大手ゲーム機メーカー、「任天堂」の昨年度の決算は、家庭用ゲーム機のソフトの販売が好調だったことなどから、2年連続で売り上げが1兆円を超えました。 最終的な利益も1940億円余りで前の年度より39%増えました。 今年度の業績予想については、人気シリーズの新作ソフトを投入することで、ニンテンドースイッチ本体の販売台数が100万台以上増えると見込んでいることなどから、売り上げが1兆2500億円、最終的な利益が1800億円としています。 また、中国で現地企業と協力してニンテンドースイッチの販売を計画していることについて、古川俊太郎社長は会見で「現時点では発売日も未定で業績予想には含んでいない。中国を日米欧に次ぐマーケットに成長させていきたいが、ゲーム機の市場は小さいので、そう簡単ではないと考えている」と述べました。