在日同胞青年らで構成されるFC KOREAが16日、高知県立春野総合運動公園陸上競技場で行われた「第36回全国地域サッカーリーグ決勝大会」の1次ラウンド(16日~18日)第1戦に臨み、FC今治(愛媛)を4-2で下した。 FC KOREAは、前半3分にMFの朴世訓主将が蹴ったフリーキックが決まり先制したが、前半14分に失点。その後、両チームは1得点ずつを挙げ、同点のまま前半戦を終えた。 後半戦、FC KOREAはセットプレーからのチャンスを生かし、DFの尹誠周選手が後半14分に加点すると、同26分にPKを得てMFの李智星選手が決めた。 試合前日のミーティングで選手らは、在日同胞プロサッカー選手たちから届いた横断幕を眺めながら、応援してくれる各地同胞のために全力でがんばろうと約束しあったという。そのことを試合中に思い起こしていたという李智星選手(25)は、精度の高いキックでチームの勝利に貢献。