EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
![ベンダーがVPN装置のパッチあてといった脆弱性対策に及び腰なワケ──意識すべき、利用者側の心得とは](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fdae877ca74e1c46cb22877d3355bc1d4a5a7ac9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fez-cdn.shoeisha.jp%2Fstatic%2Fimages%2Farticle%2F17648%2F17648.png)
サイバー攻撃が及ぶ範囲は拡大しており、被害も深刻化する一方だ。ひとたび攻撃されると経済活動に支障が出る。そこで経済産業省はガイドラインやツールを提供している。3月14日にEnterpriseZine編集部が開催した「Security Online Day 2023 春の陣」で、「産業分野におけるサイバーセキュリティ政策」と題して、経済産業省 商務情報政策局 サイバーセキュリティ課の星代介氏が、ランサムウェアやサプライチェーン攻撃などセキュリティのトレンドをはじめ、我が国の取り組みについて説明した。 ランサムウェアの被害が急増、52%が中小企業 はじめに星氏は最近の傾向として情報処理推進機構(IPA)が毎年1月に発表する『情報セキュリティ10大脅威』を紹介した。最新版では「ランサムウェアによる被害」「サプライチェーンの弱点を悪用した攻撃」「標的型攻撃による機密情報の窃取」がワースト3としてラ
「パソコンで世界を救うことができる!」とセキュリティの世界へ セキュリティの世界には、情報セキュリティに興味がある女性を対象に「CTF for GIRLS」を立ち上げ、サイバーセキュリティカンファレンス「Black Hat」の査読委員も担うなど、精力的に活動している中島明日香さんがいる。『サイバー攻撃 ネット世界の裏側で起きていること』(講談社)『入門セキュリティコンテストーーCTFを解きながら学ぶ実戦技術』(技術評論社)の著書もあるなど、とてもパワフルだ。 中島さんがセキュリティに興味を持ったのは小説『Project SEVEN』(アルファポリス)。元々インターネット上で連載されていたところ、多くの読者の支持を得て書籍化した一冊だ。物語は近未来のサイバー空間におけるアドベンチャーで、中島さんは「女子高生ハッカーが悪いサイバーテロリストから世界を救うという話です。これを見てパソコンで世界を
Emotetがここまで拡がった背景とは ──Emotetのこれまでの動きと、最近の活動についてどのように感じられていますか? 事件的な話ですと、2014年ぐらいから日本で話題になり、被害が拡大したというのはここ3年ぐらいのお話です。その頃は警察庁やIPA(情報処理推進機構)、JPCERT/CC(JPCERT コーディネーションセンター)などから注意喚起が出ています。そのため、技術的にすごく目新しいというものではないのです。ですが、むしろ「新しくない」ことが逆にトレンドになっていると言えます。 Emotetは、技術的にはわりと“ローテク”です。ですがローテクをうまく運用することで、非常に爆発的なパワーを有しているというのが特徴です。ですから技術の使い方が上手く、洗練されていると思っています。 警察庁の注意喚起で、2020年頃には十分問題になっていましたが、感染経路は限定的でした。このときの注
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