「漫画家にとって、恐ろしい時代だ」――ネット上ではここ数年、漫画の「トレース疑惑」の検証が盛んだ。別の作家の漫画から似た構図のコマなどを見つけてネット上に公開。「盗作」と騒動になれば、出版社がその漫画を絶版にすることもある。 だが漫画界では、作家同士の模倣はよくあること。ほかの作品を参考に描くことも、暗黙のうちに認められてきたという。同人作家による2次創作も黙認され、“グレーゾーン”から多くの作品が生まれてきた。 漫画の編集実務に詳しい編集者・文筆家の竹熊健太郎さんが4月15日、「著作権保護期間延長問題を考えるフォーラム」(ThinkC)が開いたパネルディスカッションに参加し、模倣やトレースの事例を紹介。「漫画制作の現場は法律ではなく、慣習で動いている」と現状を説明した。 パネルディスカッションには、北海道大学大学院法学研究科教授の田村善之さん、弁護士でクリエイティブ・コモンズ・ジャパン専
自分のお気に入りのマンガは、どういうわけか「黄色い紙」に多かったりする。そんな傾向を一人考えてみるのも楽しい。 マンガを読む人ならご存知のことと思うが、マンガ雑誌の紙は、何色かに分かれている。 青年マンガ誌は白ベースにクリーム色、淡いオレンジ色など、比較的ユルい変化だが、『週刊少年ジャンプ』『週刊少年サンデー』などの少年誌や『りぼん』『ちゃお』などの少女誌をみると、黄色、オレンジ、緑という結構キツイ色が使われているのだ。 そもそも「マンガ誌の紙に色がついているのは、安い紙を使っているから、紙質が悪いのをごまかすため」と聞いたことがあるが、そこでちょっと疑問。 どうせ安い紙に色をつけてごまかすのなら、こんなに「折」ごとに色を変えて、何色も使わなくてもいいのではないか。色を分けることで、コストがかからないのか? マンガ編集者に聞いてみた。 「マンガ雑誌の色分けしてあるのは、もともと余っている紙
<BODY> <P>ごめんなさい。このページの侮ヲには、フレームをサポートしているブラウザが必要です。</P> </BODY>
2008年01月29日 福本伸行、幻の初期作品「麻雀グラフィティ」 福本伸行作品は絵にクセがあり、慣れてくればそのクセも味わいとして楽しめるものですが、一般的にはやはり福本伸行の持ち味はその原作でしょう。福本伸行の出世作「天 〜天和通りの快男児〜」。麻雀漫画の代名詞とまで知名度を上げ、ついにはアニメ化もされた「闘牌伝説 アカギ」。そして、講談社漫画賞まで受賞して現在もアニメが大好評放送中の「賭博黙示録 カイジ」。いずれの作品でも麻雀を中心とした熱い勝負が描かれており、読者はみな、勝負における濃密な心理描写を伴う真剣な駆け引きや、各主人公の鮮やかな大逆転劇にカタルシスを得たものだ。言うまでもなく筆者もそんなファンの一人で、カイジの計算されつくしたギャンブル「限定ジャンケン」の計算され尽くした駆け引きと大逆転劇に心の底から驚き、アカギの「奇跡の大明槓リンシャンツモ」に一気にその天才性に魅入られ
十数年の時を経て「いい体」のまま復活 こんにちは、J君です。週刊SPA1/15号に「孤独のグルメ」の特別編が掲載されましたね。実に10年の歳月を超えての復活です。待ち望んでいたファンもきっと多いことでしょう。そして、その特別編はまるでその10年という月日が止まったかのような、全く違和感のない作品でした。何もかもが懐かしい ・・・。 「孤独のグルメ」の世帯普及率100%を目論む「こどグル原理主義者」のJ君といたしましては特別編の素晴らしさも是非皆様にお伝えしたい次第。というわけで、今回は「孤独のグルメ」特別編レビューです。 さて、念のため「孤独のグルメ」をご存じない方のために簡単に作品をご説明しておきますと、独身貴族のゴローちゃんこと、井之頭五郎が、一応社長などというエグゼクティブな立場であるにもかかわらず、焼肉屋で「焼肉といったら白い飯だろうが」などと軽くキレたりするという作品。全然説明に
