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ブックマーク / www.cira.kyoto-u.ac.jp (14)

  • 京都大学iPS細胞研究所 CiRA(サイラ)

    ポイント 初期化の最初の段階として分化細胞の特徴が失われる脱分化注1がある 膵臓がんの遺伝子変異に加えて部分的な初期化を起こすことで初めてがん化した 膵臓がんの発症には脱分化に伴うエピジェネティック注2な変化が重要 1. 要旨 柴田博史 特別研究学生(元 京都大学CiRA, 岐阜大学大学院医学系研究科)および山田泰広 教授(元 京都大学CiRA、現 東京大学医科学研究所、AMED-CREST)らの研究グループは、膵臓がんが発生するメカニズムとして、遺伝子変異以外のメカニズムを解明しました。 体細胞からiPS細胞へと変化する初期化の過程では、遺伝子の変化を伴わないエピジェネティックな変化によって細胞の性質が大きく変化します。まず元の細胞で働いていた遺伝子の働きが弱くなる脱分化が起こり、更に初期化が進むと多能性を持つ細胞(iPS細胞)へと変化します。がん細胞が発生する際にも、脱分化に似た状態が

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    京都大学は、年1月に認定されたCiRA特定拠点助教による論文不正事案に関し、当該研究者1名を懲戒解雇の処分とすることを発表しました。 詳細は以下をご参照ください。 研究活動上の不正行為に係る調査結果について この度の論文不正により皆様の信頼を損ねる結果となりましたことを、改めて深くお詫び申し上げます。件公表以降、研究不正防止の取り組みを進めておりますが、今後、所員一同その徹底に努めるとともに、真摯に研究開発に励み、iPS細胞技術の医療応用実現に貢献することで信頼回復に努めて参る所存です。 <山中伸弥所長のコメント> 今回の論文不正について、3月28日付で私も監督者として処分を受けました。今回の処分を真摯に受け止めるとともに、所長として事態を未然に防ぐことができなかった責任を痛感し、自主的に当面の給与相当額をiPS細胞研究基金へ寄附することとし、その手続きを始めます。 今後、研究倫理への

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    日、iPS細胞研究所における研究活動上の不正行為(捏造・改ざん)に係る調査結果について、記者会見を行いましたので、お知らせします。 このような、あってはならない事態が発生したことを真摯に受け止め、今後全学をあげて再発防止に取り組むとともに、教職員として不適切な行為に対しては厳正に対処していきます。 調査結果の概要 京都大学における公正な研究活動の推進等に関する規程第9条1項及び京都大学における研究活動上の不正行為に関する調査要項第3条に基づく調査委員会を設置し、調査を実施した結果、通報対象論文において、不正行為(捏造・改ざん)が認められた。 詳細は以下をご参照ください。 「京都大学における研究活動上の不正行為に係る調査結果について(概要)」 「論文不正に関する調査結果について」及び「参考資料」 「事案における再発防止策について」 「京都大学における研究活動上の不正行為 に係る調査結果に

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    ポイント アルツハイマー病(AD)注1の病因物質と考えられている、アミロイドベータ(Aβ)注2を低減させる効果のある化合物を探索するため、患者さん由来iPS細胞から作製した高純度の大脳皮質神経細胞を用いたスクリーニング系を確立した。 スクリーニングに続いて、効果のあった化合物群をケモインフォマティクス注3により分子構造式の類似性にもとづいて分類し、アミロイドベータを相乗的に低減させる効果がある3種類の既存薬の組合せ(カクテル)を同定した。 同定した既存薬カクテルの多人数のAD患者さんでの効果を推定するために、家族性および孤発性AD患者さんの細胞を用いたin vitroトライアル注4を実施し、有効性を確認した。 1. 要旨 近藤孝之特定拠点助教および井上治久教授(京都大学CiRA増殖分化機構研究部門幹細胞医学分野・理化学研究所バイオリソースセンター創薬細胞基盤開発チーム)らの研究グループは、

