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ブックマーク / reki.hatenablog.com (18)

  • Google Mapで見る世界の「未確定国境線」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    よく分からない国境線は地図閲覧の醍醐味 世界地図を見ていると、国境線が点線で描かれていて、明確にどっちに属するか曖昧にされている箇所が結構あります。 領土紛争や条約未締結で明確に国境線が引けられない場合にそのような書き方がなされるのですが、そうなった背景を詳しく調べていくと結構おもしろいものです。 「なんでこうなった」的なところを発見するのは地図閲覧の醍醐味なのですが、ラッキーなことに我々はGoogle Mapという素晴らしいサービスでいつでも楽しめることができます。 今回はGoogle Mapで楽しめる世界の「未確定国境線」を見ていく回です。 1. アルナーチャル・プラデーシュ州(インド実効支配) 中印国境紛争の原因となった山岳地域 中国南西部とインド北東部には遠目からも目立つ、結構広大な地域の「未確定国境線」があります。 この地域はアルナーチャル・プラデーシュ州という、その名前の通りイ

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    nakaoka-j 2017/04/13
  • 歴史のどこかに消えた「伝説のお宝」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    今もどこかに眠っている?伝説のお宝 男の子的には埋蔵金というものは非常に心惹かれる存在であります。 徳川埋蔵金とか沈没船の宝とかを探索するドキュメンタリー見ると未だにワクワクしますし、子どもの頃は宝が出てこないかと思って庭を掘り返して怒られたものです。 一攫千金という所も夢がありますが、昔の人が宝をどうやって獲得してきて、そしてどうして埋もれさせてしまったのか、そのストーリーに思いを馳せるのがロマンというものです。 ということで今回は世界史に登場する「お宝」についてです。 1. 契約の箱 十戒が収められたイスラエルの人々の宝物 旧約聖書の「出エジプト記」には、神がモーセに命じて「宝の箱」を作らせたことが記載されています。 出エジプト記25章 主はモーセに言われた、「イスラエルの人々に告げて、わたしのためにささげ物を携えてこさせなさい。(中略)彼らはアカシヤ材で箱を作らなければならない。長さ

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    nakaoka-j 2016/12/06
  • WWEにおける「ゲイ・キャラクター」考察 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    WWEにおける「ゲイ」はどういった扱いなのか アメリカは世界の中でも同性愛に比較的寛容であり、プライド・パレードなど同性愛者の権利獲得運動が始まった国でもあります。 中でもサンフランシスコは「同性愛者の聖地」とすら言われ、世界中から同性愛者が集まると同時に、政治・経済的にも大きな力を持っています。 一方でアメリカ内陸部を中心とした保守的な地域では、同性愛者と分かれば町から叩き出されるほど偏見が根強かったりします。 このように超進歩と超保守が混在するアメリカに於いて、大衆に人気があるプロレス・エンターテイメントWWEでは「同性愛者」はどのように描写されてきたのか。 以前の記事で書いてきたように、アメプロには「ストーリー」があり、それは時代時代で大衆が「見たい」ものや「受け入れやすい」ものを具現化してきました。 今回は「アメプロにおける同性愛」の考察をしていきたいと思います。 前記事 reki

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    nakaoka-j 2016/11/29
  • 極悪人のスーパー・キャリアチェンジ - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    どんなキャリア出身でも成功は可能、例え犯罪者であっても 以前、「刑務所にいながら世界を変えてしまった5人の男」という記事を書きました。 どっちかというと「世界奇人伝」のような感じで、天才がたまたま刑務所に入ってとてつもない偉業を成し遂げたお話でした。 才能ももちろんですが、熱意と継続する力は、普通の人を大成功に導く原動力になります。 例えそれが、元極悪犯罪者でムショに閉じ込められていた人間だとしても。 reki.hatenablog.com 1. ダニエル・マンビル(アメリカ) 殺人犯 → 法律家 ダニエル・マンビルはミシガン州立大学で法律を教える大学教授ですが、彼は故意の殺人容疑で刑務所にブチ込まれていた元囚人でした。 彼は3年と4ヶ月の間刑務所にいましたが、その間に勉強をし2つのカレッジの単位を取得し、仮釈放後はロー・スクールにも進学しました。 猛勉強の末、ミシガン州とワシントンDCで

