アメリカ・ワシントンDCに巨大なフェミニズム・アートが出現した。仕掛けたのは、オーストリア人アーティスト、カタリーナ・チブルカ(Katharina Cibulka)だ。 「世代が変わっても、私たちの困難が解消されない限り、私はフェミニストであり続ける(AS LONG AS GENERATIONS CHANGE BUT OUR STRUGGLES STAY THE SAME, I WILL BE A FEMINIST.)」 そんなメッセージがピンクのクロスステッチで刺繍された7,000平方フィート(約650平方メートル)にも及ぶ白いメッシュ状の作品が、アメリカ・ワシントンDCにある国立女性芸術博物館(National Museum of Women in the Art=NMWA)の外壁を覆っている。これは、オーストリア人アーティストのカタリーナ・チブルカが4年前から取り組む「SOLANGE
「女性による犯罪」をアートで伝える理由とは? ベルリンのグループ展キュレーターに聞く 2023年1月19日 JAPAN 「母親らしくない行動」をしたから非難される。「女性だから」責任能力がない──。女性の罪は、法廷において女性性と絡めて見られることが多くある。ドイツのベルリンで2月19日まで開催されている「Guilty, guilty, guilty! Towards a Feminist Criminology」は、タブー視されがちな「女性の犯罪」に切り込んだグループ展だ。あえてアートからこのテーマを考察する理由を、キュレーターに聞いた。 「戦争は女の顔をしていない」とは、これまで耳を傾けられてこなかった第二次世界大戦に従軍した女性たちの物語をまとめたスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチの本のタイトルだ。それならば「犯罪は女の顔をしていない」とも言えるかもしれない。犯罪学のなかでも特に女
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