9月11日、リビア東部ベンガジの米領事館が武装集団に襲撃され、駐リビア米大使のクリストファー・スティーブンスと大使館職員3人が殺害された。エジプトの首都カイロでも同じ日、米大使館の国旗が焼かれる事件が起きた。 引き金となったのは、イスラム教の預言者ムハンマドを揶揄する内容のアメリカ映画。大使殺害の数日前からイスラム圏の各地で映画に抗議するデモが勃発しており、怒りの炎は事件後もチュニジアやモロッコ、スーダンなどに次々に飛び火している。 問題の映画を製作したのは、「サム・バシル」と名乗る自称イスラエル系アメリカ人の不動産開発業者。彼はイスラム教の偽善ぶりに注目を集めるために映画を作ったと主張している。 だが、この男の素性は謎だらけだ。領事館襲撃を受けて姿を消した後も電話で多くのメディアの取材に応じているが、その情報は矛盾に満ちている。ウォール・ストリート・ジャーナルには自分は52歳だと話し、A
(CNN) リビア東部ベンガジの米国領事館がロケット弾などで襲撃され、スティーブンズ駐リビア米大使と館員3人の計4人が殺害された事件に関連し、米政府高官は12日、海軍の駆逐艦2隻をリビア沖の海域に派遣したことを明らかにした。 出動命令を受けたのは「ラブーン」「マクファール」の2隻で、標的の正確な破壊が可能な衛星誘導巡航ミサイル「トマホーク」を搭載している。 高官は、2隻の派遣の目的は米政府のリビアへの対応策に柔軟な選択肢を与えるためとし、リビア内の標的攻撃の命令を受けた場合などを想定しているとした。 ラブーンはリビアから数時間の航行の距離にあるギリシャ・クレタ島に寄港中に出動を命じられ、マクファールはリビアに数日間で到着出来るスペインとモロッコの間にあるジブラルタル海峡近くに展開していたという。 米海軍は通常、イスラエル防衛と欧州南部のミサイル防衛戦略の一環として地中海東部海域に最大4隻の
J・クリストファー・スティーブンス(J. Christopher Stevens)駐リビア米国大使(2012年8月26日撮影)。(c)AFP/MAHMUD TURKIA 【9月12日 AFP】(一部更新)リビアのワニス・シャリフ(Wanis al-Sharif)副内相は12日、イスラム教を侮辱するような内容の映画に抗議する武装グループがリビア東部のベンガジ(Benghazi)の米領事館を襲撃した事件で、J・クリストファー・スティーブンス(J. Christopher Stevens)駐リビア米国大使と領事館の職員ら計4人が死亡したと述べた。スティーブンス大使は約4か月前に入国したばかりだった。 また、リビア副首相のMustafa Abu Shagur氏はツイッターで、「米国、リビア、そしてすべての自由な人々に対する攻撃を非難する」との声明を出した。(c)AFP
襲撃されたリビア・ベンガジ(Benghazi)の米領事で放火され焼け焦げた建物と車(2012年9月12日撮影)。(c)AFP 【9月13日 AFP】リビア東部のベンガジ(Benghazi)で11日に米領事館が襲撃され、J・クリストファー・スティーブンス(J. Christopher Stevens)駐リビア米国大使と領事館の職員ら計4人が死亡した事件について、米下院情報特別委員会(Permanent Select Committee on Intelligence)のマイク・ロジャース(Mike Rogers)委員長(共和党)は12日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の攻撃行動に似ていると語った。 ロジャース委員長は米CNNに対し、「細部にはまだ明確になっていない点もあるが、明らかにアルカイダ型襲撃の特徴を備えている」と語った。「アルカイダがここ数か月間、西側の攻撃標的を探してい
It was not a simple mob that attacked the U.S. consulate in Benghazi on Tuesday, killing four Americans. Benghazi was the scene of a pitched battle, one in which unknown Libyan assailants besieged American diplomats with small-arms fire for over four hours, repelling several attempts by U.S. personnel to regain control of it. Libyans walk on the grounds of the gutted U.S. consulate in Benghazi, Li
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