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ブックマーク / geopoli.exblog.jp (4)

  • 学派のまとめ【暫定版】 | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は朝から天気が不安定で、昨晩の雷から雨が降ったり止んだり。 個人的に色々と仕事がたまっておりまして、いよいよ今週日曜日に迫った講演会の準備や、ミアシャイマーCD購入者用の特別レジメを作成中なのですが、今日は前回のエントリーの続きを簡単に。 すでにご存知の通り、私は「尖閣/デモ問題についての“解釈の違い”というエントリーの中で、今回の日中紛争の原因について論じている知識人たちの分析などを俯瞰する意味で、英語圏の「冷戦の原因」についての議論を参考にしつつ、これを主に三つの学派(schools)に分類して考えてみました。 ところがその後の経過を見るにつけ、やはり学派を追加・補足して、より正確なものにアップデートしなければならないと感じました。 ということで、以下がその最新版です。 ●第一学派:主に中国側にその原因があるとする(相手が悪い) 中国共産党をはじめとする土系中国の勢力(

    学派のまとめ【暫定版】 | 地政学を英国で学んだ
  • 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜は朝から晴れておりましたが、それでもけっこう気温が低めでしたね。 さて、日にちが空いてしまいましたが戦略理論の論文の続きです。今回は環境をカオス理論から説いております。 ==== III. 戦略環境 戦略におけるすべてのことは非常に単純であるが、だからといって、すべてのことが非常に簡単であるということではない❋30。 クラウゼヴィッツ 戦略とは、環境に特定の効果をもたらし、有利な結果をもたらし、不利な結果をもたらさないようにすることである。国家にとって戦略的環境とは、指導者が国家の幸福を増進するために他の国家やアクターと相互作用する領域である。 この環境は、物理的世界、他の国家やアクター、偶然性、起こりうる未来との関係において、国家の成功に影響を与える内外の状況、条件、関係、傾向、問題、脅威、機会、相互作用、影響から構成される。戦略的環境は自己組織化する複雑系として機能する。戦略

    地政学を英国で学んだ
  • 「グローバル化」ってそもそも何? | 地政学を英国で学んだ

    またまた友人から送られてきたジョークを。 Question: What is the truest definition of Globalization? Answer: Princess Diana's death. Question: How come? Answer : An English princess with an Egyptian boyfriend crashes in a French tunnel, driving a German car with a Dutch engine, driven by a Belgian who was drunk on Scottish whisky, (check the bottle before you change the spelling), followed closely by Italian Paparazzi,

    「グローバル化」ってそもそも何? | 地政学を英国で学んだ
  • ギリシャ危機の「地政学」 | 地政学を英国で学んだ

    今日の甲州は午前中に雨が降っておりましたが、昼すぎからスッキリと晴れて気温も上がっております。 さて、最近ブログでは何かと話題のカプランの記事を。 ヨーロッパの地理の影響を分析しております。うーん、地政学です(笑 ======================================== For Greece’s Economy, Geography Was Destiny By ROBERT D. KAPLAN Stockbridge, Mass. ●ギリシャの財政危機では、経済面の原因ばかりが強調されている。ところがこの危機には誰も今まで指摘しなかった、宿命的な原因がある。それは「地理」だ。 ●ギリシャというのは歴史的に地中海とバルカン半島というあまり発展していなかった地域の重なったところであり、これが政治的・経済的に大きな意味を持っているのだ。 ●ヨーロッパ北部の国々にとって

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