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    iPS細胞研究基金は2009年の設置から10年以上が経ち、研究活動への資金援助や優秀な人材の確保など、iPS細胞研究を推進する大きな役割を果たしてきました。 iPS細胞研究所(CiRA)は日のiPS細胞研究を先導する研究機関として、引き続き革新的な基礎研究と、多くの難病やケガを治療できる新しい医療の実用化を目指してまいります。 iPS細胞は、今後の医療に大きな影響を与え、誰もがその恩恵を受ける可能性のある新しい技術ですが、医療応用までには長い時間と多くの研究費を要します。一日も早い成果を目指しながらも、一歩一歩着実に進めてまいります。 皆様からのご支援は、次世代を担う優秀な研究者の積極的な登用や育成、知財の確保・維持の費用などに大切に使わせていただきます。 どうか、皆様のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 領収証書の必要な方は、下記の方法で ご寄付のお手続きをお願

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    iPS細胞研究基金は2009年の設置から10年以上が経ち、研究活動への資金援助や優秀な人材の確保など、iPS細胞研究を推進する大きな役割を果たしてきました。 iPS細胞研究所(CiRA)は日のiPS細胞研究を先導する研究機関として、引き続き革新的な基礎研究と、多くの難病やケガを治療できる新しい医療の実用化を目指してまいります。 iPS細胞は、今後の医療に大きな影響を与え、誰もがその恩恵を受ける可能性のある新しい技術ですが、医療応用までには長い時間と多くの研究費を要します。一日も早い成果を目指しながらも、一歩一歩着実に進めてまいります。 皆様からのご支援は、次世代を担う優秀な研究者の積極的な登用や育成、知財の確保・維持の費用などに大切に使わせていただきます。 どうか、皆様のあたたかいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。 領収証書の必要な方は、下記の方法で ご寄付のお手続きをお願

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    ポイント 筋強直性ジストロフィーの病因であるCTG繰り返し配列注1が伸長するという現象を、患者さん由来iPS細胞で再現した。 CTG繰り返し配列の伸長は、未分化iPS細胞を継代培養する過程で主に認められ、神経、心筋、骨格筋への分化の過程では、それほど認められなかった。 CTG繰り返し配列付近のクロマチン注2構造が、健常者と比較して変化していることが明らかになった。 1. 要旨 植木絢子元大学院生(現京都大学医学部附属病院 糖尿病・内分泌・栄養内科 医員)、櫻井英俊准教授(京都大学CiRA臨床応用研究部門)らの研究グループは、大阪大学医学部神経内科学講座の中森雅之講師らの研究グループとともに、筋強直性ジストロフィー1型(DM1)患者さんから作製したiPS細胞を用いて、この疾患の病因であるCTG繰り返し配列(CTGリピート)の伸長という現象を再現することに成功しました。DM1は、DMPK(DM

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    京都大学iPS細胞研究所(CiRA)は、再生医療実現拠点ネットワークプログラムの一環として、2013年度より再生医療用iPS細胞ストックプロジェクトを進めております(資料)。2015年8月に末梢血から作製した臨床用iPS細胞の提供を開始し、2016年8月には、臍帯血から作製した臨床用iPS細胞の提供を開始しています。 昨年11月下旬に、この臍帯血由来iPS細胞の製造過程において、来使用すべき試薬とは異なる試薬を用いた可能性があることが判明しました(資料)。試薬を取り違えた可能性を完全には否定できないため、同iPS細胞の提供を停止することを決定いたしました。なお、同細胞はこれまで人には使用されておりません。今後、正しい試薬で再製造を行った臨床用臍帯血由来iPS細胞を、速やかに提供できるよう準備を行ってまいります。なお、2015年に提供を開始した末梢血由来iPS細胞に関しては、正しい試薬で製

