ドナルド・トランプ米大統領は25日、連邦最高裁判事の人事で、人工中絶に反対するなど社会的保守派が歓迎する48歳女性判事を、がんで亡くなったリベラル派判事の後任として指名する方針を固めたという。複数の米メディアが伝えた。上院に承認されれば、最高裁判事の構成は6対3で圧倒的に保守に傾くことになる。 複数の米報道によるとホワイトハウスは26日にも、第7巡回区控訴裁判所のエイミー・コーニー・バレット判事の指名を発表する方針。リベラル派のルース・ベイダー・ギンズバーグ判事が18日にがんのため87歳で亡くなって以降、トランプ氏は後任の人選を進めていた。 BBCがアメリカで提携するCBSニュースは複数の消息筋の話として、トランプ氏がバレット判事の指名を決めたと伝えた。ただし25日夜の時点で記者団に質問されたトランプ氏は、「明日になったら分かるよ。(候補の判事たちは)みんな素晴らしいから、誰がなってもおか