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  • モバイル遺伝子検査機を開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    軽くて持ち運びできる「モバイル遺伝子検査機」を日板硝子と産業技術総合研究所(産総研)などの研究グループが開発し、このほど発表した。細菌やウイルスを約10分で検出できるという。研究は、科学技術振興機構(JST) 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として行われた。 研究グループによると、ウイルスや細菌の感染の有無を調べるためにはこれまで、遺伝子の特定部分を大量に増やす「PCR法」が用いられてきた。しかし検査機器や消費電力も大きく専用施設でしか使えなかった。また測定に1時間ほどかかっていた。 研究グループは、小さなプラスチック基板で細菌やウイルスの遺伝子を高速で増やす産総研の技術と、その遺伝子の量を高感度で測定できる日板硝子の技術(小型蛍光検出技術)を組み合わせてモバイル遺伝子検査機の開発につなげた。モバイル遺伝子検査機の試作品は重さ約500グラム。専用バッテリーで稼働し、片手で持ち

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    nabinno 2017/02/14
  • 科研費改革の成功のために研究者も申請者、評価者として視野を広げよ | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レビュー 科研費改革の成功のために研究者も申請者、評価者として視野を広げよ 2017.02.08 中村 直樹 / 科学ジャーナリスト 科学研究費助成事業(科研費)の大規模な改革が今年の9月公募分(平成30年度科研費)から実施される。 科研費についてはこれまで様々な改革が行われてきた。経理区分の大くくり化や繰越手続きの弾力化、基盤的経費との合算使用による研究装置の購入、さらには一部研究種目の基金化など、研究者が自由闊達に研究活動を実施できる環境づくりに貢献してきた。また、これらの改革は他の競争的な研究費の運用にもプラスの影響を与えてきた。しかし今回の改革はこれまでとは様相が異なる。研究費配分システムの中心である審査方式と審査区分を大きく変更するものだからだ。 現在の審査では、細目数321にキーワードで細分化した432の審査区分が設定され、基盤S・A・B・C、挑戦的萌芽研究、若手研究A・Bの各

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    nabinno 2017/02/10
  • 着るだけで生体データをモニター リハビリ効果期待し初の実証実験 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    着るだけで心拍数などの生体情報を取得できるウエアを活用するリハビリ支援システムの実証実験を、藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)と東レ、NTTなどの共同研究グループが7日開始した。患者の負担が少なく効果的なリハビリが狙いという。 共同研究グループが「リハビリ患者モニタリングシステム」と呼ぶこのシステムは、東レとNTTが開発した心拍数などの生体情報(心拍データ)を検出できる特殊な繊維「hitoe?(ヒトエ)ウエア」を活用する。これを患者に着用してもらい、データ送信機器やデータ参照機器(専用ビューワー)と組み合わせることで病院のリハビリ科などに通院、入院中の患者の状態を24時間モニタリングする。 このシステムは、患者のリハビリ一回ごとの心拍データの変化やそれまでの心拍データの経過などを確認できる。このため担当医が効果的なリハビリを立案できるほか、理学療法士や看護師が持つスマートフォンなどの端末にデ

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    nabinno 2017/02/09
  • AI活用しがん患者ごとに最適治療を提供 がん研究会などがシステム開発開始 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    公益財団法人がん研究会などが、がん患者のゲノム(全遺伝情報)を解析、人工知能(AI)を活用して患者に最適な治療を提供するシステムを開発する。 同研究会とAI開発を手がけるベンチャー企業が共同で開発を進め、2021年末の実用化を目指すという。 がん研究会は、がん手術数の実績では国内トップの「がん研究会有明病院」(東京都江東区)を運営しており、昨年10月に最先端のゲノム解析技術AIを活用する「がんプレシジョン医療研究センター」を設立した。同研究センターと「FRONTEOヘルスケア」社が共同で開発を目指すシステムは「がん個別化医療AIシステム(CPM-AIシステム)」と名付けられ、ゲノム解析の検査結果に基づいてAIが患者の症状に合った治療法に関わる論文を検索し、医師の判断を支援する。 同システムで重要な役割を担うゲノム解析検査は、患者の体に負担がかかる細胞採取をしなくても血液や尿に含まれる分子

