写真 KDDIの無線LAN/3Gデュアル端末「E02SA」。三洋電機製の「W41SA」をベースにしている。 KDDIは3月6日,無線LAN機能を搭載した第3世代携帯電話(3G)端末「E02SA」(三洋電機製,写真)を7月に発売すると発表した。VoIP(voice over IP)による内線通話に対応し,IP-PBXと組み合わせることで内線電話端末として利用できる。またKDDIは同時に,新しい無線LAN携帯電話を使う内線電話ソリューション「OFFICE FREEDOM」を開始することも発表した。 無線LAN機能を搭載した第3世代携帯電話では,2004年末に投入した無線LAN/FOMAデュアル端末「N900iL」(NEC製)と内線電話ソリューション「PASSAGE DUPLE」を持つNTTドコモが先行している。KDDIは,新端末のE02SAとOFFICE FREEDOMでこれに対抗する。 KD
KDDI、沖縄セルラー電話は3月6日、ビジネス向け携帯電話「E02SA」と「B01K」を7月に発売することを発表、同時に無線LAN機能を利用する内線ソリューション「OFFICE FREEDOM」を提供することも発表した。 E02SAは、三洋電機製のCDMA 1x WIN端末だ。メイン液晶は約2.3インチのQVGAで、サブ液晶は約1.1インチ、有効画素数127万画素のカメラ機能を搭載している。無線LAN機能はIEEE802.11bおよび11gに対応。標準時の連続通話時間などは検討中となっているが、ビジネスニーズの高い長時間利用に対応するために標準バッテリーの2倍の通話時間を実現する大容量バッテリーをオプションとして提供する予定だ。また、機能面でもビジネス向けのものが盛り込まれている。セキュリティ機能としては、2つ折りになる本体を閉じた時に自動的にロックをする「とじるロック」および、紛失時など
三洋電機とフィンランドのノキア・コーポレーションは2月14日、CDMA携帯電話事業の新会社設立にむけて本格交渉に入ったと発表した。2006年の第2四半期に最終合意書の調印、第3四半期には新会社の運営開始を目指す。 新会社の設立は、両社のCDMA事業を融合させることによる相乗効果と、グローバルCDMA市場における先導的な地位の構築が狙い。三洋からは高い技術開発力をベースにした中級機種における強みと、日本と米国におけるCDMA通信事業者との関係が、ノキアからは世界的に認知度の高いブランド力、商品供給体制、世界で60を超える通信事業者との関係が、新会社へもたらされるとしている。 主要な事業部門は大阪、鳥取および米国カリフォルニア州のサンディエゴに配置され、両会社からの関連資産は、新会社に受け継がれる。
三洋電機とフィンランドのノキアは2月14日,両社のCDMA2000事業部門を分離独立して新会社を共同設立すると発表した。新会社の社名は「三洋ノキアモバイルデバイシス」になる見込み。現在は基本合意に達した段階であり,2006年の第2四半期に最終合意を目指し,第3四半期には新会社の運営を開始する予定。出資比率,新会社の本社所在地などはまだ決まっていない。大阪,鳥取および米カリフォルニア州のサンディエゴに主な事業部門を配置するという。 三洋電機は,高機能機の開発・製造を得意とするが,供給先は日本と北米が中心。一方のノキアはエントリー機から中位機で強力なブランドを持ち,供給先は全世界に及んでいる。強力なブランドを持つ。両社の統合によって互いの事業領域を補うことができ,大きな相乗効果が得られるとする。CDMA2000端末の世界シェアは,韓国サムスン電子や韓国LG電子が上位を占めているが,新会社はその
2月14日、三洋電機とフィンランドのNokiaが、CDMA携帯電話事業についての新会社を設立することを発表した(2月14日の記事参照)。2006年第2四半期に最終合意書に調印し、第3四半期には新会社の運営開始を目指す。新会社の社名は「三洋ノキアモバイルデバイシス」になるという。 筆者は2月6日のコラムにて、日本メーカーの「国内11メーカー体制」が限界に達すること、メーカー再編の中で海外メーカーが重要な役割を果たすと書いた。しかし、これほど早いタイミングで動き出したことは予想外だったのも事実だ。それだけ日本メーカーの中長期的な展望は厳しいという事だろう。 三洋電機再編の中でのノキア提携 今回の三洋電機とノキアの提携については、それぞれの背景事情を鑑みると、合理的な補完関係といえる(2月14日の記事参照)。 まず三洋電機であるが、同社は現在、経営危機と言える状況にあり、事業の切り売り説が業界内
