富士フイルムはコンパクトデジタルカメラ「FinePix F31fd」を発表した。日本での発売も予定されているが、発売時期と価格は明らかにされていない。 5月に発売されたFinePix F30に、顔検出機能とIrSimpleなどを新たに搭載したコンパクトデジタルカメラ。 顔検出機能は9日に発売されたFinePix S6000fdと同様のもので、画面内の最大10の顔を検出し、顔にピントや露出を合わせる。また、再生時に検出した顔を自動的に拡大し、確認することができる。顔検出機能はデジタルミニラボ「フロンティア」シリーズが搭載するアルゴリズムをもとに開発された機能で、ハードウェア実装により検出からピントや露出設定を0.05秒でこなす。 また、高速赤外線通信規格「IrSimple」に対応した。 このほかの仕様はF30とほぼ同様。撮像素子は/1.7型の有効630万画素スーパーCCDハニカム HR VI