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ブックマーク / karapaia.com (1,107)

  • 江戸時代の人も目撃。太陽の光を遮るほどドラマチックだった「テバット彗星」(1861年) : カラパイア

    19世紀は星空を愛する天文ファンにとって素晴らしい時代だった。1811年から1882年にかけて、8つの大彗星が地球を訪問し、天文学者のみならず一般の人々を楽しませた。 とりわけドラマチックだったのが、1861年に地球のすぐそばを通過し、江戸時代の日でも観測が記録された「テバット彗星」だ。 約3か月間にわたって肉眼で観察できるほど輝き続け、その間、地球は2日間にわたって彗星の尾の中を通過している。 彗星のガスと塵の中からそれを見上げた人たちは、放射される彗星物質の流れをはっきりと目にした。それは昼間だというのに太陽の光を遮るほどだったという。

    江戸時代の人も目撃。太陽の光を遮るほどドラマチックだった「テバット彗星」(1861年) : カラパイア
  • まだ生きていた!30年前に行方不明になった亀が屋根裏で発見される : カラパイア

    いくら長生きの亀でもこの環境で30年はつらかったんじゃなかろうか。 ブラジルの民家の屋根裏で30年間も行方知れずだったペットの亀が生きた状態で発見されたニュースが話題となっている。 発見されたのはリクガメ科のアカアシガメでマヌエラ(現在はマヌエルに改名)という。 今は孫娘もいるスエリさんが子供のころに飼っていたものの、ある日を境に行方不明になってしまったという。30年ぶりの奇跡の再会にスエリさんは感極まって涙した。

    まだ生きていた!30年前に行方不明になった亀が屋根裏で発見される : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2022/05/30
    本当に同じ個体なのかどうか。
  • 人類はあと200年で真の宇宙文明に到達できるとNASAの科学者 : カラパイア

    人類は今、もっとも重要な瞬間に直面している。地球から脱出し、宇宙に格的に進出するためのエネルギーをどうにかして手にしなければならない。さもなければ、自滅の未来が待っているという。 だが新しい研究によるならば、それさえできればほんの200年程度で、当の意味での「宇宙文明」に到達することができるという。 NASAジェット推進研究所のジョナサン・ジャン氏は、我々は限られた資源しかない宇宙の小さな岩石に囚われていると語る。 「原子力」と「再生可能エネルギー」を増やし、化石燃料から脱却する。それが自滅を回避し、地球から脱出するための鍵であるそうだ。

    人類はあと200年で真の宇宙文明に到達できるとNASAの科学者 : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2022/05/27
    200年じゃなくて350年じゃないか。しかもタイプI文明到達にそれだけかかるのか。うーん、滅びそう。
  • 今だ起源も用途も不明、古代ローマの「中空十二面体」の謎 : カラパイア

    古代ローマ文明には、一生かかっても解明できない秘密がいくつかあるといっていい。歴史家や考古学者たちが探究を続けていると、困惑するような遺物を発見することも多い。 そんな遺物のひとつが、「中空十二面体」だ。12の平らな五角形の面をもつ、石や青銅でできた中が空洞の物体だ。 西暦2〜4世紀のものとされており、中央ヨーロッパで100個以上見つかっているが、その用途はわかっていない。300年以上前に初めて発見されて以来、さまざまな説がささやかれている。

    今だ起源も用途も不明、古代ローマの「中空十二面体」の謎 : カラパイア
  • ハムスターの遺伝子を編集したら超凶暴なモンスターが誕生してしまった件 : カラパイア

    ジョージア州立大学の研究者が遺伝子編集技術で、可愛らしいハムスターの社会行動を制御するシグナル伝達経路を遮断する実験を行った。 その結果、同性に対してやたら攻撃的で狂暴なモンスターが誕生してしまったのだ。 生物の社会的行動を司るメカニズムは、これまで考えられてきたよりずっと複雑である可能性を示唆しているという。

    ハムスターの遺伝子を編集したら超凶暴なモンスターが誕生してしまった件 : カラパイア
  • 海洋ゴミに適応した生物たち。太平洋のゴミが集まる地域は今、豊かな生態系が織りなされている : カラパイア

    北太平洋の中央には海流などの影響により、海洋ゴミが集中している海域で「太平洋ゴミベルト」と呼ばれている。 遠泳のアスリートとして有名なブノア・ルコント氏が、太平洋ゴミベルトに近づくと、驚くべきものに遭遇した。たくさんの生命だ。 ルコント氏の発見は世界中の大学で調査され、未査読論文として『bioXiv』(2022年4月28日投稿)で公開された。 ゴミベルト地帯はまるで小さなガラパゴス諸島のように、生物多様性の宝庫となっているという。

