タグ

ブックマーク / medium.com/@erikaito (15)

  • プロカメラマンの価値について。「レタッチ前の写真も全て頂けますか?」に対する答え。

    by caleb kerr カメラマンとして、レタッチ過程の大切さについて思うこと。どんなカメラマンも、撮影の後に、こんな質問をされた経験があるのではないでしょうか。「いい写真が撮れましたねー。万が一あとで必要になったときのために、レタッチ前の写真も全て頂けますか?」 結論だけ言うと、答えは「いいえ」です。でも、私にとってはその理由を理解してもらうことが重要です。この記事では、レタッチ後の完成写真とレタッチ前の写真を比較してお見せします。高度な心理的テクニックを利用して(笑)、レタッチ前の写真を受け取ることに、どれだけ意味がないかをお伝えしましょう。 全ての写真を渡すことを断るのは、単に「いいえ」と言いたいからとか、面倒くさいから、という訳ではありません。よりによって、最高の写真1枚を出し惜しみしている、ということでもありません。 「でも、減るもんじゃないでしょう?」 …その答えが単純では

    プロカメラマンの価値について。「レタッチ前の写真も全て頂けますか?」に対する答え。
  • 孤独を感じるとき

    Jessica Semaanの詩 孤独を感じるとき 孤独を感じるのが、あなた一人だけではないことを思い出してください この星は孤独にあてもなく彷徨う人の海なのだから 孤独を感じるとき 心の中のおしゃべりをやめて、心が当はなにを伝えようとしているのか、耳を傾けてください 孤独を感じるとき その場で深くそれを感じてください 孤独を感じれば感じるだけ早く、その先が見えるようになるのだから 逃げて逃げて、逃げまわりたくなっても 逃げないでください まっすぐ目をみて耳を傾けるまで、孤独はあなたを追いかけてくるのだから 孤独は、まだ見ぬ素晴らしさを伝えるためのメッセンジャーなのだから じっと孤独に耐えてください 孤独を受け入れてください そうすれば、じきに気がつくでしょう 木々や海に囲まれたあなたは孤独ではないのだから あなたは、あなた自身がいる限り孤独ではないのだから あなた自身が秘密や夢や物語を

    孤独を感じるとき
  • 「クリエイティビティ」の終わり

    by Kevin Ashton 20世紀を生きた人は、「クリエイティビティ」という言葉を散々耳にしたことだろう。21世紀を生きる人は、違う。クリエイティビティが無くなった訳ではないが、終わりは見えている。1926年、アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドがその単語を発明した。 75年後の今、その単語は出版物の中で70,000語に1度の頻度で使われていて、広く知られる次の仮説の呼び名となった。それは、新しいものは、突然訪れる壮大な「ひらめき」を、「天才」があえて考えないようにして待つ(このフェーズはインキュベーションと呼ばれる)ことで問題解決をするという仮説だ。ここで最も多く引き合いに出される例は、次のようなモーツァルトの創作過程である。 「私が最も私らしく、また、いい気分のときに、アイディアが溢れてくる。それは、ほぼ完成した形で頭の中に現れる。それを書き記すとき、全ての過程は終わっていて、想

    「クリエイティビティ」の終わり
  • コンテンツ内容にピッタリなロゴのデザインができるまで

    シンプルなデザインなら、簡単にできるでしょ? こう思う人も多いかもしれません。でも実は、ササッと作られているように見える、シンプルなデザインも、派手なデザインと変わらないくらい手間がかかっています。 今回は、私が担当したDiver in the Darkのロゴの制作過程をご紹介します!近頃、巷で話題の「ロゴデザイン」ですが、制作プロセスを知ることで、デザイナーの仕事内容をもう少し知って貰えるといいな〜と思います。 まずはリサーチまず最初にすることは、ロゴを作る対象ついてリサーチをします。例えば、会社ロゴだったら業務内容や会社のカルチャー、ビジョンをヒアリングします。今回のようにコンテンツのロゴだったら、その内容、イラストやアニメーションのトーン、それからターゲット等の理解を深めます。 そこから、どんなモチーフが相応しいか、暖色が合うのか、寒色のほうがイメージに近いのか、、など色々と考えをめ

    コンテンツ内容にピッタリなロゴのデザインができるまで
  • ゼロ→イチ:アイディア出しからコンテンツ内容の決定まで

    「じゃあ、この件について3日後にメンバーを集めてブレストをしよう!」 職場や学校で、こんな言葉を聞く機会は多いのではないでしょうか?でも、せっかくブレストをしても議論が盛り上がらずに時間だけを浪費してしまったり、内容がまとまらなければ、ブレストをする意味がありませんよね。 ひとえにブレストといっても様々な方法があり、少しアプローチが違うだけで結果も大きく変わります。今回は、Tokyo Design Weekに出展したDiver in the Darkを例にとって、nudoがどんなブレストをして、どうやってコンテンツ決定まで話し合いを進めたかをご紹介します。 わたしたちも試行錯誤をしているところですが、同じように話し合いの方法で悩んでいる方へ、少しでも参考になると嬉しいです。また、これ以外にも、いいブレスト方法があれば、ぜひ教えてください! このプロジェクトを振り返ってみると、最終的にコンテ

