異体字の世界―旧字・俗字・略字の漢字百科 (河出文庫 こ 10-1) 作者: 小池和夫出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/07/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 112回この商品を含むブログ (45件) を見る 異体字についての本なのですが、むしろ話題の中心(第二章以降)は、字そのものよりも、日本規格協会符号化文字集合調査研究委員会の委員としての経験から著者が語る、当用漢字表やJIS規格に振り回された、「異体字」それぞれの消長に関わる物語です。「異体字」そのものについては杉本つとむ氏の独壇場となっている感があるので、氏の著作もあわせて御覧になってください。 ところで、一部の人からは強烈な反発を招きかねないことも述べているので、引用しておきます。個人的には、いずれもまっとうな記述だと思いますが、異論・反論・オブジェクションをどうぞ。 まずは、字体の微小な差異にこだ
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