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    ポイント iPS細胞技術によりがん関連遺伝子の働きを変えることが可能である。 iPS細胞技術によるがん細胞の運命制御の可能性を提示した。 がんの発生には遺伝子によらない要因もある。 1. 要旨 橋恭一元大学院生、山田洋介研究員、山田泰広教授(京都大学CiRA未来生命科学開拓部門)らの研究グループは、iPS細胞技術により、がん化に関わる遺伝子であるApc遺伝子の働きを変えうる事、さらには腫瘍細胞の運命を制御しうる事を明らかにしました。 一般的にがんは遺伝子変異が原因と言われていますが、がんのできる臓器によって変異が検出される遺伝子は異なっており、がん遺伝子の働きには、細胞の種類に依存したなんらかの影響があるのではないかと考えられます。しかし、遺伝子変異以外の要因がどの程度がん遺伝子変異の働きに関与しているのか、まだわかっていません。研究グループは大腸がんの原因として知られているApc遺伝子

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    1.要旨 平田真治研究員(京都大学CiRA、科研製薬株式会社)、江藤浩之教授(京都大学CiRA)らの研究グループは、iPS細胞から製造した血小板(注1)が、止血のために必須な機能を保持できる培養方法を構築しました。これまでにもiPS細胞から血小板をつくることはできていましたが、血小板が傷害血管に接着して機能するために重要なGPIbα(注2)というタンパク質が血小板を作製する過程で切断されてしまい、血小板来の機能が損なわれてしまうという課題がありました。研究では、GPIbαを切断するADAM17(注3)という酵素を選択的に阻害する化合物KP-457を新たに発見し、培養添加物として使用することで、iPS細胞由来の血小板の機能を保持することに成功しました。これにより、臨床応用に向けて、より質の高い血小板を作製することが可能になりました。 この研究成果は2016年10月5日に米国科学誌「STE

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    喜多山秀一研究員(京都大学CiRA)、金子新准教授(京都大学CiRA)やRong Zhang研究員(当時・愛知県がんセンター研究所、現・国立がん研究センター)、植村靖史主任研究員(当時・愛知県がんセンター研究所、現・国立がん研究センター)らの研究グループは、ヒトのiPS細胞から免疫細胞の一種であり、他の免疫細胞の機能を高めるiNKT細胞を作製できることを示しました。 この研究成果は2016年2月9日正午(米国東部時間)に米国科学誌「Stem Cell Reports」にオンライン公開されました。 ポイント

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    iPS細胞はどうやって発見されたのでしょうか?世紀の大発見なのだからとても複雑な実験がなされたと思われるかもしれませんが、実際にはとてもシンプルで美しい実験により明らかになりました。 iPadアプリ「iPSマスター」では、あなたも山中研究室の一員となって、iPS細胞を発見した時の実験を追体験できます。 さぁ、みなさん、用意はいいですか? iPS細胞を作り出す研究に挑戦してみましょう!

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    舟越俊介研究員、吉田善紀講師(京都大学CiRA未来生命科学開拓部門)らの研究グループは、ヒトiPS細胞から作った心筋細胞が最も高い移植効果を得る条件を見出しました。 この研究成果は2016年1月8日10時(英国時間)に英国科学誌「Scientific Reports」にオンライン公開されました。 1. 要旨 ヒトの多能性幹細胞から作製した心筋細胞は、心疾患の細胞治療にとても有効なツールとして期待されています。動物モデルにヒトiPS細胞由来の心筋細胞を移植したという報告はいくつかありますが、その効果は限られていました。おそらく移植した細胞が十分に最適化されたものではないためではないかと考えられます。移植する細胞を心筋に最適化するために、様々な分化発達段階にある心筋細胞を作り、マウスの心臓に移植しました。移植した細胞が生着しているかどうかを確認したところ、分化誘導後20日目の心筋細胞が最も生着

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  • twitterアカウントについて - その他|2012年|ニュース|ニュースルーム|CiRA(サイラ) | 京都大学 iPS細胞研究所

    現在、当研究所所長の山中伸弥を騙る偽のtwitterアカウントが存在しているようです。 山中はtwitterによる情報発信をしておりませんので、ご注意願います。

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