「青森に比べて北海道はでかすぎる。何とかして小さくできないものか」。そんな授業中の発想から、神奈川県の大学生たちが、リズムに合わせて青森が北海道をパンチして小さくするゲーム「アオモリズム」を作った。日本最大のゲーム展「東京ゲームショウ」(TGS)で昨年注目を集め、青森県内での展示を目指している。 見た目はゲームセンターにあるようなアーケードゲーム。「ホッカイドウが攻めてきたど」。スクリーンに宣戦布告が表示されるとともに「ねぶたばやし」が響き、ゲームは始まる。 北海道がぷるぷると震え、渡島半島からジャガイモやカニなどの道産品を次々に青森に投下。落下のタイミングに合わせてボタンを押し、はね返す。左の「赤リンゴボタン」を押せば津軽半島が、右の「青リンゴボタン」を押せば下北半島が伸びて道産品をパンチする。やがて、福島県のモモや宮城県のカキなど、東北6県の特産品からなる「救援物資」も届き、ボタンをリ