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universityとkyoto-universityに関するnabinnoのブックマーク (74)

  • 京大オリジナル株式会社を設立しました。(2018年6月1日)

    このたび京都大学は、指定国立大学法人のみが出資可能な子会社として京大オリジナル株式会社を2018年6月1日付けで設立しました。 京大オリジナル株式会社は、研究成果として得られた京大の「知」を産業界/社会に発信し、その社会的価値を最大化するとともに、対価として得た収益によって研究環境を整備し、さらなる京大の「知」創出の基盤を築く役割を担う会社です。 同日の記者発表では、阿曽沼慎司 理事(産官学連携担当)より産官学連携の「京大モデル」の概要と意義、および京大オリジナル株式会社設立までの経緯と、「京大モデル」における役割について説明がありました。続いて、宮井均 京大オリジナル株式会社代表取締役社長より、新会社の概要、事業内容について説明がありました。 京大オリジナル株式会社は、産官学連携を取り巻く昨今の大きな環境の変化を受け、研究者と産業界/社会の間に立ち、プロデューサー、コーディネーター、コミ

    京大オリジナル株式会社を設立しました。(2018年6月1日)
  • 筋線維がなぜ長いのかを発見 -筋肉を増強するための新しい治療戦略に期待-

    土谷正樹 工学研究科教務補佐員、原雄二 同准教授、梅田眞郷 同教授らの研究グループは、正しい筋線維の形成に必須なタンパク質をふたつ発見し、それらの関係性とメカニズムを明らかにしました。 研究成果は、日時間2018年5月24日に、国際学術誌「Nature Communications」にオンライン掲載されました。 私たちは日常生活を送るなかで、激しい運動時には筋線維がダメージを受けます。このダメージに対応し新しい筋線維が作り出されることで、筋肉の機能が維持されます。老化や筋肉の病気(筋ジストロフィーなど)によって、新しい筋線維を形成する能力が損なわれることから、寝たきりをはじめ様々な問題が生じます。今回、筋線維のかたちを決定するメカニズムの解明により、筋線維の形成を促進する新しい創薬ターゲットの候補を見つけたともいえます。超高齢化を迎える日において、筋肉を増強する薬の開発が今後期待され

    筋線維がなぜ長いのかを発見 -筋肉を増強するための新しい治療戦略に期待-
  • 光による量子コンピュータの実現に大きく迫る手法を開発 -従来の100億倍の誤り耐性-

    藤井啓祐 理学研究科特定准教授、富田章久 北海道大学教授、福井浩介 同博士課程学生らの研究グループは、光を用いた量子コンピュータを、現在の技術レベルで実現させる方法を開発しました。 研究成果は,2018年5月25日に、米国科学誌 「Physical Review X」に掲載されました。 量子コンピュータは、従来のコンピュータにおけるビットに対応する「量子ビット」をスタート地点としてその実装が検討されてきました。一方で、従来のコンピュータにおいては、電圧の値や電荷の量などアナログ値を離散化することでビットを実現しています。 研究は、光を用いたアナログ量子状態を離散化したGKP量子ビットにおいて、その背景にあるアナログ量をうまく利用することで量子ビットに対するエラー耐性を大幅に向上させることができるという結果です。 量子ビットの背景にあるアナログな物理系の情報をうまく利用することで量子コン

    光による量子コンピュータの実現に大きく迫る手法を開発 -従来の100億倍の誤り耐性-
  • 葉緑体の染色体分離の瞬間をとらえた -葉緑体核様体の柔軟なネットワーク構造を解明-