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    nakaoka-j 2016/11/24
  • ノストラダム以外にもたくさんあった「世界の終わりの予言」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    昔の人が考えた「世界の終わり」 ぼくは子どもの頃、気で1999年に世界が終わって自分も死ぬと思っていました。 当時よくテレビでノストラダムスの特集をやってたからかもしれませんが、漠然とした恐怖感があったのを覚えています。 最近だとマヤ暦が2012年に終わるからという理由で、2012年地球滅亡説が話題になって、ぼくと同じように恐怖に怯えた子どもたちも多かったことでしょう。 このような「◯◯年地球滅亡説」は実は太古の昔からあり、史上多くの子どもや大人をビビらせてきたのでした。 ということで、今回はこれまで唱えられてきた「世界の終わりの予言」をピックアップします。 1. 紀元前634年 「 ローマは建国120年で滅びる」伝説 伝説によるとローマの建国は紀元前753年ですが、ローマの人々は建国120年で国が滅びると信じていたらしいです。 当時のローマは王政で、第三代国王トゥッルス・ホスティリウス

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    nakaoka-j 2016/11/22
  • よく読むと衝撃的な聖書のストーリー - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    よく読むとビックリする聖書の物語 聖書はそれ自体が聖典なので、疑問を挟む余地がない存在です。 5つのパンと2匹の魚で5000人を腹一杯にさせたとか、腐りかけた死体を復活させたとか、自身も死んで3日後に生き返ったとか、色々ミラクルはありますが、これはまあ、イエスの手柄だからいいんです。 ただ思わず読み飛ばしそうになるものの、よく読むと衝撃的なことが平気で書かれていたりします。 1. 神、人間とレスリングしてタップアウト負けする 神を降参させたマッスル男ヤコブ ヤコブはイサクの息子で、イスラエル民族の祖とされる人物です。 母リベカと共謀して盲いたイサクを騙し、双子の兄エサウに与えられるべき長子の権利を奪ってしまい、それがきっかけで流浪の旅をすることになってしまいます。 その旅の途上、ヤコブはどういうわけか、夜通し神と取っ組み合いのレスリングの試合をし、最終的に神を降参させています。 創世記32

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    nakaoka-j 2016/11/17
  • 消滅した10のグローバル・ブランド - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    かつて一世を風靡したものの消滅の憂き目にあったブランド コーポレートブランドは入れ替わりが非常に激しく、毎年新たなブランドが生まれては消えていきます。 人知れずひっそりと消えていくものがほとんどですが、中にはグローバルブランドにまで成長しておきながら、ある時から突然姿を消したものもあります。 ということで、見たり聞いたことがあるけど実はもう存在しないブランドを集めました。 1. ハマー GM騒動の煽りをらって倒産したSUVブランド ハマーは1992年にGM(ゼネラル・モーターズ)のSUVブランドとして創立されました。 いかにもアメリカらしい、戦争にでも行くんかってくらいゴツいデザイン。男の子の夢をそのまま形にしたような感じですね。 ハマーブランド自体はコアなファン層が存在したし、現在もファンは多いのですが、親会社のGMが2008年に経営危機に瀕し、2009年2月には事実上の経営破綻をして

