J.D.パワー アジア・パシフィックは11月17日、携帯電話の顧客満足度調査で、2005年の結果を発表した。携帯メーカーの中では、カシオ計算機が満足度トップだった。 顧客満足度を構成するファクターを設定し、各ファクターごとに重みづけして総合ポイントを算出した。総合ランキングで、カシオ計算機が1000ポイント中647点で第1位に。7つのファクターの中で「メール機能」「カメラ機能」「ディスプレイ」「インターネット機能」「そのほかの機能」の5部門でトップをとった。 2位の東芝は、「バッテリー」のファクターで11メーカー中最高評価を得た。「au、ボーダフォン、ツーカー向けに端末供給しているが、このうちau向け端末の満足度が特に高かった」(J.D.パワー)。3位はソニーエリクソンと三洋電機が並んだ。これら順位は、2004年に実施された同様の調査から大きく変動している(2004年11月25日の記事参照