    上村嘉誉 理学研究科修士課程院生(研究当時)、西村芳樹 同助教らの研究グループは、単細胞緑藻クラミドモナスに注目し、葉緑体核様体を蛍光タンパク質によって標識し、マイクロ流体デバイスによって観察することにより、その挙動を生きたまま追跡することに世界で初めて成功しました。 研究成果は、2018年5月17日に英国の科学誌「Communications Biology」に掲載されました。 葉緑体はおよそ12億年前に藍色細菌が真核生物の祖先に共生することで誕生したといわれています。その誕生以来、葉緑体は分裂によってのみ増殖し、子孫に伝えられてきました。そのなかで、葉緑体がもつゲノムもまた、正確に増幅・分配・遺伝されてきたわけですが、今回、それを可能とする葉緑体分裂時の葉緑体核様体のダイナミックなうごきが、世界ではじめて捉えられました。葉緑体核様体ということばはまだまだ認知度が低く、植物の研究者にも

    葉緑体の染色体分離の瞬間をとらえた -葉緑体核様体の柔軟なネットワーク構造を解明-
  • 京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)

    ポイント 初期化の最初の段階として分化細胞の特徴が失われる脱分化注1がある 膵臓がんの遺伝子変異に加えて部分的な初期化を起こすことで初めてがん化した 膵臓がんの発症には脱分化に伴うエピジェネティック注2な変化が重要 1. 要旨 柴田博史 特別研究学生(元 京都大学CiRA, 岐阜大学大学院医学系研究科)および山田泰広 教授(元 京都大学CiRA、現 東京大学医科学研究所、AMED-CREST)らの研究グループは、膵臓がんが発生するメカニズムとして、遺伝子変異以外のメカニズムを解明しました。 体細胞からiPS細胞へと変化する初期化の過程では、遺伝子の変化を伴わないエピジェネティックな変化によって細胞の性質が大きく変化します。まず元の細胞で働いていた遺伝子の働きが弱くなる脱分化が起こり、更に初期化が進むと多能性を持つ細胞(iPS細胞)へと変化します。がん細胞が発生する際にも、脱分化に似た状態が

    京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)
  • 情報ネットワークに障害が発生しています | 障害情報 | 京都大学情報環境機構

    ただいま、情報ネットワークに障害が発生しています。 原因を調査中ですが、順次復旧しています。 一部サーバにおいて復旧が遅くなっておりますが、いましばらくお待ちください。 ご迷惑をおかけして申し訳ございません。 <判明している障害範囲> KUINS プロキシサーバ → 復旧しました VMホスティングサービスの一部 WEBホスティングサービスの一部 → 19:15 復旧しました 部局ドメインのメールの一部 PandA → 16:20 ごろ復旧しました (14:30 追記) VPNサービスの一部(IKEv2)→ 5/25 8:30 ごろ復旧しました(当初5/24 16:30とお伝えしていましたが、一部障害が残っていました) eduroam → 復旧しました。→ 17:00 ごろ復旧しました (15:37 追記) 事務用統合ファイルサーバ → 15:52 復旧しました (15:57 追記) KUI

  • 本学学生が逮捕されたことについて

    既に報道されておりますとおり、学の学生2名が、平成30年5月22日及び23日に道路交通法違反容疑で逮捕されました。 このような事件が発生したことは大変遺憾であり、大学周辺の道路を往来する皆さまに多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。 現在、警察で捜査中のため、詳細は把握できておらず、事実関係については確認中です。 今後、事実関係を確認したうえで、厳正に対処してまいります。 平成30年5月23日 京 都 大 学

    本学学生が逮捕されたことについて
  • 機械学習により「動物の行動戦略」を解読 -動物は何を報酬として行動しているのか-

    田直樹 生命科学研究科准教授、山口正一朗 情報学研究科修士課程学生(現・株式会社Preferred Networks)、石井信 同教授らの研究グループは、動物の行動データから報酬に基づく行動戦略を明らかにする機械学習法を考案しました。さらに、森郁恵 名古屋大学教授らと共同で、この手法を線虫の行動へと応用することで、その有効性を示しました。手法によって、従来の行動が制限された行動実験系から開放され、より自然な状況において自由に振る舞う動物の行動戦略の研究が進むことが期待されます。 研究成果は、2018年5月15日に米国の学術誌「PLoS Computational Biology」に掲載されました。 ヒトや動物は、さまざまな状況に対してそれぞれ価値付けを行い、より価値の高い状況を目指す戦略を取っていると考えられます。今回私たちは、動物の行動データからその裏に潜む戦略を解読する計算論的手