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    nabinno 2017/02/08
  • 脳内の「やる気のスイッチ」を発見 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    脳の損傷などにより意欲が極度に低下する「意欲障害」を起こす脳の部位をマウスの実験で特定した、と生理学研究所と慶應義塾大学などの共同研究グループが発表した。研究グループはこの部位を「やる気のスイッチ」と呼び、治療法の開発に貢献できるとしている。研究成果はこのほど総合科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載された。 意欲障害は、認知症などの神経変性疾患や脳血管障害、脳外傷など、脳の障害に伴って多く見られる意欲、つまり「やる気」が極度に低下する症状。障害が起きるメカニズムが不明だったために治療薬もなかった。 生理学研究所の佐野裕美(さの ひろみ)助教と慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室、同生理学教室、北海道大学大学院医学研究科、防衛医科大学校の共同研究グループは、「大脳基底核」と呼ばれる脳領域の神経細胞集団(D2-MSN)が意欲障害に関係しているのではないかと考え、D2-MSNを除去で

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    nabinno 2017/02/07
  • スマホ使い子どもの成長や発達実態をビッグデータ解析 成育医療研究センター | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    子どもの成長や発達、生活習慣の実態を明らかにすることを目的にスマートフォンのアプリケーション(アプリ)を活用した大規模解析研究を国立生育医療研究センターが開始した。1億件以上のビッグデータを解析して睡眠時間と身長の伸びなどの関係を探る世界に前例がない試みという。同センターが1月31日発表した。 国立生育医療研究センター分子内分泌研究部基礎内分泌研究室とITベンチャー企業ファーストアセント社などの共同研究グループは、独自に開発したアプリ「パパっと育児@赤ちゃん手帳」を活用。これまで同アプリを使った17万人以上の親による子どもの睡眠時間や排せつ回数、身長や体重などの膨大なデータを分析する。さらに同意が得られた1億件以上の子どもの生活記録のビッグデータから特定の条件に基づいた統計データを抽出して大規模解析する。 「パパっと育児@赤ちゃん手帳」は誰でも無料で使用可能。ユーザーは睡眠事、排せつ、

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    nabinno 2017/02/01
  • 科研費の抜本改革を実施 多様で独創的な学術振興目指し文科省 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    文部科学省が、科学研究費助成事業(科研費)の公募や審査の在り方を見直し、多様で独創的な学術研究を振興するための制度改革内容を27日公表した。科学技術・学術審議会学術分科会の提言などを受けた科研費制度の抜改革で、今年9月に公募する平成30年度助成から適用される。 今回の抜改革の柱は審査システムの大きな変更で、競争的な環境の中で既存の研究分野に縛られずに応募できるようにするのが狙い。具体的には審査区分の「大くくり化」と「総合審査方式の導入」。新たな審査区分表を設け、これまで最大400以上に細分化していた審査区分を廃止し「大区分」「中区分」「小区分」の3つに分ける。大区分と中区分には多角的な審査をする総合審査方式を導入し、個別の小区分にとらわれることなく、同一の審査委員が幅広い視点から合議によって審査する。小区分は同一の審査委員が電子システム上で2段階にわたって書面審査して採否を決定する。

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    nabinno 2017/01/31
  • 脳波調べAIで脳を活性化する曲を自動作曲 大阪大などが開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    楽曲を聴いた時の脳波を測定して脳を活性化する曲を自動作曲する人工知能(AI)を大阪大学と東京都市大学などの研究グループが開発した。将来的には、音楽を利用して個人のメンタル状態を活性化させることも可能なシステム開発につながると期待される。大阪大学などがこのほど発表した。 大阪大学産業科学研究所の沼尾正行(ぬまお まさゆき)教授と、東京都市大学メディア情報学部の大谷紀子(おおたに のりこ)教授らの共同研究グループは、ベルギーの研究機関などと共同でヘッドホン型ワイヤレス脳波センサーを開発。このセンサーを使って実験参加者にさまざまな楽曲を聴いてもらい脳波の変化などを調べた。この変化などをAI機械学習させ、参加者のメンタル状態を活性化できるオリジナルな楽曲を自動作曲させることに成功したという。 研究グループによると、これまでのAIによる自動作曲は、曲の特徴を細かく指定する必要があったが、今回開発さ

