7/7に行われたarXivTimes輪講では、固有表現抽出と囲碁の学習に関する論文がトピックとなりました。各社で研究ドメインが異なるのためこうしたバリエーションに富んだ内容になることもあるのが良いところ・・・です(タイトルは意味不明になってますが)。 Neural Architectures for Named Entity Recognition こちらはDNNを用いて固有表現認識を行う話になります。既存の固有表現認識のモデルは特徴設計に依存することが多く、これらは当然言語に依存していました(品詞、prefix/suffix、外部知識(辞書)など・・・)。そのため、一つのモデルを作ってもそれをほかの言語に適用するのは困難です。 そこで、DNNにより言語依存の特徴量フリーなモデルを作ろうというのが本論文の試みです。基本はBidirectionalなネットワークの上にCRFを乗せた構成となっ
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