香典やご祝儀は気持ちで包むものとはいえ、事業としては「支出」になります。取引先にお渡しする場合もあれば、役員や従業員に包むケースもあるでしょう。 では、そのような冠婚葬祭費は、経費として計上してよいのでしょうか? 具体例を挙げて、わかりやすく解説します。 目次 ご祝儀や香典は経費になるの?香典や祝儀などの慶弔(けいちょう)費は、その内容によっては経費として計上できます。ポイントは「だれの冠婚葬祭なのか」と「いくら包むのか」の2点です。 それぞれのポイントについて、詳しく確認しましょう。 point1 だれの冠婚葬祭にかかった費用か自社と関係のある個人や団体、企業の冠婚葬祭であれば、香典や祝儀を経費として計上してOKです。 具体的には、従業員へ渡す結婚祝い、取引先の方のお葬式で包んだ香典などが該当します。これらは、福利厚生費や交際費として計上します。 一方、事業とはまったく関係のない親族・友
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