「ハードウェアの製造メーカーが撤退してしまえば、プラットホームはお終いなのか」 これまで、世界中のMSXユーザーがあきらめることなく、協力しあいながらこの最大のピンチを乗り越えてきました。ハードがなくなればハードを作り、ソ フトがなければソフトを作り、そしてイベントや書籍・Webサイトなどの発表の場をみんなで作り、盛り上げてきました。 たくさんのMSXユーザーたちの協力によって誕生した公式エミュレータ「MSXPLAYer」は、アスキー(現:アスキー・メディアワークス)の書籍 『MSXマガジン永久保存版』をはじめとする、多くの商業媒体を通じて提供されました。それにより、ユーザーたちのもとに懐かしいゲームやMSX- BASICなどの開発環境が戻ってきました。現在ではMSXPLAYerを凌駕するようなMSXエミュレータも数多く誕生し、いまも進化を続けています。 その後も「MSXゲームリーダ