rails newでRailsアプリケーションを作成したときのデフォルトWebサーバーは、Pumaになります。PumaがHTTPリクエストをどのように処理するかを説明しましょう。 🔗 Pumaがリクエストを処理するしくみ Pumaは受信リクエストをTCPソケットでリッスンします。 リクエストが到着すると、そのリクエストはそのTCPソケットのキューに入れられます。次に、そのリクエストがPumaのプロセスによって取得されます。Pumaのプロセスとは、Railsアプリケーションのインスタンスを実行する、独立したOSプロセスです。 それでは、Pumaがリクエストをどのように処理するかを、順を追って見てみましょう。 Pumaの内部構造 すべての受信コネクションは、ソケットバックログ(socket backlog)に追加されます。ソケットバックログは、保留中のコネクションを保持するOSレベルのキュー
