【11月19日 AFP】仏パリ近郊のベルサイユ宮殿(Versailles Palace)で開催された第27回国際度量衡総会で18日、メートル法を基本とする国際単位系(SI)に「ロナ」や「クエタ」などの新たな接頭語4種を追加することが決まった。 一般になじみが深い「キロ」や「ミリ」と同じ接頭語に新たに加えられたのは、10の27乗を表す「ロナ」、10の30乗を表す「クエタ」、10のマイナス27乗を示す「ロント」、10のマイナス30乗を示す「クエクト」の四つ。 SIに新たな接頭語が追加されるのは31年ぶり。これまで最大だったSI接頭語は10の24乗を示す「ヨタ」で、1991年に制定されていた。 新たなSI接頭語制定を推進した英国立物理学研究所(National Physical Laboratory)の度量衡学責任者リチャード・ブラウン(Richard Brown)氏によると、その「ヨタ」でさえ
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