スフィア・プロジェクト(スフィアプロジェクト、英語: Sphere Project)は、難民や被災者に対する人道援助の最低基準を定める目的で、1997年に非政府組織(NGO)グループと赤十字・赤新月運動によって開始された計画である[1][2][3]。2018年版の改訂に伴い、スフィア・プロジェクトという名称は、スフィアに改称された[4]。 ルワンダ紛争による避難民が1994年にアフリカ大湖沼地域の難民キャンプで多数死亡したことがきっかけで[5]、1998年に人道憲章と人道対応に関する最低基準(英語: Humanitarian Charter and Minimum Standards in Humanitarian Response)、通称スフィア基準(英語: sphere standard)を定めて冊子にまとめた[1][6]。スフィア基準は、現在は2018年版が公開され[4]、「人道憲章