もし貴方がぎっくり腰で針灸にかかったとき、鍼灸師が手の甲に針したら「腰痛って言ったのに話し聞いてたのかな?」って思いますよね。 さらに首が痛いとか寝違えたときの治療をお願いしても、やっぱり手の甲に打たれたら「この針灸師はハズレだな!!」ってなりませんか?(笑) 腰が痛ければ腰を治療して欲しいし、首が痛いときや寝違えのときは首を治療して欲しい。 鍼灸を勉強する前の僕だったら確実にそう思います。 ところが困ったことに、腰の痛みを治す腰腿点(ようだいてん)、寝違えを治す落枕(らくちん)というつぼの場所は手の甲にあるんですよね。 どうしてこんなことになったんだろう・・・ 怪しい教祖のやる神秘の演出でしかないよね? 東洋医学の勉強をしてからずーっと考え続けておよそ15年。 その答えはプラナリアの記憶実験にあるような気がしました。 切れば切るほど増える生き物プラナリア 移植手術でもドナーの記憶を引き継