    海洋ゴミに適応した生物たち。太平洋のゴミが集まる地域は今、豊かな生態系が織りなされている : カラパイア
  • 失われた大陸「バルカナトリア」を発見。約4000万年前に存在し、ヨーロッパの動物相に変化をもたらした : カラパイア

    新しい研究によると、科学者たちは、約4000万年前にエキゾチックな動物たちが住んでいた、失われた大陸を発見したという。 現在のバルカン半島とアナトリア半島との間に横たわっていたことから、「バルカナトリア」と呼ばれているこの大陸は、ヨーロッパの「動物相」(特定の地域内に分布する動物の全種類)に大きな変化をもたらした犯人かもしれない。 バルカナトリア大陸が、陸の橋となって、アジアの哺乳類がヨーロッパに進出する手助けをした可能性があるというのだ。

    失われた大陸「バルカナトリア」を発見。約4000万年前に存在し、ヨーロッパの動物相に変化をもたらした : カラパイア
  • ダ・ヴィンチの530年前の発明品「空気スクリュー」は本当に空を飛ぶことが実証される : カラパイア

    人類史上最高の天才の1人と称されるレオナルド・ダ・ヴィンチは、傑出した芸術作品のみならず、多才で、数々の発明品のスケッチも残している。 そうした発明品の中に、「空気スクリュー(aerial screw )」がある。1480年代後半に描かれたもので、1480年代後半に描かれたもので、らせん状のローターを持つ、ヘリコプターのようなものだ。 しかし、実際に具現化させたところで、空を飛ばないだろうと言われてきた。だが、やはりダ・ヴィンチは物の天才だったようだ。 彼が描いた空気スクリューを、最新の素材と技術で再現したところ、きちんと飛ぶことが実証されたのだ。その姿は現代のドローンそっくりで、静音性に優れているという。

    ダ・ヴィンチの530年前の発明品「空気スクリュー」は本当に空を飛ぶことが実証される : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2022/02/18
    クアッドコプターでダ・ヴィンチの設計とは異なるが、ちゃんと揚力を生むことが実証されて重畳。
  • キノコには意識がある。学習し、短期記憶を持つとする科学的根拠

    近年、様々な生物の意識に関する研究が活発に行われている。意識とは、自分の今ある状態や、周囲の状況などを認識している状態のことで、魚やタコ、イカなどの頭足類、エビ、カニなどの甲殻類から、植物に至るまで、意識や感覚があるとする研究結果が多く報告されている。 更にキノコ(真菌類)を扱った研究もある。それによると、キノコにも意識があり、学習して記憶をつくり、個体として意思決定を行うというのだ。 キノコの持つ意識とは? オックスフォード大学の生物学者ニコラス・P・マネー教授は、『Psyche』誌に、キノコの意識について説明している。 まず最初に断っておくと、ここで言うキノコの「意識」とは知覚を有しているときの状態のことだ。つまり周囲の環境を「感知」して「反応」できることである。 ただの反応なら意識があるとは思えないかもしれないが、実際のところ、きちんとした意識と単なる反応をはっきり区別することはほと

    キノコには意識がある。学習し、短期記憶を持つとする科学的根拠
  • 先住民族の言語の消失で、そこにしかない薬用植物に関する知識が失われていく

    スイス、チューリッヒ大学の研究で、現存する薬用植物(薬草)の知識の大多数は、先住民の言語の消失と関連していることがわかった。 アマゾン、ニューギニア、北米の地域の研究で、薬用植物の効用の75%が、ひとつの言語でしか伝えられていなかったのだ。 こうした知識の多くは、たったひとつの言語でしか知られていないため、その言語が消滅してしまえば、薬用植物の知識も同様に失われてしまうということになる。 先住民族の言語の重要性 ブラジルでは、ロンドニア州のカリチアナ族、バイア州やミナスジェライス州のパタクソ族のように、先住民族の学校が、言語の保存に重要な役割を果たしていて、カタログ化や再生プロジェクトも行われている。 チューリッヒ大学の進化生物学、環境学の研究者、ジョルディ・バスコンプテは言う。 言葉が消滅するときはいつも、話す声もまた消え、現実を理解する方法も、自然と対話する方法も、動物や植物を描写した

