民主・岩手4区総支部 党員ら7700人登録解除 確認なく 小沢氏の事務所が党員・サポーターに郵送した文書 新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が総支部長だった民主党岩手4区総支部で、計約7700人の党員・サポーター登録が小沢氏の民主党除名後、本人の意思確認もせずに一斉に解除されていたことが8日、分かった。民主党県連の現執行部が事務を引き継いだ7月末には、保存してあったデータもなくなっていたという。県連内部では10日告示、21日投開票の党代表選の混乱を懸念する声も上がっている。 「小沢一郎の離党・新党移行に伴い、これまでの『民主党岩手県第4区総支部』は解散され、このたびの党員・サポーター登録は『削除』となります」。岩手4区の党員・サポーターに8月初旬、こんな封書が届いた。「事前の意思確認はなかった」(奥州市の男性)という。 民主党県連によると、5月末の定時登録時点で、岩手4区は党員70