    ゼロ→イチ:アイディア出しからコンテンツ内容の決定まで
  • 仕事で成功して、家庭で失敗して

    一番上の息子が5歳のときに描いた家族の絵。とわたしは大学で出会い、恋人になりました。はじめのうちは、あえて子どもを作らないことを選択していたのですが、どちらもビジネススクールに入ったことで、やむおえず子供をつくれない状況にありました。しかし、結婚してから6年が経った頃、お互いに子供が欲しくなりました。もわたしもスタートアップに勤めていて、どちらも真剣にキャリアを築こうとしていました。わたしたちは、最初の子を育てながら、同時に仕事も続けるのが当然だと考えていました。それを実現するために、エネルギッシュで素晴らしいベビーシッターをフルタイムで雇うことにしました。実際には、会社が上場を控えていたこともあって、ベビーシッターのサポートを得ながら産後2週間で職場復帰しました。そして、が第二子を妊娠したころ、わたしはスタートアップスタジオのIdealabのマネージングパートナーとして、主に.c

    仕事で成功して、家庭で失敗して
  • 難民はカバンに何を持って逃れるのか?

    今年に入り100,000人近くの男性、女性や子供が戦争で悲惨な状況に陥っている中東、北アフリカや南アジアからゴムボートでエーゲ海を渡りギリシャのレスボス島へ逃げてきました。 難民たちは、この厳しく危険な旅に軽装で臨みます。彼らは待たされ、狙われ、お腹をすかせています。密航業者はお金で安全を売ると謳っていながらイワシを小さなボートに詰め込むように難民たちを運び、日常的に彼らを搾取しています。難民たちには、なんとか確保した荷物以外を運ぶという選択肢がないのです。多めに荷物を持つことを許された人たちも、ボートが漏れ、沈み始めると夢中で荷物を投げ捨てます。 そして必要最低限の荷物だけで目的地にたどり着きます。インターナショナル・レスキュー・コミッティーは母親、子供、10代の若者、薬剤師、芸術家と31人家族になんとか故郷から持ってきたカバンの中身を見せてもらいました。その持ち物から、彼らの過去とこれ

    難民はカバンに何を持って逃れるのか?
  • 雑誌表紙の進化過程

    コスモポリタンの表紙はコンサバな女性で始まりました。それからその女性は少しづつ肌を露出させるようになります。少しずつ少しずつ。そして最終的に女性はセクシーなポーズを取るようになりました。 この何十年もの間で女性の権利が認められるようになり、同時に女性は好きな服を着られるようになったということではないでしょうか。いや、もしかするとセクシーなほうが売れるってだけかもしれません。 セブンティーンビキニを着た十代のモデルはいません。まだまだ健全です。 セブンティーンのロゴに変化はありませんが、それ以外のデザインはほぼ全て変化しています。気持ちのいいくらいシンプルだった時期もありましたが、時と共にどんどんゴチャゴチャになっていきました。 雑誌の表紙の役割は、販売部数を伸ばすことです。売れるということは雑誌にあふれるの棚の中で、他よりも目立たなければいけないということです。そのため、表紙のデザインの主

    雑誌表紙の進化過程
  • あなたはスティーブ・ジョブスとは違う

    小さなゴジラが小さな張りぼての街を潰していくように、若いCEOが社員の心をどんどんへし折っていく。おでこに手を当てながら、どうしてみんな自分のように頭がよくないのかと会議でグチグチ文句を言う。彼以外の誰かが考えたアイディアは、商品会議で議題にされることもない。そんな風にして彼は、先に旅立ったあのヒーローになろうと必死になっている。そう、スティーブ・ジョブスに。 わたしはここで、アップルに戻る可能性をすべて捨て去って告白します。といってもスティーブ・ジョブスと直接関わる機会があったのは2回だけですが: アップルで働き始めて2週間が経った頃のことです。同僚と並んでいた堂の寿司コーナーで、目の前にスティーブが割り込んできました。当時アップルのKeynoteを見たことがなかったわたしは、同僚に「なにこの人?すごく感じ悪いね。」と言いました。それを聞いた同僚は、ひそひそ声で「彼がスティーブだよ!」

    あなたはスティーブ・ジョブスとは違う
  • デザイナー症候群

    ウェブに20年、ソフトウェアにさらに10年関わってきた今、僕はある症状に悩まされるようになった。「デザイナー症候群」だ。 簡単に説明すると、インターフェイスがひどくデザインされているとき、1番上に書いてあっても目当ての情報が見つけられないこと。 テーブルデザインがひどいとき、必要な答えが書いてあるカラムが見つけられないこと。 インターフェイスのデザインがひどいとき、正しいボタンを押せないこと。 なにかをシェアするようなサイトのデザインがひどいとき、僕は保存しようとして入力したデータを誤って消してしまうこと。理由は、多くのデザイナーなら「保存」ボタンを配置するところに「削除」ボタンがあるからだ。 これはみんなに起こることではない。だから僕はこれを苦悩と呼ぶ。もっと言うと、ほとんど僕以外のだれにも起こっていないようだ。 デザイナーではない友達や家族はびっくりするような(デザインとは呼べないよう

