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東京都大田区のペットホテル跡地に構えられた、渡邉氏の選挙事務所。ワタミ本社からは徒歩15分ほどの距離にある 居酒屋チェーン「和民」をはじめとするワタミグループの創業者である渡邉美樹(わたなべみき)氏。彼が自民党公認の比例代表候補として参院選に出馬することになったのだが、その逆風たるやすさまじいものがある。 6月28日には、過労により自殺した元ワタミ社員の両親が自民党本部前を訪れ、「若者を使い捨てにするような経営者に国会議員になる資格があるのか」と涙ながらに公認撤回を要請。 同日深夜の討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)では、自民党の平沢勝栄(ひらさわかつえい)衆議院議員が苦言を呈した。 「(渡邉氏は)一定の票は取ると思いますが、(自民党にとっては)それ以上に、減る票のほうが多いと思う」 公認撤回については「私個人の考え方ですが、ぜひそういう形にもっていきたい」(平沢氏)と発言。すると
娘を殺そうと思って殺した人間を、国政の場に送りだすので本当にいいのかと、自民党に問いたいと、ワタミで長時間労働を強いられ過労自死に追いやられた森美菜さんの両親が、6月28日自民党本部をおとずれた。渡邉美樹前ワタミフードサービス会長を参院選比例区候補として擁立する件について、自民党に考え直すよう要請した。 「24時間365日死ぬまで働け」というワタミの理念は、「殺すつもりで殺したと言ってもいい。殺意を持って娘を雇い、低賃金でギリギリまで使って殺したあとには、『責任はない』と言う。確信犯と呼んでいいのではないか」と記者会見で語気を強めたのは、美菜さんの父・豪さんだった。自民党本部には何を伝えるつもりかとの質問に、豪さんは「単純素朴に聞きたいだけです。『こういう人で本当にいいのですか』と」と答えた。 記者会見の後に出向いた永田町の自民党本部では、入館を拒否し続ける調査局の担当に業を煮やした豪さん
自民党の参院選比例代表の31人目の公認候補となったのは、居酒屋チェーン「ワタミ」の渡辺美樹会長です。同氏は、2011年3月の都知事選に民主党都議団の支援を受け立候補、落選した経歴の持ち主。今回、公認を受けての記者会見で、安倍首相と4月に会食した際に出馬を要請されたと説明しています。 ○…同社の系列の居酒屋「和民(わたみ)」で働いていた女性が、2008年6月、約1カ月の時間外労働が140時間を超えるなどの過酷な勤務で自殺に追い込まれ、昨年2月、労災と認定されました。昨年夏、労働環境が劣悪な企業の頂点を決める「ブラック企業大賞」のネット一般投票で、ワタミはぶっちぎりの1位に“認定”されています。 ○…3月6日の参院本会議で、日本共産党の山下よしき議員が、「ブラック企業」の根絶を求めたのに対し、首相は「長時間労働の抑制を指導し、重大な法違反には厳正に対処する」と答弁しました。ところが、首相直々に
ワタミ会長 参院選出馬会見「雑巾がけからやらせていただく」 参院選比例代表に自民党から出馬する飲食店チェーン・ワタミの渡辺美樹会長(53)が31日、党本部で会見した。 4月に安倍晋三首相から直接出馬要請を受けたと明かし「アベノミクスは見事な政策だが、ここからが正念場。実体経済の成長のため、中小企業の育成など経営者としての私の経験を生かしたい」と説明。 前日30日に石破茂幹事長らと面接した際「経営者として成功しているが、1年生議員として朝早くから党本部に来られるか」と聞かれたといい、「1年生として政治と向き合い、国民の幸せを実現することに挑戦したい。雑巾がけからやらせていただく」と決意を表明。31日付でワタミの常勤の会長から非常勤の会長に退いたことも報告した。
ワタミの渡辺美樹会長 自民党から今夏参院選比例代表出馬検討 11年の東京都知事選への出馬に続き、今夏の参院選への出馬に意欲を見せる渡辺美樹氏 Photo By スポニチ 飲食店チェーンなどを展開するワタミの渡辺美樹会長(53)が、夏の参院選比例代表に自民党から出馬を検討していることが9日、分かった。2011年の東京都知事選に出馬し、約101万票を獲得して3位だった。高い知名度を生かし、自民党の目玉候補になるか注目される。 関係者によると、渡辺氏サイドが既に自民党に出馬への意欲を伝えた。自民党は今後、石破茂幹事長らが面接するなどして、公認するかどうかを判断するとみられる。 永田町関係者は「知名度も高く、参院選の候補者としては申し分ない」と指摘した。 渡辺氏は11年4月の都知事選に無所属(都議会民主党が支援)で出馬。経営者として培ったマネジメント力などをアピールし、101万3132票を
渡邉 美樹(わたなべ みき、1959年〈昭和34年〉10月5日 - )は、日本の実業家、政治家。 ワタミ株式会社代表取締役会長兼社長。学校法人郁文館夢学園理事長兼校長[2]。一般社団法人ソーシャルビジネス・ドリームパートナーズ代表理事。 ワタミ株式会社の創業者。参議院外交防衛委員長、参議院議員(1期)、教育再生会議(安倍内閣)委員、神奈川県教育委員会委員(2006年(平成18年)10月14日[3] - 2009年(平成21年)10月30日[4])、医療法人えいしん会理事長などを歴任[1][2]。 神奈川県横浜市出身[2]。少年時代は野球に熱中していた。10歳で母と死別。また時を同じくして、父が営んでいた広告代理店が経営不振に陥り清算されたのを目にし、将来は経営者になることを決意する。また、近所に住んでいた大学生が声をかけてくれたことをきっかけにキリスト教系宗教の信者となり伝道活動に従事して
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