    先住民族の言語の消失で、そこにしかない薬用植物に関する知識が失われていく
  • オタマジャクシに植物を注入、光合成を利用し脳に酸素を送ることに成功

    これはSFの話ではない。半分植物で半分動物の生物が人間の手によって誕生したようだ。 我々動物は大気や水中から呼吸により酸素を体内に取り込むことで生命活動を維持しているが、一方植物は光合成によって酸素を放出する。 ドイツの研究グループは、植物の持つ光合成の力を利用して、オタマジャクシの心臓から藻類を注入し、脳に酸素を与えることに成功したそうだ。 将来的には、酸素が乏しい水中や高地でかかる病気の治療や、研究用の組織やオルガノイドに酸素を供給する手段として利用できる可能性があるとのことだ。 藻類を心臓に注入し、緑色に染まるオタマジャクシ 動物に植物(藻類)で酸素を供給するなど突拍子もない話に聞こえるが、海綿動物・サンゴ・イソギンチャクなど、自然界には藻類と共生して、酸素や栄養をもらっている生き物がいる。 そこで、ドイツ、ミュンヘン大学のハンス・ストラカ教授の研究チームは、それをカエルのような脊椎

    オタマジャクシに植物を注入、光合成を利用し脳に酸素を送ることに成功
    nagaichi
    nagaichi 2021/10/17
    オタマジャクシの免疫はどうなってるんだ?
  • 日本人の先祖は、縄文人、弥生人、更に古墳人の3集団に由来しているという研究結果

    これまで日人の祖先は、縄文人と弥生人であると考えられてきた。しかし『Science Advances』(21年9月17日付)で発表された最新のゲノム解析の結果によると、さらに第三の祖先がいるようだ。 それは、大陸からの渡来が進んだ古墳時代に登場した「古墳人」で、日人のルーツはこの3集団に由来しているという。 これまでの日人の先祖に関する仮説「日人の二重構造モデル」 これまでの考古学的な研究からは、この日列島には、4万年~3万年前には人が暮らしていただろうことが明らかになっている。 今を生きる私たちの直接の祖先についてはいくつか仮説があるが、もっともよく知られているのは東京大学の埴原和郎氏が提唱した「日人の二重構造モデル」だ。 それによると、旧石器時代後期頃に東南アジアから日列島へと渡来人がやってきた。こうした人々が、1万6000年~3000年前に日で暮らしていた「縄文人」の

    日本人の先祖は、縄文人、弥生人、更に古墳人の3集団に由来しているという研究結果
    nagaichi
    nagaichi 2021/09/24
    長江下流域から来た集団と朝鮮半島経由で来た集団とで、渡来民の形質が異なるのは当たり前では。「弥生人」「古墳人」と仮構することが適切なのかどうか問うべき。
  • 大腸菌から防弾チョッキよりも強力な人工筋肉の繊維を作り出すことに成功

    現在、最強の防御力がある繊維と言えばケブラーがおなじみだ。分子構造が剛直で直鎖状の骨格を持つため、高強度・高耐熱性であり、同じ重さの鋼鉄と比べて5倍の強度を持つ為、防弾チョッキなどにも使用されている。 だが、ケブラーを越える繊維が微生物から作り出せると言ったらどうだろう? 新たに開発された「人工筋肉繊維」は小さな「大腸菌」を利用して作られており、ケブラーよりも強いのである。 大腸菌に筋肉タンパク質を合成させて新たな繊維を作る実験 自然界には、高性能でありながら、生分解できる素材を非常に少ないエネルギーでつくる天才たちがいる。 一例としては、きわめて丈夫なカイコの絹、水中で粘着力を発揮するイガイの足糸、圧縮に強いアワビの真珠層などが挙げられる。 こうした素材は、石油からつくられる似たような素材よりもずっと優秀だ。 アメリカ・セントルイス・ワシントン大学をはじめとするグループは、大腸菌に「チチ

    大腸菌から防弾チョッキよりも強力な人工筋肉の繊維を作り出すことに成功
    nagaichi
    nagaichi 2021/09/19
    蜘蛛の吐く糸で宇宙エレベータを建設する日も遠くないだろうか。
  • 天文学者困惑。矛盾した特徴を持つ奇妙な100億年以上前の星が偶然発見される

