キュウトウイツキョウカイ オオエマスオモトコウホウブチョウザンゲロク 2024年8月20日発売 定価:990円(税込み) ISBN 978-4-334-10397-2 光文社新書 判型:新書判ソフト 旧統一教会 大江益夫・元広報部長懺悔録樋田毅/著 この世に真実を語り残しておきたい――。1992年に統一教会の広報担当になり、翌年から‘99年まで約7年間にわたって広報部長を務めた大江益夫氏。『彼は早稲田で死んだ』で第53回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した著者が、その生い立ちから60年近く過ごした旧統一教会での日々、そして病を患ってからの心境の変化まで、大江氏の心のうちに肉薄。 早大原理研究会、川口大三郎君事件、霊感商法、元世界日報編集局長襲撃事件、幻のクーデター計画、自民党・自衛隊との関係、日韓トンネル、赤報隊事件、教団本部への送金問題、そして教団の未来……。旧統一教会とはいかなる組織な
【なぜ彼らは献身し、国家を模倣するのか?】 20年にわたるフィールドワーク、その成果のすべて。 ----- 「絶対に『人間革命』をお読みなさいよ。全部本当なんですから―ウソじゃないの!」(2007年9月14日早朝、著者と古参の婦人部員との電話より) ----- 創価学会の信者として生きるとは、どういうことか。 彼らはなぜ、いかにして、池田大作の言動を聖典としてきたのか。 「広宣流布」に生活を捧げる者、教義の学習と教育に献身する者、あるいは、信者家庭に生まれ育ち苦悩する者…… 二〇年以上にわたって創価学会員コミュニティに分け入り、彼らと交流を重ねたフィールドワークの成果と、文献資料を渉猟しての綿密な理論的分析が、ここに結実した。 国内八〇〇万世帯・海外二〇〇万人以上とも謳われる信者を擁し、「人間革命」を標榜するこの宗教組織が、日本社会にとってどのような意味をもつのか。それを知るための、必読書
●頼富 本宏:1945年、香川県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。著書に『密教とマンダラ』(講談社学術文庫)、『空海と密教 「情報」と「癒し」の扉をひらく』(吉川弘文館)、『『大日経』入門‐慈悲のマンダラ世界』『『金剛頂経』入門‐即身成仏への道』(ともに大法輪閣)など多数。2015年逝去。 はじめに 【観音菩薩の起源と流伝】 観音菩薩とは/観世音か、観自在か/観音のイラン的要素/観音菩薩を説く経典/インドの観音菩薩像/中国における観音菩薩の展開/日本における観音菩薩の展開/チベットと観音菩薩/頭頂の化仏/密教化された観音/観音菩薩の浄土 【観音菩薩のすがたとその意味】 六観音信仰/聖観音の成立/聖観音の形像/十一面観音の成立/十一面観音の形像/十一面観音の信仰/千手観音の成立/千手観音の形像/千手観音の信仰/不空羂索観音の成立/不空羂索観音の形像/不空羂索観音の信仰/
発売日 2024/05/22 判型 四六判 ISBN 978-4-336-07607-6 ページ数 341 頁 Cコード 1015 定価 3,300円 (本体価格3,000円) 部派仏教へのまなざしから読みとく大乗仏教史 インドにおける小乗蔑視の発生と受容、中国における小乗蔑視の受容と小乗批判の発生、そして、日本における小乗蔑視と小乗批判との受容―― 大乗仏教が辿ってきた道を、大乗経から中観派、唯識派、最澄まで多彩な文献を用いて説きあかす。 小乗批判から生まれた、本来の大乗仏教と異なる「日本式大乗仏教」とは何か。 日本人の大乗仏教理解に再考を迫る。 大竹晋 (オオタケススム) 1974年、岐阜県生まれ。筑波大学卒業。博士(文学)。 現在、仏典翻訳家。 【著書】『宗祖に訊く』『大乗起信論成立問題の研究』『大乗非仏説をこえて』『セルフ授戒で仏教徒』(以上、国書刊行会)、『唯識説を中心と
道教・仏教・民間信仰が混ざりあい、地域による違いを保ったまま複雑に展開する中華圏の宗教。六朝時代から現代に至るまで信仰される、関帝・媽(ま)祖(そ)・八仙などの神々を時代やテーマ毎に紹介する。『西遊記』『封神演義』などの文芸にも影響を受けて変容する姿と特徴を解明。中国および日本の文化に影響を与えてきた実態をわかりやすく解説する。 現代も生きる宗教文化―プロローグ 民間信仰と三教の関係 三教と民間信仰 難しい資料の扱い 民間信仰の神世界 『三教捜神大全』とは 上位神仙と自然の神 武勇の神々と神僧 道教の神仙世界 古い時期の神々と仙人 道教伝授の系譜 変容する仙人 通俗文芸と中華の神々 『西遊記』と『封神演義』 雑劇にみえる信仰 地域で異なる神々の世界 地域と信仰 南方の習俗 北方の習俗 華人信仰の伝播と変容 東南アジアの信仰 日本に伝わる民間信仰 複雑な中華の信仰世界―エピローグ あとがき
発売日 2024/04/16 判型 四六判 ISBN 978-4-336-07635-9 ページ数 256 頁 Cコード 0014 定価 3,520円 (本体価格3,200円) 信仰に覚醒するのは、人の持つ直観の才覚に依っている。そこに直観研究の原点と意義が見出される。しかしいざそれは何かと問われると、直ちに即答は難しい。それほどに分かっているようで、不分明なものである。 本書はこの「直観」がイスラームにおいてはどのように把握され、解釈されてきたかを、古典と現代の文献に依拠しつつ可能な限り解明しようとする。幾多の学識者の見解はもとより、原典であるクルアーンと預言者伝承における同課題の扱われ方についてもかなりの頁数を割いて整理、分析している。 このような、ほとんど突っ込んで解析されてこなかった分野を明らかにすることは、宗教信仰に新たな分析の光を当てる試みといえる。そしてこれは「信仰学
昨今、仏教研究は進展を見せ、従来の常識は大きく書き換えられつつある。 「日本仏教」とは何かから説き起こし、古代から中世の仏教の思想と歴史の流れを、聖徳太子・空海・法然・親鸞・道元・日蓮などをキーに解き明かしていきます。 そして、明治維新以降、西洋の文明に触れて大きな変貌を遂げた日本仏教が、日本の近代社会の中で果たしてきた役割を改めて問い直します。廃仏毀釈に始まり、日清・日露戦争を経て、大正デモクラシー、日中戦争から第二次世界対戦を経験する中で、仏教は重要な位置を占めています。戦後復興、そして大震災などに対して、実践としての仏教があらためて登場しつつある現状の意味を問うていきます。 また、日本仏教の深層にある思想的、歴史的な背景を読み解いていきます。葬式仏教にどのような意味があり、どのような思想を背景にしているのか。日本仏教のおおきな特色となっている「大乗仏教」の起源を探ります。また神と仏の
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