さて、ここでシュリンクの歴史を紐解いてみましょう。そもそもコミックのシュリンクはいつ誰が始めたものなのでしょうか?コミックのシュリンクを書店業界で一番最初に始めた人は「こうしたほうが売上があがる」と必ずや考えていたはずなのです。そりゃそうですよね。では、その方のお話を聞いてみることにしましょう。 「シュリンクを始めたきっかけはね、コミックが猛烈に売れ始めた当時、コミックを買いにきてたお客さんは、ほとんどみんな雑誌で連載を読んでから来てたんですね。当時はコミック雑誌の種類も少なかったこともあって、今とは比べ物にならないくらい雑誌がよく売れてたし読まれてたんです。だから本屋にコミックを買いに来るお客さんは、基本的にみんな内容を知ってたんやね。一回読んだやつを買いに来てるわけ。じゃあ、コミックコーナーで立ち読みをしてる人たちはどうかというと、彼らは絶対に買わへんわけですよ。一回読んだやつをまた立
http://d.hatena.ne.jp/banana-cat/20071210/1197295427とかhttp://kom824.blog113.fc2.com/blog-entry-408.htmlで、シュリンクについてのエントリが注目されていました。いい機会なので私もちょこっと書いてみようかと思います。 シュリンク全盛のこの時代に、コミックシュリンクをしたほうが売上があがるのか下がるのか、なんて議論をするのはナンセンス!と思われる方も多いのではないかと思います。でもですね、実際売上を比較してみたことのあるお店って、どれぐらいあるのでしょうか。実際実験したいと思ってもコミックは売上の額がでかいので、売上下がったら取り返しつかないし、というお店が多くて、実際の効果測定までしてるケースは少ないのではないでしょうか?この話になると、何となく「下がる気がする」とか「上がるに違いない」という
内閣府が10月25日発表した「有害情報に関する特別世論調査」によると、実在しない子どもに対する性行為などを描いた漫画・イラストも規制の対象とすべきという回答が約6割に上り、「どちらかといえば規制すべき」との合計は約9割に上った。 現行の児童ポルノ法は漫画・イラストを規制対象にしていない。調査では58.9%が「規制の対象にすべき」とし、「どちらかといえば対象とすべき」との合計は86.5%だった。一方、「どちらかといえば対象とすべきでない」は6.6%、「対象とすべきでないは2.5%」にとどまった。「わからない」は4.5%だった。 児童ポルノの単純所持についても、69.6%が「規制すべき」、21.3%が「どちらかといえば規制すべき」とした。 調査は、「有害情報」を「子どもたち悪影響を与える恐れのある情報」とし、(1)わいせつ画像などの性的な情報、(2)暴力的な描写や残虐な情報、(3)自殺や犯罪を
日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。
昨日、帰宅したら、郵便受けに一通の小包が届いていた。差出人を見ると、何とあの早川書房である。何だろ。懸賞でも当たったかな。出していないけれど。とりあえず、あけてみよ。 今日の早川さん 作者: coco出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/09/07メディア: コミック購入: 8人 クリック: 264回この商品を含むブログ (371件) を見る ……(茫然自失中)……はっ(覚醒)! id:COCOさんの『今日の早川さん』じゃん! なぜこの本がおれのところに! キラー・クイーン*1で爆弾にしてあって触ると爆発するという落ちか! ……(沈思黙考中)……はっ(理解)! そうか、これはつまり指令! 「1冊くれてやるからお前の日記で宣伝して1冊以上売れ」という意味! ネットやっているとこういうこともあるんだなあ(しみじみ)。 そういうわけで、今日のネタはいまはてな界隈その他で話題沸騰中の読書
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く