Ruby Advent Calendar 2019 1日目の記事になります。 本記事では Ruby 2.7 で実装される Numbered parameter っぽい機能をピュアRuby で実装してみたいと思います。 またこの記事の実装は以下の記事を参考にして書いています。 Rubyのブロックつらい問題を解決する暗黙のブロックパラメータ - Qiita 4年以上前にこういうのが書かれていたのすごい。 Numbered parameter とは Numbered parameter、略してナンパラです。 ナンパラは『暗黙的にブロックの引数を参照する構文』になります。 通常ブロックで引数を受け取る場合、仮引数を定義して受け取ります。 # it という名前の仮引数を定義して、それで引数を参照する [1, 2, 3].map { |it| it.to_s + it.to_s } # => ["11