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    nabinno 2017/01/26
  • 若くして逝った宇宙科学の研究者名が小惑星名に | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    大型月探査計画や小惑星探査計画「はやぶさ2」プロジェクトなどに貢献し、将来を嘱望されながら44歳の若さで逝った宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究所の研究者の名前が日人により発見された小惑星名に命名された。国際天文学連合がこのほど発表した。 この研究者は同研究所の故・飯島祐一助教。飯島さんは名古屋大学出身で、大学では惑星形成に関する衝突実験で学位を取得。宇宙研究所に研究員として入った後は一貫して月や惑星探査計画に携わってきた。特に日初の大型月探査計画として知られ、2007年9月に打ち上げられた月周回衛星「かぐや」では開発全般を指揮、観測機器開発などで多くの実績を残した。その後がんに侵されながらも「はやぶさ2」(2014年12月3日打ち上げ)の搭載カメラ開発などに精力的に携わった。 しかし人の不屈の闘病や家族、仲間たちの祈りむなしく「はやぶさ2」の打ち上げ成功を待たずに2012

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    nabinno 2017/01/26
  • AIの健全な利用のために倫理的など6論点から検討求める 内閣府懇談会が報告書 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    人工知能(AI)を社会で健全に利用されるための論点を整理した報告書をこのほど、内閣府の「人工知能と人間社会に関する懇談会」がまとめた。倫理的、法的、経済的、社会的、教育的、研究開発的の6つの論点を整理し、AIの普及に伴う雇用環境の変化や自己責任の所在、個人情報保護問題などさまざまな課題を幅広く網羅している。今後AIとそれを利用する人間、社会との関係を考える上で基礎となる内容になっている。 報告書はまず、「AIが社会にもたらす期待と不安」として、自動運転を例に「人間社会に多大な便益をもたらすと期待される」とする一方で「AIに操られてしまうのではないかとの疑念や不安が生じ得る」としてAIをめぐる現状を整理し、今後の検討課題を明らかにする必要性を強調した。 その上で報告書は人間活動に与える影響として「移動」「製造」「個人向けサービス」「対話・交流」の4分野でさまざまな事例を分析。その結果を6つの

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    nabinno 2017/01/26
  • 南極・昭和基地周辺から新種の生物を発見 北海道大と極地研 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    南極にある日の観測基地「昭和基地」の沿岸で新種のゴカイ類を発見したと、北海道大学と国立極地研究所がこのほど発表した。ゴカイ類は「環形動物門」に分類される動物で、魚釣りの餌に用いられることで知られる。いくつかの科や属がある。極寒の環境に生息する生物の生態系実態の解明などに貢献できる研究成果という。 北海道大学大学院理学院と国立極地研究所の研究チームは、過去に昭和基地沿岸で実施したスクーバ潜水調査で水深8,9メートルから採集され、同研究所に保管されていた海産動物標をあらためて詳しく調べた。光学顕微鏡などを使った詳細な形態観察の結果、標の一つは 「ハボウキゴカイ科」に含まれる新種であることが判明。この新種の全長は10センチ近くあり、分厚い寒天質をまとった姿を極寒環境で着ぶくれしている様子に見立てて「フジキブクレハボウキ」と命名して新種記載した。もう一つの標は記載済みだったが「キブクレハボ

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    nabinno 2017/01/24
  • 黒潮が爆弾低気圧を日本に呼ぶ JAMSTECがスパコンで解析 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    の南岸を西から東に流れる黒潮が、冬に大雨や大雪をもたらす「爆弾低気圧」を日付近に集中させていることを、海洋研究開発機構(JAMSTEC)と北海道大学の研究グループがスーパーコンピューターによる解析で明らかにした。研究成果はこのほど米国の気候専門誌に掲載された。 JAMSTECの吉田聡(よしだ あきら)研究員と北海道大学大学院理学研究院の見延庄士郎(みのべ しょうしろう)教授らの研究グループは、JAMSTECのスーパーコンピューター「地球シュミレーター」を活用し、地球の大気の変動を黒潮がある場合とない場合に分けて解析した。解析作業では、人工衛星による1981年から20年間の1日ごとの海面水温データなどが入力された。 その結果、黒潮がある場合は、低気圧が暖流の黒潮上を通過すると大量の水蒸気を取り込んで爆弾低気圧が発達し、爆弾低気圧が日付近に集中することが分かった。またこの爆弾低気圧の集

