13日、徳島県阿南市の中心部にある、およそ420年前に建てられた寺の本堂が突然倒壊しました。けが人はなく、警察は老朽化のため倒壊したとみています。 市からの連絡で警察が確認したところ、木造平屋建ての寺の本堂が跡形もなく倒壊していました。けが人はありませんでした。 景徳寺はおよそ420年前の建てられた真言宗の寺で、阿南市の中心部に近い住宅地にあり、以前は高校の運動部の生徒が合宿に利用するなど、地元の人たちに親しまれていたということです。 寺は、50年余り前から住職が不在となり、別の寺の住職が定期的に見回るなどしていましたが、ふだんは無人だったということです。 近くに住む人によりますと、「ゴーという地響きのような音とともに寺から白い煙が上がっていた」ということです。 警察は老朽化のため倒壊したとみています。