    地球から50光年先で発見された星は、奇妙な特徴をもっている。冷たいようにも、熱いようにも見えるのだ。 一見矛盾した特徴を持つ褐色矮星の正式名称は「WISEA J153429.75-104303.3」。幸運な偶然によって発見されたことから「アクシデント(The Accident)」というニックネームで呼ばれている。 『The Astronomical Journal Letters』(21年6月30日付)に掲載された分析結果によると、アクシデントの年齢は100億年から130億歳。天の川が誕生した初期に形成された、非常に古い星であるそうだ。 冷たく熱い。矛盾した特徴を持つ褐色矮星、アクシデント アクシデントというニックネームがつけられたWISEA J153429.75-104303.3は「褐色矮星」というタイプに分類されている。 褐色矮星は、質量が小さく、軽水素の核融合が起こらずに主系列星にな

    天文学者困惑。矛盾した特徴を持つ奇妙な100億年以上前の星が偶然発見される
    nagaichi
    nagaichi 2021/09/05
    移動中のダイソン球で、中身は実は若い星だったりするんじゃないか。(SF的妄想)
  • 年を取るにつれて代謝が落ちるは間違いだった。20歳から60歳までは安定しているという研究結果

    中年になってぽっこりと膨らんだお腹を見て、「いやー、もう歳だから。代謝が落ちちゃってさ~」という言い訳はできなくなるかもしれない。 代謝は、生物体がエネルギーなどを外部から取り込み、体内で化学的に変化させ、不用なものを消費する反応のことだが、年を取ると代謝が落ち、肥満や便秘の原因になると言われていた。 だが『Science』(21年8月13日付)に掲載された最新の研究によると、20歳から60歳まで人体の代謝率はほとんど変わらないと報告しているのだ。 若い頃はスリムでも、年齢を重ねると太るというのは代謝のせいではなさそうだ。 代謝には普段の生活エネルギーも含まれている この研究を行ったアメリカ、デューク大学のハーマン・ポンツァー氏は、「人は太った原因を代謝の低下のせいにしがちですが、それは違うようです。人口レベルの広い視点から見れば、代謝は成人してからも安定しています」とコメントする。 これ

    年を取るにつれて代謝が落ちるは間違いだった。20歳から60歳までは安定しているという研究結果
    nagaichi
    nagaichi 2021/08/19
    ついついアルコールと一緒に余計なものをつまんでしまうからな。
  • 宇宙は有限であり、巨大なドーナツ型であるとするシミュレーション結果

    宇宙の端っこはどうなっているのだろう?そもそも端っこなんてあるのだろうか?眠れない夜に考えるにはもってこいのテーマなのだが、宇宙の果てに行きつくことは到底不可能なので様々なデータから仮説を導き出すしかない。 『airXiv』(6月24日投稿)で閲覧できる査読前の論文によると、宇宙はドーナツのような形をしている可能性が高いと予測されている。更に宇宙の大きさは有限で、観測可能な宇宙の3、4倍くらいであるという。 ってことは、宇宙で一方向へひたすら真っ直ぐ進めば、いつかは同じ場所に戻ってくることも可能で、少なくとも迷子になることはなさそうだ。 宇宙ってどんな形? そもそも宇宙とはどんな形をしているのか? 天文学者じゃなくても興味深い問いだ。現在、可能性として考えられるのは「平坦な宇宙」と「閉じた宇宙」と「開いた宇宙」だ。 2の線を平行に引いてみたとしよう。平坦な宇宙では、並行して引かれた線は、

    宇宙は有限であり、巨大なドーナツ型であるとするシミュレーション結果
    nagaichi
    nagaichi 2021/07/24
    いわゆるトーラス宇宙論。ドーナツ型というのもトポロジー的なそれであって、コーヒーカップすらドーナツ型に分類されることは忘れてはならない。
  • 温暖化が問題なら地球の軌道を変えたらよくね?とアメリカの議員。実際にそれは可能なのか?その影響は? : カラパイア

    気候変動対策として「地球か月の軌道を変えたらどうだろう?」森林局や土地管理局に対しそう提案したのは、アメリカ、共和党のルイ・ゴーマート下院議員だ。 この発言の意図は、地球を太陽から遠ざけることで、温暖化する世界の気温を下げられないか確認することだった。 地球の平均気温が上昇しているのは事実だ。このまま何も対策を講じなければさらに温暖化は深刻なものとなる。生態系に悪影響を及ぼすだけでなく、現在の文明を維持できなくなってしまう可能性すら示唆されている。 ならば多少大掛かりでも地球を太陽から遠ざけて涼しくしてしまえばいい。というのがゴーマート下院議員の考えだ。 だが当にそんなことが可能なのか? もし可能だったとして、地球の環境にどんな影響があるだろうか?

