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kahoku-shimpoに関するnabinnoのブックマーク (85)

  • 河北新報 東北のニュース/仙台の私立高 暴行、いじめ認める 根性焼き「両者合意」

    仙台の私立高 暴行、いじめ認める 根性焼き「両者合意」 仙台市内の私立高2年の男子生徒(16)が同級生らからいじめを受けたと訴えている問題で、同校の教頭らが8日、河北新報社の取材に応じ、暴力を振るわれた件をいじめと認めた。たばこの火を押し付けられた「根性焼き」は、「現時点でいじめとは認められない」との考えを示した。  同校によると、生徒が昨年11月以降、肩や腕などを殴られたとする訴えは、同級生らが認めたため、いじめと判断した。別の男子生徒からことし5月、20回以上受けたとされる「根性焼き」は、「1回は自傷行為、残りは両者の合意があったようだ」とした。根性焼きをした男子生徒は7月末に自主退学したという。  被害生徒に自主退学を勧め、受け入れないと退学処分にする方針を伝えた理由について、同校は「根性焼きの痕を見た生徒の意見を踏まえた」と説明した。処分は生徒らの不服申し立てを受け、保留になってい

  • 河北新報 東北のニュース/セシウム、作物に滞留 雑草野焼き自粛を 登米農改センター 

    農地で雑草などを野焼きする行為が農産物の放射性物質濃度を高める恐れがあるとして、宮城県登米農業改良普及センターが登米市内の農家らに自粛を呼び掛けている。市や地元農協の協力を仰ぎ、近く野焼きをしないよう求めるチラシを全戸に配布する。  同センターによると、雑草などに含まれる放射性セシウムは燃やすと化学変化を起こし、水に溶けやすくなるという。焼却灰に浸透した雨水が農地にしみ出ると、濃縮された放射性セシウムが作物に吸収される可能性が高い。  登米市内で生産した大豆から昨年11月、1キログラム当たり240ベクレル(当時の国の暫定基準値以下)の放射性セシウムを検出。センターの調査で大豆が採れた農地で4月上旬に、生産者が稲わらを燃やしたことが分かった。  当時、検査対象の大豆は市内7カ所で収穫され、他の6カ所の大豆から検出された放射性セシウムは全て20ベクレル以下だった。  ことし7月、ブルーベリーか

  • 河北新報 東北のニュース/福島・浪江町長「原発は原爆だ」 原水爆禁止大会でスピーチ

    福島・浪江町長「原発は原爆だ」 原水爆禁止大会でスピーチ 町の現状について話す馬場町長=6日、広島市の広島県総合体育館 福島第1原発事故で避難区域に指定された福島県浪江町の馬場有町長が6日、広島市で開かれた原水爆禁止世界大会の広島大会最終日に出席し、スピーチで「われわれの生活を破壊した原発は原爆だ」と話した。主催者の原水爆禁止日協議会によると、原発事故の被災自治体の首長が大会に参加するのは初めて。  馬場町長は「事故から515日たった今も放射能との戦いは続き、町民は離散して生活している。私たちは幸せになることが許されないのか。再生可能エネルギーの普及について知恵を出し合うべきだ」と述べた。  「広島の皆さまと連携し、長く厳しい道のりを歩む所存だ」と宣言し、約7200人の参加者から拍手が送られた。  福島県双葉郡から中通り地方に避難している高校3年の南原怜奈さん(17)、清水美沙さん(17

  • 河北新報ニュース その時 何が(7)残された遺体(福島・大熊)

    原発から10キロ圏内で、防護服を着て行方不明者を捜す福島県警の捜索隊員ら=4月17日、福島県浪江町請戸(県警提供) ◎搬送を阻む放射線/基準すらなく撤収  東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町で、震災の死者とみられる男性を収容しようとした県警が遺体の放射線量が高いため搬送を断念したと、3月29日に報じた。遺体は4月1日に収容された。第1原発20キロ圏内で行方不明者の格捜索が始まったのは、震災から約1カ月後。この間、救出の道は閉ざされ、数百もの遺体が置き去りにされていた。  大熊町内、福島第1原発の南5~6キロにある作業所の敷地内で、成人男性の遺体が見つかったのは3月27日だった。  「亡くなっている人がいる」。通報を受け、福島県警の機動隊員や検視官ら15人が現場に向かった。放射能を警戒し、放射線計測班も同行した。  遺体の表面の放射線量を計測すると、水で洗い流す「除染」が必要な10

  • 河北新報 東北のニュース/福島県民怒り止まらず 政府へ批判相次ぐ エネ政策聴取会

    福島県民怒り止まらず 政府へ批判相次ぐ エネ政策聴取会 政府への批判が続出した意見聴取会=1日、福島市 政府が1日、福島市で開いたエネルギー・環境会議の意見聴取会では、意見発表者から政府に対する批判が相次いだ。福島第1原発事故の除染や補償でリーダーシップを発揮しない一方、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働を認めたとして、怒りの集中砲火を浴びた。  聴取会は発表者の発言が長くなり、予定時間を約1時間オーバーした。大飯原発再稼働を容認した政府を批判する意見が続出。須賀川市の農業女性は「野田首相は大飯原発再稼働で『私が責任を取る』と言ったが、福島の事故で誰か責任を取ったか」と述べた。相馬市の男性は「安全対策が不十分なまま再稼働を認めた人は脳がメルトダウンしている」と皮肉った。  7月に名古屋市であった聴取会で、中部電力社員が「原発事故では放射能の直接影響で死んだ人はいない」と発言したこと