笠ヶ岳(かさがたけ)は、岐阜県高山市にある飛騨山脈の標高2,898 mの山である[4][注釈 1]。中部山岳国立公園内にあり[5]、日本百名山[3]及び新・花の百名山[6]に選定されている。 概要[編集] 丸いお椀型の隆起がなだらかな稜線の上に、ポッカリと突き出た特徴的な姿で、北は立山連峰、南は御嶽山からでも、一目でそれと分かる山容をしている。山名もその笠を伏せたような姿に由来している。日本の各地に同名の山が複数あり、その最高峰である[7]。 春になると、山頂直下を頭とする馬の雪形が現れ、高山盆地からも望むことができる。飛騨では、この雪形が現れる頃が田植えの時期と昔から言い伝えられている。 北は、槍ヶ岳西鎌尾根と双六岳を結ぶ東西の稜線上の樅沢岳に至り、南は岩峰で日本有数のロック・クライミングのルートを持つ錫杖岳に連なっている。また、高原川の支流の蒲田川の源流を挟んで、東の槍穂高連峰と対峙し
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