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    nakaoka-j 2016/11/15
  • 19世紀の大都市を荒らしたストリート・ギャング - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    19世紀に起こった大規模なストリート・ギャング抗争 田舎と都市とでは概して都市のほうが治安が悪いものです。 田舎はお互い顔見知りだから、何か粗相をしでかすとすぐに悪評がたってそこに住めなくなってしまう。だから治安は案外いい。 しかし都会は基的に知らない人しかいないから、タガが外れるというか、凶暴性を抑制する規範や道徳が薄い。だから自分と異なるバックグラウンドを持つ人間同士の衝突が起こりやすくなる。 急速に都市化が進んだ地域に地方から大量に人が流れ込み、貧富の格差が広がり貧しい者同士で結束し相互扶助の組織が出来上がっていく。特に貧しい若者はその不満を暴力という形で解決しようとしがちで、例外もありますが、ストリート・ギャングの多くは概して地方出身か地方出身の親を持つ教育水準の低い貧しい若者であるケースが多いものです。 産業革命により急速に都市化が進んだ19世紀は、そのようなストリート・ギャン

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    nakaoka-j 2016/11/10
  • 最もトラブルを起こした駆逐艦USS・ウィリアム・D・ポーター - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメリカ海軍史上最もトラブルを起こした駆逐艦 クラスに最低一人は問題児が、会社に最低一人は問題社員がいるように、 軍隊にも「問題部隊」や「問題船」があったようです。 1943年に作られたアメリカ海軍駆逐艦USS・ウィリアム・D・ポーターは、とんでもないトラブルを起こしまくったせいで、アメリカ海軍史で伝説の域にまで達した船です。 見てるだけなら可笑しいですが、決して関わりたくないトラブルメーカーUSS・ウィリアム・D・ポーターの逸話を紹介します。 1. 最新鋭艦に乗り込んだ素人乗組員 駆逐艦USS・ウィリアム・D・ポーターは1942年9月に建造された当時最新鋭のフレッチャー級駆逐艦で、重量2050トン、長さ114メートル、速度35ノット。 12.5センチ砲を5門、40ミリ砲、20ミリ砲を4門ずつ、魚雷発射管10門、爆雷装置6門を搭載した超攻撃的な駆逐艦です。 名称は南北戦争時の英雄ウィリアム

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    nakaoka-j 2016/11/08
  • なぜスターは国旗に用いられるのか - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    自由と解放の象徴・五芒星 スターの意匠は世界の国旗でお馴染みです。 自由主義陣営のお膝元アメリカのみならず、社会主義陣営の大親分ソ連もスターが入っていたし、イスラム諸国にも入っています。 どういうわけか思想や宗教を超えてスターの意匠は人気があって、敵対する勢力が同じ意匠を使っても気にしない。もしかしたら気になっているのかもしれないけど、自ら取り下げることはしないほどの強いシンボル性があるようです。 今回は「象徴図像研究―動物と象徴(和光大学総合文化研究所 松枝到編)」より抜粋して、近代の「自由と解放」の象徴となっているスターの源泉を「フリーメイソン」思想から探っていきます。 1. 五芒星を採用する国の旗 冒頭にフリーメイソン思想から、と言いましたが、現在五芒星を意匠として採用している国旗が全部フリーメイソン思想かというとそうではないです。 スターの意匠は古来からあるので、その国独自の伝統的

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    nakaoka-j 2016/11/03
  • ベトナムの英雄たちの救国の歴史(前編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Credit: “Trận Bạch Đằng” của Nguyễn Cao Thượng ベトナムの苛烈な抵抗の歴史 ベトナムは今やASEANの経済発展の象徴的な存在。 勤勉で高い教育水準の国民が約1億人おり、中間層が著しく台頭。ベトナム共産党一党独裁の社会主義国ではありますが、硬直したイデオロギー主義は採らずに市場主義を容認し製造業・サービス業・クリエイティブ業も発展を続けています。 現在は平和で安定的な国ですが、歴史上ベトナムは様々な外敵と戦い続けた血なまぐさい歴史を持ちます。 歴代の中国王朝、モンゴル、チャンパー、ラオ。 近代に入るとフランス、タイ。反日武装闘争、対フランス独立戦争、そしてアメリカとの総力戦。 その歴史の中で、ベトナムは様々な愛国者・殉国者・烈男烈女を排出してきました。今回ご紹介する「ベトナム救国の英雄」たちは、廟が作られ祈祷の対象になったり、町の通りの名前になっ

