米ホワイトハウスで、「インフレ抑制法」に署名するジョー・バイデン大統領(2022年8月16日撮影)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【8月17日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は16日、大規模な気候変動対策や医療保険制度の拡充などを盛り込んだ「インフレ抑制法(Inflation Reduction Act)案」に署名し、同法が成立した。 同法に基づき、政府はクリーンエネルギー関連事業に約3700億ドル(約50兆円)を支出する。ホワイトハウス(White House)は、米史上最大の気候変動対策としている。 このほか、処方薬の価格引き下げに向け、高齢者向け公的医療保険制度メディケア(Medicare)の事業者に薬価交渉権を認める。また、15%の最低法人税率を導入する。 バイデン氏はホワイトハウスで演説し、「国は変革できる。今がまさにその時だ」と語った。 今回