    デザイナー症候群
  • 建築史に隠されたウェブデザインの未来

    ウェブデザインの進化の過程を考えるとき、西洋建築史はとても参考になります。美術の形として、両者は同じ項目で定義することができます。 人が集まる場所として機能する実用的に作られている技術の進歩に大きく左右される実用的だが、間違いなくアートでもあるこのような制約があるなかで、両者の進化の過程はとても似ています。どちらも同じように過去の作品をもとに、その上に新しいものを築いています。もしウェブデザインの未来が知りたければ、建築家が辿った道を見てみればいいのです。

    建築史に隠されたウェブデザインの未来
  • なぜ、わたしたちは読む力を失ったのか?

    昨年、私は4冊しかを読まなかった。 こんなに少なかった理由は、あなたが昨年あまり読書できなかった理由と同じではないかと思う。近頃の私は、単語、文、段落に集中できなくなってきている。章なんてとんでもない。章は何ページにも渡る段落がいくつも集まって出来ている。何にも邪魔されずに集中して読むには単語が多すぎるのだ。やっと一つの章を読み終わっても、次の章にとりかからないといけない。一冊のを「読み終わった」といえるまでにはさらにたくさんの章があり、なかなか次には進めない。次の。次の未来。次の可能性。そしてその次。 私はポジティブだそれでも、私はポジティブだ。昨年はほぼ毎晩、を持ってベッドに入った。単語をひとつ読む。文をひとつ読む。文をふたつ読む。 みっつめの文まで読んだかな。 そのあたりで…私は別のなにかが必要になった。これを乗り切るための何かが。心の裏側のちょっとかゆいところを掻いてくれる

    なぜ、わたしたちは読む力を失ったのか?
  • サービスをデザインするときにありがちな5つの失敗

    失敗しなければ学ぶことはありません。私自身もこれから紹介する失敗を数えられないほどおかしてきました。最近は都合のいいことに、「インターネット」と呼ばれるものとMediumのように「記事」と呼ばれるものがあり、そこでは人の失敗をこっそり指摘することができます。人の失敗から自分も学ぶことで、時間を浪費にしないように工夫しましょう。 失敗1. デザインの検討時間を過剰に制限する 「丸で囲まれた所だけを探検することに決めているんだ!」デザインの検討時間が過剰に制限されるのは2つの大きな理由があります: 時間:短期間でサービスを改善していくことは、他のタスクよりも重要度が高く設定されがちです。そのため私が見てきたチームの大半は大規模な改修に6ヶ月をかけて成果をだすよりも、3ヶ月でできる改修で小さな成果を出すことを選びました。でもそれはデザイナーが検証できる範囲を制限することになります。前者を選択する

    サービスをデザインするときにありがちな5つの失敗
  • 会議で「デキる風」に見せる10の小技

    みなさんと同じように、私も会議で「デキる感」を演出することはとても重要だと思っています。会議中に休暇のこと・昼寝のこと・昼のことなどを考えてしまうとこの「デキる感」を演出するのは難しくなりますが、そんな風に集中力が切れたときにもこの小技を知っていればデキる人だと思わせることができます。それでは、その10の小技を紹介します。 1. ベン図を書く 立ち上がってベン図を書くことは、デキる感を演出するのにとてもいい方法です。もしそれが大きく間違っていても問題ではありません。逆に間違っていたほうが効果的です。ホワイトボードのマーカーを置く前に、同僚たちは正しい項目や正しい円の大きさなどを考えて議論するようになるでしょう。一度議論が始まってしまえば、あなたは席に戻ってキャンディクラッシュを再開することができます。 2. パーセントを分数に言い換えるもしだれかが「約25%のユーザーがこのボタンをクリッ

    会議で「デキる風」に見せる10の小技
  • 会社員を辞めて起業する夢を追いかけて、人生台無しになった話

    やっとSMSメッセージが届いた。 「明日5:00ローマ発ニューヨーク行きのフライト:航空券番号AZ610」 毎週日曜日の夕方に届くメッセージは、翌週のクライアントと出張先を教えてくれた。 私は業界Top 3に入るグローバル戦略コンサルティング会社で働いていた。 スーツケースにすべてを詰め込んだ人生コンサル業界で働くということは、友人趣味などすべて捨てるということだ。みんなが憧れるトップのビジネススクールを卒業し、「デキるビジネスマン」という奴隷になることを学んだ。 数時間の睡眠の後、ローマのフィウミチーノ空港まで専属の運転手に送ってもらい、そこからニューヨーク行きの豪華なビジネスクラスに乗り込む。ニューヨーク到着後は五つ星ホテルにチェックインし、そこからクライアントのオフィスへ向かう。 給料?やはりそれも豪華だった。私の会社は、業界でもトップの給料を払っていることを誇りにしていた。 両

    会社員を辞めて起業する夢を追いかけて、人生台無しになった話
  • 1