スタートアップを取り巻く環境が目まぐるしく変化する中で、その変化に耐えられる強く柔軟な組織を構築することの重要性が増している。特に資金調達を経て組織を拡大させるフェーズでは、採用だけではなく持続可能な体制づくりへの投資を行うことも不可欠だ。 クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を2016年より展開する、株式会社アンドパッド。同社は2022年9月に総額約122億円の資金調達を発表し、こちらの記事ではその狙いや裏側について、取締役CFOを務める荻野 泰弘さんにお話を聞いた。 そして本記事では、このように急成長中のアンドパッドにおける開発組織づくりについて、執行役員VPoEを務める下司 宜治さんにお話を伺う。 まず下司さんは、「アンドパッドという会社とサービスが10年、20年と続いていく」ことを前提に、変化に柔軟な、進化していく組織を作っていきたいという思いを持っているという。