この連載も第3回、いよいよ最終回。今回は、私が共産党をどんな政党にしたいのかについて論じたい。 その前にひとつお知らせを――。 いまや、ネットメディアの勢いは紙媒体を凌駕(りょうが)している。しかし、その事実に気づかない人は、私が「論座」の連載で共産党に党首公選を求め、実施されれば立候補すると述べていても、「現実から離れたネット世界からの遠吠え」と捉えているかもしれない。そこで、そんな読者にも私の思いを伝えるため、紙媒体にも登場することにした。 来年(23年)1月19日、文春新書で次の本を刊行する。『シン・日本共産党宣言——ヒラ党員が党首公選を求め立候補する理由』 。関心のある方には、是非、手にとっていただければ幸甚です。 議員になるために入党する人はゼロ さて、本論に入る。「共産党が他の政党(宗教政党は除外して)と違うのはどこか」。まずは、この問いを立ててみよう。 これには、いろいろな角
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