会「タカラTOYフォーラム2006」を開催した。その会場で特に異彩を放っていたのは、6月24日に発売予定のPC用周辺機器「秘密基地をつくろう!」シリーズ。 「秘密基地をつくろう!」シリーズの第1弾製品4種類 昨年10月のWPC EXPOで初めてお披露目され、非常に大きな反響があったという。この製品は、ヒトコトで言ってしまえばPCにUSB接続する周辺機器シリーズなのだが、「秘密基地」を作ることをコンセプトに、各アイテムにそれぞれ凝った設定が用意されている。 男子たるもの、誰でも子供の頃には「秘密基地」があったはず。大人になって金銭的には融通が利くようになった今、これで手っ取り早く「秘密基地」を実現してしまおう。第1弾製品として登場するのは、「エマージェンシーボタン」「グリッターパネル」「ファイヤーランチャー」「ストームブラスター」の4種類
ソニーコミュニケーションネットワークは、So-net10周年を記念したプレス向け懇親会で、検索ツール「Blog Keyword Visualizer」を公開した。同ツールは、様々なブログでどんな話題が盛り上がり、集中し、分散していくか、その様子をグラフアニメーションで見せるリアルタイムサービス。現在のところ無料提供される見通しで、来週からベータ版が公開される予定。 デモンストレーションで公開されたのは、2005年12月31日から2006年1月1日にかけての記録。内容を読み取ると、NHK、ジャニーズ、PRIDE、紅白歌合戦……と、年末特番に話題が集中。これらも時間を追うごとにどんどん分散されていき、いずれ新しい「ホットな話題」が出現する Blog Keyword Visualizerは、RSSを介し、ブログサイトに投稿された記事を収集、それらをサーバーで解析し、キーワードを抽出したうえでア
我々が普段から意識せずに使っているWindows OSが、昨年2005年で栄えある20周年を迎えた。今回はそのWindowsが歩んできた20年の歴史を、以下のような構成にて順序だてて紹介して行く。なお、資料「Windowsの20年 - 歴史年表」をこちらに用意したので、本稿を読みすすめるにあたり参考にして頂ければ幸いだ。 第1章 Windows前夜と1.0/2.0 Windowsの誕生 Windows 1.0は単なるランチャだった 第2章 本格的な日本上陸を行ったWindows 3.0/3.1 GUIを本格化するWindows 3.0 Windows 3.1とDOS/Vマシン Windows 3.1とネットワーク 第3章 現在のPC文化を創り出したWindows 95/98/Me 斬新ながらも不安定なWindows 95 本格的なコンシューマOSとなるWindows 98
「ナイトロサンダー」(左)と「ナイトロフォース」(右) 模型メーカーのタミヤは11月18日に新製品「ミニ四駆PRO(プロ)」を発売する。 これは小中学生を中心に絶大な人気を得た組み立て式のレーシングホビー「ミニ四駆」の新シリーズ。「ミニ四駆PRO」では外見のミニ四駆らしいスタイルをそのまま引き継ぎながらも、内部を大幅に改良。若年層だけでなく、かつてのミニ四駆少年たちにも魅力的なキットとして仕上げられている。11月18日には「ミニ四駆PRO」の第1弾として「ナイトロサンダー」「ナイトロフォース」の2車種をリリース。価格はそれぞれ組み立てキットが714円、完成車が840円となっている。 新シリーズの「ミニ四駆PRO」が従来のミニ四駆と最も異なるのは内部構造。これまでの車体において、モーターは後部に横置きとなっていたが、「ミニ四駆PRO」では新開発の「ダブルシャフトモーター」を車体の中央に縦置き
米MusicGiantsが「MusicGiants Network」という新しい音楽のダウンロード販売サービスを米国で開始した。ファイル形式にWindows Media Audio(WMA) Losslessを採用しているのが特徴。ビットレートは470〜1100kbpsで、CD並みの音質を実現しているという。米国の他のオンライン音楽ストアと比べると、AppleのiTunes Music Storeは128kbpsのAAC、高音質をアピールしているYahoo! Musicでも192kbpsのWMAである。 音質にこだわるハイエンド層の開拓を狙うMusicGiants MusicGiantsを利用するにはまず専用のソフトウエアをダウンロードする。インストール後、起動するとアカウント登録画面が開く。登録には50ドルの年会費が必要だが、サービス開始キャンペーン期間中は登録者に50ドル分の楽曲を
伝統工芸品の高崎だるまがPC用マウスになったという製品「ダルマウス」が発売されている。開発したのは地元・群馬県の企業であるアクテブライズで、両手で操作するほど大きな「ダルマウス」と、片手で操作できる「ダルマウスmini」(以下、mini)の2種類を用意。価格はそれぞれ25,000円と10,800円で、同社は「お客様の開運」も期待できるとアピールしている。 「ダルマウス」(右)と「ダルマウスmini」(左) 大きさは、ダルマウスが18(H)×18(W)×15(D)cm、miniが9(H)×8(W)×8(D)cm。どちらもボタンは背中側に配置されており、ダルマウスは両手で抱えるように操作、またminiは通常のマウスのように片手で操作できる。ボタンの数は、ダルマウスは6つ(左右クリック、上下スクロール、戻る・進む)、miniは4つ(左右クリック、上下スクロールのみ)。インタフェースはUSBとなっ
米Transmetaは31日(米国時間)、香港のCulturecom Holdingsの子会社Culture.com Technology(以下Culturecom)と、Crusoeの技術資産売却を含む契約に合意したことを明らかにした。 発表によると、資産買収とライセンス合意の組み合わせを通じて、TransmetaはCrusoe製品ラインの技術をCulturecomに売却、さらにCulturecomが130nm世代のEfficeon技術をベースとした製品を中国で製造・販売するためのライセンスを提供する。Culturecomは1,500万ドルの現金のほか、同社のCrusoeおよびEfficeon製品の売上げからロイヤリティをTransmetaに支払う。また合意の一部として、Culturecomは技術を円滑に移行させるために、Transmetaとエンジニアリング・サービス契約を結ぶ。 合意内容
米Janco Associatesは、インターネットブラウザ市場シェアなどを調査したレポート「Browser Market Share Study」の最新版を発表した。Firefoxが急速なシェア拡大に成功しており、その勢いは今後も衰えることはないとの予測が出されている。 同社は1997年9月より、継続的にブラウザシェアに関する調査を実施してきたとされ、今回の発表レポートは、4月19日までの最新データを集計したものになっているという。調査結果によれば、Internet Explorer(IE)の市場シェアは83.07%でトップに立っているものの、今年1月の84.85%からシェアを落としている。一方、今回の調査で10.28%のシェアを獲得したFirefoxは、1月の4.23%から大きくシェアを伸ばし、IEに次ぐ市場2位のブラウザのポジションへ初めて踊り出ることになったとされる。 こうした状況
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く