前回からの続きです。かなりこゆい話です。 コンビニ加盟店支援者必見。 前回は、食品添加物を過剰に避ける傾向があるために、食品の保存期限が短くなり、食品廃棄増加の大きな要因になっているという話をしました。賢明なる読者諸氏はお気づきのように、これは食品廃棄が(やむをえず)多くなる理由ではあっても、わざわざ(積極的に)食品廃棄にノルマを課すような理由にはなりません。 で、今回は二番目のポイント、すなわち、いわゆる「廃棄チャージ」問題についてです。むしろこっちが本論です。 まず、廃棄チャージとは以下のような考え方です。 コンビニの場合、フランチャイズ契約といって、商標などを使う代わりに、売上総利益(いわゆる粗利)の一定割合(チャージ)を本部に上納します。チャージはロイヤリティーとかフィーとも呼ばれます。売上総利益は、売上から売上商品原価(いわゆる原価)を引いたものになります。ところが、商品には万引