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    nabinno 2017/01/24
  • 「こうのとり」から6超小型衛星を放出 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    の無人補給機「こうのとり」6号機が昨年12月に国際宇宙ステーションに運んだ6つの超小型衛星が16日、日実験棟「きぼう」から宇宙空間に無事放出された。 超小型衛星の放出には、こうのとりが運んだ最新鋭の衛星放出装置が使われた。6つの衛星は16日午後6時10分から午後7時50分にかけて4回に分けて順次船外へ放出された。 1回目に、中島田鉄工所(福岡県)と東北大学が開発した「FREEDOM」のほか、筑波大学、早稲田大学がそれぞれ開発した衛星3つが放出された。2回目は東京大学が開発した「EGG」が、3回目には九州工業大学とシンガポールの大学が共同開発した衛星「AOBA-VeloxⅢ」が、最後に日の有人宇宙システム(JAMSS)などが開発した衛星が放出された。 「FREEDOM」は運用が終了した後の衛星を早く大気圏で燃やして宇宙ごみにしない技術を実証する。このほか「AOBA-VeloxⅢ」や「

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    nabinno 2017/01/18
  • 東日本大震災で海底断層最大65メートルずれる | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    東日大震災で大きくずれたと指摘されている日海溝付近の海底断層は最大幅約65メートルずれていたなどとする解析結果を、海洋研究開発機構を中心とする共同研究グループがまとめた。巨大津波の生成メカニズム研究に寄与すると期待される研究成果で、論文はこのほど英科学誌電子版に掲載された。 2011年3月の大震災(東北地方太平洋沖地震)は、海底の大きなすべりがプレート境界断層の浅い部分で起きたために巨大津波を引き起こした。巨大津波の生成メカニズムを解明するためには、プレート境界断層の付近のすべりの実態を正確に調べる必要があるが、詳しいデータはこれまで得られていなかった。プレート境界断層は日海溝付近に位置していた。 海洋研究開発機構の冨士原敏也(ふじわら としや)主任技術研究員ら同機構のほか、カナダのビクトリア大学、カナダ地質調査所が参加する共同研究グループは、大震災の前後に大きくずれたとされていた海

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    nabinno 2017/01/14
  • 「世界で最も革新的な企業」に日本の34社 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    国際情報サービス企業クラリベイト・アナリティクス社(旧トムソン・ロイターIP&Science)は日時間11日、世界で最も革新的な企業・機関を選出する「Top100グローバル・イノベーター2016」を発表した。100企業・機関に日から34社が選ばれた。今年で6回目。昨年は日から40企業・機関が選ばれて世界最多だったが今年は39社が選出された米国に次いで2位となった。 同社は、独自に保有する世界最大規模の特許関連のデータを基に、この5年間に100件以上の特許を取得・登録した世界の主な企業・機関を対象に「取得特許数」「(申請数に占める取得率である)成功率」「(世界主要市場での出願特許などの)グローバル性」「(他社の発明・開発の引用頻度などの)影響力」の4項目を選定基準に選んだ。トップ100以内の順位などは明らかにしていない。 国別選出企業数順位では米国、日に次いで3位がフランス(10企業

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  • iPS細胞で失明マウスの目に光 理研グループ | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    「網膜色素変性症」で失明したマウスに人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った網膜組織を移植してマウスの目に光を感じさせることに成功した、と理化学研究所(理研)の研究グループが発表した。今後安全性を確認しながら人での臨床応用研究につなげるという。研究成果は10日付の米科学誌電子版に掲載された。 理研多細胞システム形成研究センターの高橋政代(たかはし まさよ)プロジェクトリーダー、万代道子(まんだい みちこ)副プロジェクトリーダーらの研究グループは、網膜色素変性症末期で失明したマウスがいる空間に光を当てた上で電気ショックを与えてマウスが光を感じた場合は体が反応する実験を行った。 その結果、iPS細胞から作った網膜組織を移植したマウスの一部は光を感じる反応を示したが移植しなかったマウスは反応を示さなかった。研究グループはまた、マウスに移植した網膜組織がシナプスを形成し、元々あった網膜内の神経回路