    温暖化が問題なら地球の軌道を変えたらよくね?とアメリカの議員。実際にそれは可能なのか?その影響は? : カラパイア
    nagaichi
    nagaichi 2021/06/25
    世紀単位の短期的な気候変動だけではなく、億年単位の長期的スパンでも地球は熱くなりすぎる予定だからな。アステロイドベルトあたりの軌道にリングワールドを建設して移住すれば如何。
  • ダーウィンの性淘汰説に矛盾。むしろメスが多い時の方が進化が進むことが明らかに(英研究) : カラパイア

    生物は「自然淘汰(自然選択)」によって進化すると考えたチャールズ・ダーウィンだったが、それでは説明できない事象を目の当たりにしていた。 豪華な尾で美しく身を飾るクジャクのオスや、勇ましいツノを誇らしげに誇示するシカなど、一部の種ではなぜだかオスとメスがかなり違う特徴を備えている。 そこで彼は、もう1つの理論として「性淘汰(性選択)」を考案した。大きなツノや牙、あるいは飾りなど、交配相手を引きつけ、子孫を残すチャンスを上げるための特徴が進化するという考えだ。 ダーウィンの考えでは、性淘汰が進むのはオスとメスの個体数の比率が不均衡であるときだ。たとえばオス1匹に対してメスが少ない状況では、オス同士のメスをめぐる競争が激化し、それだけオスにメスを魅了するための特徴が発達することだろう。 だが英シェフィールド大学などの研究グループが『Evolution』(5月22日付)に掲載した研究によれば、どう

    ダーウィンの性淘汰説に矛盾。むしろメスが多い時の方が進化が進むことが明らかに(英研究) : カラパイア
  • 爆発炎上したドイツの飛行船「ヒンデンブルク号の悲劇」の謎に迫る新たな映像が公開される

    1937年5月6日、アメリカ・ニュージャージー州レイクハーストで、ドイツの硬式飛行船ヒンデンブルク号が爆発・炎上して墜落した。今から84年前のことだ。 事故発生当時は、浮揚のための水素ガスが引火したことが原因だと考えられた。だが、その後の検証から、飛行船の外装に蓄積された静電気のせいで放電が起こり、発火・炎上したことが原因ではないかとされ、現在ではこちらの説のほうが有力だ。 最近になって、この爆発事故をべつの角度から撮影した新たな動画が発見され、アメリカPBS(公共放送サービス)のNOVAテレビが、事故原因の手がかりになるのではとした新しいドキュメンタリー番組を制作した。 なぜ爆発したのか?ヒンデンブルク号爆発事故の謎 『ヒンデンブルク:新たな証拠(Hindenburg: The New Evidence)』というこのドキュメンタリー番組では、1937年の事故後、初めての調査を完了した米空

    爆発炎上したドイツの飛行船「ヒンデンブルク号の悲劇」の謎に迫る新たな映像が公開される
  • 7万2000トン以上のダイヤが埋め込まれているドイツの都市、ネルトリンゲン。その理由とは?

    ドイツ、バイエルン州シュヴァーベン行政管区のドナウ=リース郡に位置するネルトリンゲンには、ドイツの古典的な町の特徴がすべてそろっている。 中心には、堂々とした尖塔が天を突くようにそびえたつ中世様式の聖ゲオルグ教会があり、そのまわりに何百もの木組みの家や店舗の赤い屋根が点在している。 しかし、よくよく見ると、実はネルトリンゲンにはほかの町とは違う特徴がある。それは、こうした建物には、顕微鏡でしか見えないくらいの微細なダイヤモンドが何百万個と埋め込まれているのだ。その量は推定7万2000トンに及ぶという。いったいなぜなのか? なぜ建物にダイヤモンドが埋め込まれているのか? なぜ、建物にダイヤモンドが? これは、およそ1500万年前に南ドイツの連邦国家バイエルンに小惑星が衝突した結果なのだ。この衝撃でネルトリンガー・リース(リース・クレーターともいう)という15キロ以上にもおよぶ巨大な盆地ができ

    7万2000トン以上のダイヤが埋め込まれているドイツの都市、ネルトリンゲン。その理由とは?
    nagaichi
    nagaichi 2021/06/02
    装飾品としての価値はないだろうけど、科学的な利用価値が今後生まれないとも限らないだろ。