    機械学習により「動物の行動戦略」を解読 -動物は何を報酬として行動しているのか-
  • 1量子ビットしか使えない「弱い」量子コンピューターでも、古典コンピューターより「強い」ことを証明しました

    現在、世界中で多くの研究者が量子スプレマシーの実現にむけて研究を行っています。研究は、それらの理論的基盤を整備するものであり、今後の量子計算の理論的、実験的研究の発展に大きく寄与すると期待できます。また、量子スプレマシーの研究は、単に古典に対する優位性を示すだけでなく、有用な量子アルゴリズムの開発につながることも目指しています。one-clean qubitモデルを使った高速な量子アルゴリズムを開発するのは、今後の重要な課題です。 研究成果のポイント 実質的に1量子ビットしか使えない「弱い」量子コンピューターが、古典コンピューターよりも「強い」のかどうか不明であった。 そのような弱い量子コンピューターが、ある場面では古典コンピューターより高速であることを計算量理論的基盤に基づいて証明した。 現在、世界中で進んでいる量子スプレマシー研究の理論的基盤を整備する結果であり、当該分野の研究をさ

    1量子ビットしか使えない「弱い」量子コンピューターでも、古典コンピューターより「強い」ことを証明しました
  • 平成30年5月14日深夜から同月15日未明における警察導入及び立看板持ち出しについて

    既に一部マスコミで報道されているところですが、平成30年5月14日(月曜日)深夜の警察の構内導入及び立看板の持ち出しについて事実経過を説明いたします。 平成30年5月14日(月曜日)23時過ぎ、部構内教育推進・学生支援部棟の中庭に設置しているフェンスで囲んだ撤去済立看板保管場所(以下、「保管場所」という。)のフェンスが破損していること、及びフードや布のようなもので顔を隠した身元不明の者3人がその保管場所に侵入し、立看板を持ち出そうとし、また、一部を持ち出していることを職員が現認したことから、不審者の侵入事案として警察に通報しました。なお、フェンスで囲まれた保管場所に侵入した身元不明の者は、教育推進・学生支援部棟の屋根に上り逃走した模様であり、警察が到着・捜索を始める頃には既に保管場所内にはいませんでした。 京都大学では、この保管場所のフェンスが過去2回にわたり切断されるなど破壊された

    平成30年5月14日深夜から同月15日未明における警察導入及び立看板持ち出しについて
  • 富士川文庫 | 京都大学貴重資料デジタルアーカイブ

    骨度正誤図説富士川文庫は医学博士、文学博士富士川游氏が、大正6年以降3回にわたって寄贈した氏の旧蔵書4,340余部9,000余冊の集書である。 博士は慶応元年(1865)5月広島に生れ、昭和15年(1940)11月鎌倉で病死した。博士は明治20年広島県医学校を卒業してドイツに留学、明治33年イエナ大学を卒業して帰国し、帰国後は京都、九州、東北の各帝国大学で医学史を講じた。明治45年名著「日医学史」に対して帝国学士院より恩賜賞を授与され、大正3年に文学博士、同4年に医学博士の学位を授与された。 富士川文庫は博士がその畢生の大作である「日医学史」の編纂のため、参考資料として四方に求めて採収した苦心の収書である。文庫は明治以前の和漢の医書と江戸中期以後主として幕末期の西洋医学書の翻訳書より構成されわが国の医学に関する典籍は平安朝より明治初期に至るまで網羅して余すところがないといっても過言で