最大手の携帯電話メーカーであるフィンランドのNokiaは、今年も50台近くの携帯電話を提供する予定だ。2月15日、スペイン・バルセロナで開催中の「3GSM World Congress 2006」にて、同社のブロードアピール・マーケティング担当ディレクタであるマッティ・クオレヤルビ氏と、同社広報のキース・ノワーク氏の両氏に、今後の端末戦略、三洋電機との合弁会社設立などについて話を聞いた。 ITmedia 世界マーケットシェア第2位の米Motorolaは「RAZR」(2005年3月11日の記事参照)で大成功を収めています。御社の端末戦略について教えてください。 マッティ氏 「Nokiaの市場シェアは、2005年第4四半期時点で34%、2005年通年で33%を獲得しています。昨年我々は、56台の端末を発表しました。エントリーモデルから、ファッション端末、マルチメディア端末、3G端末、無線LAN
KDDIと沖縄セルラーは2月16日、CDMA 1X WINの総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE(LISMO)」に対応する三洋電機製の新端末「W41SA」を、2月17日より順次販売開始すると発表した。 今回発売されるW41SAは、高さ99mm×幅49mm×奥行き21mm、重量約108gの薄型ボディーに、有効画素数127万画素のカメラやQVGA表示が可能な2.3インチメイン液晶、赤外線通信機能などを搭載している。音楽配信サービスのau LISTEN MOBILE SERVICEに対応するほか、手書きの文字や絵を抜き出して保存できる「パシャ文字メモ」、撮影した文字と写真を合成してメッセージカードにする「パシャ文字カード」といった機能も装備している。また、業界初となるステレオマイクを内蔵し、「広域録音」と「至近録音」の2つのモードで最大12時間の録音ができるのも特徴
経営再建中の三洋電機は二十五日、創業家の井植敏・代表取締役兼取締役会議長(73)が経営悪化の責任をとり辞任し、最高顧問に退くと正式に発表した。 留任する野中ともよ会長(51)と井植敏雅社長(43)がそれぞれ兼務しているCEO(最高経営責任者)、COO(最高執行責任者)の役職を廃止することも決定した。いずれも二月二十四日開催予定の臨時株主総会で正式に決定する。 また、優先株による三千億円の第三者割当増資について、同日付で主力行の三井住友銀行、大和証券SMBCグループ、ゴールドマン・サックス(GS)グループと基本合意した。 増資を機に、引受先の大和証券SMBCグループ、GSグループから各二人の役員が取締役に就任する予定。これにより三井住友銀行出身で昨年十一月に三洋電機の副社長に就任した前田孝一氏(57)とあわせ、九人の取締役のうち五人が増資引受先企業出身の取締役となる。 同日、大阪府守口市の本
三洋電機は1月31日、3か年の構造改革「SANYO EVOLUTION PROJECT」、およびスリム化の加速施策「プログラムアルファ」の進捗状況についての発表の中で、有機EL事業からの撤退と、エスケイ・ディスプレイの解散を表明した。 三洋電機は、1999年より米コダックと共同で有機EL事業の開発と事業の立ち上げに取り組んできた。しかし今回の中期経営計画に基づく事業の選択と集中の結果、「自社の強みを生かしたコア事業への集中を推進するため」として、有機EL事業からの撤退を決定した。また、有機ELディスプレイの製造および販売のためにコダックと立ち上げた合弁会社エスケイ・ディスプレイの解散を決定した。なお、コダックは今後もライセンシングの取り扱いや、設計・生産を含む有機EL事業の活動を続けるとしている。
3月11日 発売 価格:262,500円 三洋電機株式会社は、世界で初めて、空気で洗う「エアウォッシュ」機能を搭載した洗濯乾燥機「AQUA AWD-AQ1」を3月11日より発売する。価格は262,500円。 殺菌/脱臭効果のあるオゾンを含んだ空気を衣類に噴射することで、水を使わずに除菌/消臭を行なう洗濯機。水を使わないことで、洗わずに臭いを消したい、洗わずに除菌したい、水洗いできないといった際に効果を発揮する。 また、最終すすぎで使用した水を貯水タンクに貯め、微細気泡状にしたオゾンを注入、除菌/浄化し、洗濯時に再利用する「アクアループ」機能も搭載。また、浄化した水は、乾燥運転の除湿水にも使用するため、洗濯~乾燥に必要な水道水は50Lと業界最少を実現した。 このほか、軽い汚れを洗剤なしで洗う「洗剤ゼロコース」、オゾンで黒カビをガードする「カビガードコース」、オゾンで汚れを分解する「オゾンスチ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く