はじめに 個人でフロントエンド(react)、バックエンド(node.js)、データベース(postgreSQL)を利用したWebサービスを公開したいと考えていました。 まずはテスト的に無料で外部公開できるサービスがないか調査しましたが、2022年8月に有料化されたHerokuの記事ばかりヒットしてしました。 結果的には無料で使用できる構成があり、実際にテストプログラムを動作させることができましたので構成例として記載しておきます。 ※無料なので比較的厳しい条件も含まれていたりするのでそれぞれのサービスを確認お願いします。 例えばsupabaseは数日間利用がないとインスタンスが一時停止して手動で起動させないといけないなどがあります。 今回試したサービス できるだけ同じサービスに集約したいと考えていましたが、実際にはフロントエンド、バックエンド、データベースはそれぞれ異なるサービスになってし
Gmailが「メール送信者のガイドライン」を改訂し、なりすましメールへの対策を強化する旨を発表しています。今までは原則、なりすましメール対策の有無にかかわらず、メールはいちおうは届いていました。しかし今後は、なりすましとみなされたメールは届かなくなる方向に向かいつつあります。 なりすましメールとみなされないようにするために、メール送信者には、「メール送信ドメイン認証」への対応が求められます。メール送信ドメイン認証の技術には、主に以下の3つがあります。 SPF: Sender Policy Framework (RFC 7208) DKIM: DomainKeys Identified Mail (RFC 6376) DMARC: Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance (RFC 7489) SPFは従来
若い頃の一時期、私は激しく埴谷雄高の『死霊』に憧れた。そして、その存在のありように自分を同一化させたいと思った。その思考と言葉がもつ重みと力に、徹底的に感応すること、そこに示されていると感じた精神の高みを自分のものとすることを望んだ。 『死霊』を紹介する導入として、7章の「最後の審判」の一部を見てみたい。この小説は、基本的に登場人物たちが観念的な形而上学的な議論を延々と語る構成となっている。ここでは世界宗教の教祖たちに対しての、ある近代的日本人の精神が示す徹底的な拒絶と軽蔑、そして弾劾が示される。 イエスを責めるのは、「復活したのちにも飢えに飢えきったお前にまず最初の最初に食われた焼き魚」であり、最後の晩餐で食された「容赦なくこまかく微塵にひかれた小麦の粉」であり、「無残に砕き踏みつぶされた葡萄の粒」であった。そして、釈迦は「苦行によって鍛えられたお前の鋼鉄ほどにも固い歯と歯のあいだで俺自
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