  • 京都大学図書館機構 - 【附属図書館】6/11(月) 13:30- 京都大学附属図書館研究開発室セミナー 「研究データ管理と大学図書館-北米大学の事例を中心に-」

    発表要旨: 「カリフォルニア大学サンディエゴ校とロサンゼルス校における研究データ管理」 カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)とロサンゼルス校(UCLA)のインタビュー調査結果を、California Digital Library(CDL)が提供するDMP Toolによる研究データ管理計画作成支援や、その他データ管理システムの活用事例について紹介する。また、データ管理普及活動や、分野別のデータリポジトリの事例として社会科学分野の取り組みを報告する。さらに、各図書館の研究支援実施体制や組織改革について紹介するとともに、この調査を通じて看取できた図書館の役割やライブラリアンの職種の変化についても言及したい。 「カリフォルニア工科大学と南カリフォルニア大学における研究データ管理」 カリフォルニア工科大学(Caltech)と南カリフォルニア大学(USC)のインタビュー調査結果を、Resea

  • 京都大学図書館機構 - 【図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学附属図書館が所蔵する医学分野の貴重資料コレクション「富士川文庫」全点の電子画像を公開しました

    図書館機構】京都大学貴重資料デジタルアーカイブ: 京都大学附属図書館が所蔵する医学分野の貴重資料コレクション「富士川文庫」全点の電子画像を公開しました 京都大学図書館機構は、京都大学附属図書館が所蔵する医学分野の貴重資料コレクション「富士川文庫」全点の電子画像を、京都大学貴重資料デジタルアーカイブに公開しました。 京都大学附属図書館が所蔵する「富士川文庫」は、約5,000点にのぼる医学書のコレクションで、富士川游(1865-1940)医学博士・文学博士から大正6年以降3回にわたって寄贈されたものです。博士は、日医学の生長過程を跡付ける『日醫學史』編纂の参考資料として、学術的図書を広く系統的に収集し、明治以前の和漢の医書と、江戸中期以後、主として幕末期の西洋医学書の翻訳書からなる蔵書を構築しました。 今回新しく公開した資料の一つ、和蘭医書の翻訳書『和蘭全躯内外分合図及験号』には、筋肉系

  • 京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)

    京都大学は、年1月に認定されたCiRA特定拠点助教による論文不正事案に関し、当該研究者1名を懲戒解雇の処分とすることを発表しました。 詳細は以下をご参照ください。 研究活動上の不正行為に係る調査結果について この度の論文不正により皆様の信頼を損ねる結果となりましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。件公表以降、研究不正防止の取り組みを進めておりますが、今後、所員一同その徹底に努めるとともに、真摯に研究開発に励み、iPS細胞技術の医療応用実現に貢献することで信頼回復に努めて参る所存です。 <山中伸弥所長のコメント> 今回の論文不正について、3月28日付で私も監督者として処分を受けました。今回の処分を真摯に受け止めるとともに、所長として事態を未然に防ぐことができなかった責任を痛感し、自主的に当面の給与相当額をiPS細胞研究基金へ寄附することとし、その手続きを始めます。 今後、研究倫理への

    京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)
  • 503 Service Unavailable | 京都大学

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  • 総長談話「人文・社会科学を生かした新しい学問世界の構築を目指して」を発表しました(2018年3月30日)

    学は文部科学省より2017年6月30日に「指定国立大学法人」の指定を受け、 人文・社会科学の未来形の発信、文理融合による新学術領域の創成が期待されています。 まずは総長より、学がこれから人文・社会科学分野のけん引役を担うに当たってのメッセージを発信します。 総長談話:人文・社会科学を生かした新しい学問世界の構築を目指して 世界は今、大きな文明の岐路に立っています。1万2千年前に農耕・牧畜による料生産が始まり、数百万年に及ぶ狩猟採集生活は一変して、定住と人口増大による大規模で重層的な社会システムの形成が進みました。18世紀後半には産業革命がおこり、工業化による産業構造の大転換によって都市に人口が集中するようになりました。そして、20世紀中盤に起こった情報革命によって通信技術や輸送技術が大幅に進歩し、人や物が国境を超えて移動するグローバルな世界が形成されました。そして、21世紀を迎え、遺