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    nakaoka-j 2016/10/27
  • ガセネタだった「歴史的大発見」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    歴史を揺るがす大発見!かと思いきや… アカデミックの世界で「ガセ」はつきものです。 「つきもの」って言っちゃあ当はアカンのですが、小保方さんとかゴッド・ハンドとか黄禹錫とか、パッと思いつくだけでもいろいろやらかした人います。 なんでみんな騙されちゃうんだろうと思いますが、発見の衝撃が大きすぎてそれを事実と信じたい意識が働き、小事に目が届かずほら吹きが英雄と祭り上げられていく。そんなかんじでしょうか。 ガセネタは今に始まったことじゃない、というか今はむしろ減ってる方で、昔の発見はは大体ガセだったと思うんですが、その中でもとびきり奇妙なやつをHistory.comの記事より引用で紹介します。 1. ドレイクの真鍮板 ドレイクの「北カリフォルニア領有宣言」が彫られた板 キャプテン・ドレイクと言えば、言わずと知れたエリザベス女王時代のイギリスの私掠船船長。 世界一周の航海をしながらスペイン船を襲

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    nakaoka-j 2016/10/25
  • WWEにおける「日本」の描写・恐怖からCOOLへ - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    アメプロにおける「日」描写はどう変わったか ブログは世界史専門ブログと銘打っておりますが、個人的にアメリカン・プロレス(以下アメプロ)が非常に好きで、どうしてもプロレスと歴史を絡めて何かを書きたいという衝動にかられます。 その書きたい衝動にかられて、WWEのヒールレスラーに見る「アンチ・アメリカ」という記事を書いたところ、賛否含めそこそこ反応をいただきました。 この時はアメリカの現代史とアンチ・アメリカ文脈の変化という点にトピックを当てましたが、今回は「アメプロにおける日の描写の変化」という点を見ていきたいと思います。 注意していただきたいのは、「日人レスラーの歴史」ではなく、どう「日」が描写されたかという観点でして、故に日人ギミックの外人レスラーというのも登場してきます。 なんであの人を出さないんだ!事案が多数発生しような予感がしますが、あらかじめご容赦願います。 1. 「狡

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  • ヨーロッパに残るケルト人由来の地名 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    Work by Feitscherg 現在のヨーロッパに多くに残るケルトの地名 大量の移民が中東やアフリカからやってきているので割合はよくわかりませんが、いわゆる「フランス人」の大部分はケルトの血を引くそうです。 フランスという国名は中世に西ヨーロッパを形作ったゲルマン系のフランク王国から来ていますが、支配層であるゲルマン人に先住のケルト人が溶解して現在のフランスが出来ていきました。 現在ケルトの文化を濃く残すのは、ウェールズ、スコットランド、アイルランドですが、古代はヨーロッパはおろかアナトリアにまでケルト人は拡散していったので、各地にケルト語由来の地名が残っています。 今回はケルト人の移動の歴史と、現在も残るケルトの地名を見ていきたいと思います。 1. ヨーロッパ先住民族ケルト人 一般的にはケルト人と言われていますが、フランスではゴール人、イタリアではガリア人、ギリシャではガラタイ人、

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    nakaoka-j 2016/10/18
    面白いなー!
  • 馴染みのない国々の「建国の父たち」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    世界の国々で「建国の父」として尊敬されている人たち そういえば、日の「建国の父」って誰なんでしょうね。 人によって意見が違う気がします。 「聖徳太子!」って言う人もいるでしょうし、「伊藤博文!」だって言う人もいるかもしれない。 ひねくれものであれば、「マッカーサー!」なんて言うかもしれません。 ナショナリストだったら「神武天皇!」とか言うでしょうね。 日はそこが左右とかイデオロギーに直接関連してくるのでスッキリした答えがないのですが、特に外国からの侵略や植民地支配から闘争を経て独立した国々は、誰も否定しようがない明確な「建国の父」が存在します。 中国の孫文、トルコのケマル・アタチュルク、インドのガンジー、アメリカのジョージ・ワシントン、韓国の李承晩…等々。 日でも非常に有名な人たちはいますが、ではあまり馴染みのない国々の「建国の父」を大量に見てみよう、というのが記事の趣旨でございま