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    nabinno 2017/01/11
  • 研究開発戦略ローンチアウトー第76回「政策を合理的に導くためのデータプラットフォーム構想」 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    レポート 研究開発戦略ローンチアウトー第76回「政策を合理的に導くためのデータプラットフォーム構想」 2016.12.26 原田裕明 氏 / 科学技術振興機構 研究開発戦略センター 科学技術イノベーション政策ユニット 私は現在、「科学技術イノベーションにおける政策のための科学」という事業に関わっています。この長い名称の事業について手短に説明すると、新しい科学研究や画期的な技術開発を促すための国の政策を、できるだけ合理的に立案していこう、そのために必要な方法論を作っていこうというものです。 科学技術イノベーションの政策立案・実施の流れは社会の中から課題を拾い、政策を実行し、社会に作用する、というサイクルから成ります(図1)。このサイクルは他の政策立案でも同じでしょう。この中で、「現状の把握・分析」の部分に現状を見るためのデータが必要となります。また「政策の決定・実施」の後では「社会・自然」に

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    nabinno 2016/12/29
  • 地上の雪結晶観測から上空の状態を追跡、シチズン・サイエンスで得られた成果 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 地上の雪結晶観測から上空の状態を追跡、シチズン・サイエンスで得られた成果 2016.12.27 2016年11月24日、関東甲信の各地で雪が降り、11月としては54年ぶりに都心などでも初雪が観測された。都心での11月の積雪は、1875年の統計開始以来、初めてだという。昼前には真っ白になった窓外の景色に驚いた人も多いだろう。同じころ、SNSを中心に賑わいを見せた話題があった。 「関東甲信の皆様にお願いです。雪が降ったら雪結晶の写真を撮って下さい。(中略)綺麗な結晶だけでなく汚い結晶も含め、雪の写真を送りつけて下さい」 気象庁気象研究所予報研究部の研究官、荒木健太郎(あらき けんたろう)氏による11月23日夕方のそんなtwitter上の呼びかけを端緒に、雪を目にした市民がその結晶写真を各地で投稿していったのだ。呼びかけによれば、関東甲信地域の降雪のメカニズムを解明し、天気予

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    nabinno 2016/12/29
  • DNAを切らずにゲノム編集 神戸大など安全・確実な新手法開発 | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    生物の遺伝情報であるDNAを改変できる「ゲノム編集」の技術で、これまでのようにDNAを切らずにより安全、確実に改変できる新しい手法を、神戸大学などの研究グループが開発した。研究グループは、植物の品種改良や疾患研究、創薬開発に応用でき、将来は新しい遺伝子治療手法としても期待できる、としている。研究成果はこのほど、米科学誌サイエンス電子版に掲載された。 ゲノム編集は、DNAを狙った部位で切ることにより「生命の設計図」である遺伝子を狙い通りに改変できる技術として注目され、世界中で研究が進んでいる。これまでの手法は二重らせん構造のDNAの鎖を酵素によって切断し、そこに別の遺伝子を組み込んだり、遺伝子の一部を壊したりする。この手法は、狙い通りに改変できずに想定外の塩基配列ができたり、染色体切断による毒性により細胞が死滅することもあり、安全、倫理上の課題も抱えていた。 神戸大学大学院科学技術イノベーシ

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    nabinno 2016/12/22
  • 水中に眠る文化遺産から歴史の謎を解き明かす「海に沈んだ歴史と宝物−水中考古学の魅力」講演会より | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」

    サイエンスクリップ 水中に眠る文化遺産から歴史の謎を解き明かす「海に沈んだ歴史と宝物−水中考古学の魅力」講演会より 2016.12.19 2016年11月10日(木)、千代田区立日比谷図書文化館の日比谷カレッジで「海に沈んだ歴史と宝物—水中考古学の魅力」が開催され、水中考古学の歴史や取り巻く環境の変化、そして最新の研究成果が紹介された。講師は、東アジア海域で唯一のユネスコ水中考古学大学連携ネットワークのメンバー校である東京海洋大学大学院の岩淵聡文(いわぶちあきふみ)教授。岩淵教授は、UNESCOの諮問機関であるICOMOS(International Council on Monuments and Sites。国際記念物遺跡会議)において国際水中文化遺産委員会の日本代表も務める、水中考古学研究の第一人者だ。 「水中考古学」と聞くと、沈没船や海底遺跡など、海の奥深くに眠る、かつての人類が遺

    水中に眠る文化遺産から歴史の謎を解き明かす「海に沈んだ歴史と宝物−水中考古学の魅力」講演会より | Science Portal - 科学技術の最新情報サイト「サイエンスポータル」
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    nabinno 2016/12/20