    総長談話「人文・社会科学を生かした新しい学問世界の構築を目指して」を発表しました(2018年3月30日)
  • 情報量は宇宙トンネルの断面積 -ミクロな情報量を計算する幾何学的公式の発見-

    滉嗣 基礎物理学研究所修士課程学生と高柳匡 同教授は、量子ビットの「Entanglement of Purification」(純粋化量子もつれ)と呼ばれる情報量を計算する新しい幾何学的公式を発見しました。 研究成果は、2018年3月26日に国際学術誌「Nature Physics」にオンライン掲載されました。 量子もつれの量を幾何学的に計算する公式を著者の一人 ( 高柳 ) がポスドク時代に発見してから10年以上経過しました。この研究成果は、「宇宙が量子ビットで創られている」という新しいアイデアを生み出し、最近では世界中で活発に研究が進められている大きな研究テーマとなっています。しかし、この発見は氷山の一角に過ぎませんでした。ずっと一般的な公式が存在することが予想されていたにも関わらず、なかなか明確な答えを得ることができなかったのです。ところが、今回、修士課程学生(梅)の鋭い洞察

    情報量は宇宙トンネルの断面積 -ミクロな情報量を計算する幾何学的公式の発見-
  • 地獄谷のニホンザル、温泉に入ってストレスを緩和 -温泉入浴がストレスホルモンの濃度を下げることを解明-

    このデータが、地獄谷のニホンザルが温泉に入る行動の持つ機能(体を温かく保つこと)を明らかにするために役立つことを期待しています。サルが温泉を楽しむ写真は魅力的ですが、野猿公苑を訪れる人々は、この行動がサルにとって利益となるのは、温かいシーズンではなく、冬のみであることを理解する必要があります。今後さらに唾液を使った解析により、温泉に出たり入ったりする際の急激な温度変化がホルモンの変化にどのような作用をもっているかを明らかにし、ヒトとサルの体温調整のメカニズムの比較にもつなげたいと考えています。(Takeshita研究員) 長年、野生動物のセルフメディケーション(薬草利用)と健康管理を研究してきた立場から、今回の成果は、ストレス解消による新たな健康管理行動の可能性を示唆するものと考えています。今後、他の野生動物を対象に、この様な非侵襲的手法を用いた研究を行うことによって、動物がどの様に自分の

    地獄谷のニホンザル、温泉に入ってストレスを緩和 -温泉入浴がストレスホルモンの濃度を下げることを解明-
  • http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2017/documents/180402_1/01.pdf

  • なぜ世界は「べき則」であらわされるのか -ビッグデータの新しい統計法則の発見-

    かつての偉大な研究者の発見である中心極限定理や一般化中心極限 定理に触れた時、とても美しく素晴らしい内容だと思いましたが、一方で、 現実のデータに適応するには少々数学的な制約が厳しいと感じたの がこの研究の始まりでした。ビッグデータの時代と言われる昨今、べき 則に従うデータは数多く観測されており、この研究が、 そういった世の中に遍在するべき則を分析するための一助になれば と思っています。 概要 世界はべき則で溢れています。金融市場の株価変動や為替変動といった価格変動分布、地震が起こる間隔などの確率統計分布、そしてインターネットのトラフィックなど世界中の様々なビッグデータが、べき則であらわされることがデータ解析によりわかってきました。ただ、なぜ、べき則が、異なる現象に普遍的に現れるのかといった基的問題が、未解決なまま残されていました。最近では金融取引の自動化が進み、株価や為替変動の高頻度化

    なぜ世界は「べき則」であらわされるのか -ビッグデータの新しい統計法則の発見-