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    nakaoka-j 2016/10/13
    むむっ!
  • かつて実在した恐るべき「暗殺専門グループ」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    目的達成のためには手段を選ばない、冷酷無比な暗殺者たち 暗殺という手段は、自分や自国に脅威となる政敵や他国のVIPを葬ることができる有効な手段であります。 日歴史でも暗殺は数多く、神話にもヤマトタケルノミコトのクマソ暗殺の話があるし、1960年には日比谷公会堂で浅沼稲次郎が右翼青年に日刀で暗殺されています。世界史で見たら、カエサル、張飛、ガンジー、ケネディなどなど重要人物だけでも枚挙にいとまがありません。 共通の敵を倒すために複数の人物が共謀して当たるケースは多いものの、別にそれを専門にしていたわけではありませんから、成功確率はかなり低かったに違いありません。緻密な作戦と殺害技術の習得が求められたでしょう。 今回はそんな「暗殺」のプロフェッショナル集団として、数々の暗殺を行い恐れられたグループを紹介します。 1.ヴィーシャ・カンヤ(インド) 古代インドの毒殺少女集団 ヴィーシャ・カン

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    nakaoka-j
    nakaoka-j 2016/10/11
    凄い!好きな内容です(╹◡╹)
  • 西欧の大国・フランク王国とは何だったのか(後編) - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    フランク王国の社会・経済・文化とは 西ヨーロッパ世界を形作ったフランク王国の歴史とカール大帝の業績について。 前編ではベルギー東南部から出発したカロリング家が、フランク王国の王位に就き軍事を整えて大規模な対外戦争で領土を拡大していく様をまとめました。 後編では、カール大帝の時代のフランク王国の政治・経済・文化についてまとめていきます。 前編をまだご覧になっていない方はこちらよりどうぞ。 4. フランク王国の政治・経済 フランク王国の社会は「祈る人」「戦う人」「働く人」 の3つの身分から成る、と言われました。すなはち、「聖職者」「貴族・戦士」「農民・漁民・商工業者」です。 4-1. 働く人 「働く人」の中でもローマ末期から見られた「独立農民」が多数を占めていました。地域や時代によっては行動を制限された農民はいましたが、大多数は土地に縛られない自由な身分の農民でありました。 ローマ帝国という強

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    nakaoka-j 2016/09/29
    深いですね、、(^_-)
  • あまり普及しなかった「人工言語」 - 歴ログ -世界史専門ブログ-

    世界的に利用されることを目的としたマイナーな「人工言語」 旧約聖書によると、地上に繁栄した人間は驕り高ぶり「天まで届く塔」を作り神に並ぼうとした。大いに神の怒りを買い、それまで一つだった言語をまったくバラバラにされてしまった。意志の疎通ができなくなってしまったので、そのため塔の建設は途中で放棄された。 神によって引き裂かれた「言語」を再統一する試みは古くからあり、そういう意図の元作られて最も成功したと言えるのが「エスペラント語」なのですが、それでも世界中で100万人程度の話者しかいません。 これだけネットが普及した現代、個人的には世界言語は英語でいいんじゃねえかと思うんですが、それでも未だに独自の世界言語普及の取り組みは様々にあり、でも難しすぎたり様々な理由で全然普及していないものがたくさんあります。 1. ヴォラピュク エスペラントとの競争に敗れた人工言語 1879年、ドイツのカトリック

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    nakaoka-j 2016/09/21
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