ZFS をデータベース製品と一緒に使用するとき、次の考慮事項を検討してください: データベースで入出力に固定ディスクブロックまたは固定レコードサイズを使用している場合、ZFS recordsize プロパティーをこれに一致するように設定してください。複数のファイルシステムが単一プールを共有している場合であっても、ファイルシステム単位で実行できます。 ZFS の copy-on-write 設計により、recordsize を低くチューニングすることは、バッチレポートクエリーを犠牲にして OLTP パフォーマンスを改善する方法です。 ZFS は、ディスク上に格納されているすべてのブロックにチェックサムを実行します。これにより、データベース層でデータのチェックサムを追加して行う必要性が軽減されます。データベース層の代わりに ZFS によってチェックサムを計算する場合は、データがアプリケーション
1993年から、すでに15年間にわたってソリューションを提供しているサン・マイクロシステムズ(以下、サン)とSAP。サンは仮想化のテクノロジーを駆使して、SAPのシステムの効率化を実現し、多くの企業で採用され、TCO削減などに貢献している。その中で、Solaris 10はどのような役割を担っているのだろうか。今回はサンのSAPソリューションの優位性と、それを牽引するSolaris 10のテクノロジーについて、同社 システム技術統括本部 テクニカルセンターのビジネス・アプリケーション技術部でシステムエンジニアを勤める国谷俊夫氏に話を伺った。 Solaris 10は、SPARC専用のOSという位置付けから、X64システムでの動作もサポートするようなった。この結果、SAPアプリケーションも X64 上で、従来のSPARC システムで提供されてきた高信頼で安定的な運用のメリットを享受できるようにな
ZFS ルートプールスナップショットを作成する前に、次の情報を保存することを検討してください。 ルートプールのプロパティーを取得します。 sysA# zpool get all rpool ルートプールディスクのサイズおよび現在の容量を特定します。 sysA# zpool list NAME SIZE ALLOC FREE CAP DEDUP HEALTH ALTROOT rpool 74G 5.42G 68.6G 7% 1.00x ONLINE - ルートプールのコンポーネントを特定します。 sysA# zfs list -r rpool NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT rpool 5.48G 67.4G 75.5K /rpool rpool/ROOT 3.44G 67.4G 31K legacy rpool/ROOT/solaris 3.44G 67.
fsck に相当するユーティリティーは、ZFS には存在しません。このユーティリティーは従来から、ファイルシステムの修復と検証という 2 つの目的に利用されてきました。 ファイルシステムの修復 従来のファイルシステムのデータ書き込み方法は、本質的に予期しない障害によってファイルシステムの不一致が発生しやすい性質を持っています。従来のファイルシステムはトランザクション方式ではないので、参照されないブロックや不正なリンクカウントなど、ファイルシステム構造の矛盾が発生する可能性があります。ジャーナリングを導入することでこれらの問題のいくつかは解決されますが、ログをロールバックできないときには別の問題が発生する可能性があります。データの不一致が ZFS 構成内のディスク上で発生するとすれば、それはハードウェア障害が発生した場合か、ZFS ソフトウェアにバグが存在する場合だけです。ただし、ハードウェ
Solaris ZFS集中講座(3): ZFSはどう活用できるか Solaris ZFSは新世代のファイルシステムだ。アプリケーションのOSとしてOpenSolarisを使わない人でもNASあるいはiSCSIストレージを簡単に構築できる。本連載では、Solaris ZFSの基本的なコンセプトやアーキテクチャから、その機能や実用・応用例を解説する(2009/5/28) Solaris ZFS集中講座(2): Solaris ZFSの機能を点検する Solaris ZFSは新世代のファイルシステムだ。アプリケーションのOSとしてOpenSolarisを使わない人でもNASあるいはiSCSIストレージを簡単に構築できる。本連載では、Solaris ZFSの基本的なコンセプトやアーキテクチャから、その機能や実用・応用例を解説する(2009/4/15) Solaris ZFS集中講座(1): Sol
「スナップショット」とは、ファイルシステムまたはボリュームの読み取り専用コピーのことです。スナップショットはほとんど瞬間的に作成することができ、最初はプール内で追加のディスク領域を消費しません。ただし、アクティブなデータセット内のデータが変化していくにつれて、ディスク領域が消費されるようになります。古いデータを引き続き参照し、そのディスク領域を解放しないためです。 ZFS スナップショットには次の特長があります。 システムのリブート後も残ります。 スナップショットの理論上の最大数は、264 です。 スナップショットは個別のバッキングストアを使用しません。スナップショットは、作成元のファイルシステムまたはボリュームと同じストレージプールのディスク領域を直接使用します。 再帰的なスナップショットは、1 つの原子動作としてすばやく作成されます。スナップショットは、まとめて (一度にすべて) 作成
OpenSolaris(オープンソラリス)はSolaris Operating Environmentテクノロジーを基本とした、サン・マイクロシステムズが始めたオープンソースプロジェクト、およびプロジェクトからリリースされるオペレーティングシステム (OS) の呼称である。以後区別のため、前者を「OpenSolarisプロジェクト」、後者を「OpenSolaris」と呼称する。 OpenSolarisプロジェクトは「Solaris」のオープンソース開発を目的とし、主にSolaris(SunOS)のユーザや開発者を対象として、ユーザグループ、ユーザコミュニティが世界各地で活動している。 しかしながら、2010年8月13日に、「OpenSolaris is officially now dead.」との表現がある、オラクル内部で回覧された文書を元にした情報が出まわり、混乱が生じた。後にオラクル
ZFSは、主にオラクルのSolaris上で実装されている128ビット・アドレッシングを特徴とするファイルシステム。今までSolaris (SunOS) で用いられてきた Unix File System (UFS) の次世代ファイルシステムと位置づけられている。名称はZettabyte File Systemに由来する[1]が、現在は何の略称でもないとされる[2]。 2004年9月にアナウンスがあり、2005年11月リリースのOpenSolaris build 27で実装が公開された。 "Common Development and Distribution License" (CDDL) のもと、オープンソースで開発されている。 特徴として以下の項目が挙げられる。 チェックサムが64ビット化された コピーオンライトの実装 ボリュームマネージャが必要なく、ボリュームの構成が容易にできるよう
サイタスマネジメントからピットクルー へ 株式会社サイタスマネジメントはピットクルー株式会社と合流し、 今後はピットクルー株式会社として、これまで以上のサービス提供に注力してまいります。
High Sierra で Google Drive File Stream をインストールしたんだけど、アプリ開始時になんかエラーがでて動かない。通知センターに「エラー起きたから同期を止めた」みたいなエラーが出てた。 ~/Library/Application\ Support/Google/DriveFS/Logs/drive_fs.txt には以下のログ。 2017-12-02T17:37:42ZE [123145486962688] stderr: mount_dfsfuse: the DFSFUSE file system is not available (255) 2017-12-02T17:37:42ZE [123145488572416] mount.cc:92:Mount Could not mount fuse at /Volumes/GoogleDrive. 201
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